シンガポール初！世界遺産「ボタニックガーデン」の見どころ徹底ガイド

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• はじめに
•    東京ドーム13個分の広さ
• ボタニックガーデンの入り口
•    【1】タングリンゲート
•    【2】ナッシムゲート
•    【3】ブキティマゲート
• 見どころ①スワンレイク
•    優雅に泳ぐ白鳥と、白鳥の彫像
• 見どころ②ジンジャー・ガーデン
•    ショウガの蕾や花
•    ハリア
• 見どころ③ナショナル・オーキッド・ガーデン
•    VIPオーキッドガーデン
•    ミストハウス
•    クールハウス
• 見どころ④シンフォニーレイク周辺
•    ヘリコニアウォーク
•    ショパンの彫像
•    シンフォニーレイクのステージ
• 見どころ⑤ナッシムゲート周辺
•    エボリューション・ガーデン
•    ヒーリング・ガーデン
•    フード・キャノピー
• 見どころ⑥ブキティマゲート（MRTボタニックガーデン駅）周辺
•    ジェイコブ・バラス・チルドレンズ・ガーデン
•    エコレイク
•    ブーゲンビリア
• その他の見どころ
•    レイン・フォレスト
•    ボタニックガーデンで出会える動物たち
• さいごに

見どころ③ナショナル・オーキッド・ガーデン

• オーキッドプラザの時計台
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ジンジャーガーデンを過ぎたらすぐ、オーキッドプラザという、時計台のある広場に出ます。ここにあるのが、一番の見どころ、ナショナルオーキッドガーデンです。なんと約1,000の原種、約2,000の交配種の洋ラン、約6万株が3ヘクタールの丘に集められているという、世界最大級の蘭園なのです。ここだけ5ドルの入園料がかかりますが、見事な蘭の数々で、5ドル以上の価値を感じられるでしょう。

• 黄色いオンシジウムのアーチ
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園内は、様々な種類の蘭が一年中咲き乱れ、訪れる人たちを魅了しています。

VIPオーキッドガーデン

• バーキルホール内で、VIPが訪れた際の写真などの展示が見られます
• 昭和天皇の名が付けられた、深紅の蘭
• 故ダイアナ妃の名前がついた蘭

ここでは独自で交配した新種の蘭に、ここを訪れた世界のVIPの名前を付けており、故ダイアナ妃や、雅子皇太子妃、サッチャー元首相などの著名人の名前の付いた蘭を見ることができます。まずは「バーキルホール」という建物に入って、VIPと新種の蘭についての写真や解説を見てから、その奥に進みVIPの蘭を鑑賞してみましょう。

またバーキルホール横には、シンガポールの国花「バンダ・ミス・ジョアキム」が咲くエリアがあるり、ここも必見です。

ミストハウス

• 色鮮やかな胡蝶蘭の数々
• カラフルなたくさんのカトレア

さらにナショナルオーキッドガーデン内を北側に進むと、ミストハウスが現れます。ここは高湿度を好む蘭が集められており、ときどき水滴が落ちてくるほどの湿度が保たれています。南国らしい雰囲気の庭には、普段見ることのできない珍しい蘭もたくさんあるので、見ていて飽きることがありません。

クールハウス

森の中のボードウォークを進むと、クールハウスに着きます。標高の高い地域を再現しているので、中はとても涼しく、暑さで疲れた体を癒してくれます。ミストハウスのようなカラフルなお花は少ないですが、ウツボカズラなどの珍しい植物があったり、じっくり観察してみると面白いですよ。

見どころ④シンフォニーレイク周辺

ヘリコニアウォーク

• パームバレーとシンフォニーレイク
• ヘリコニアウォーク

オーキッドガーデンを出て左方向を見ると、広い芝生のパームバレーの向こうに、シンフォニーレイクが見えます。パームバレーを左に見ながら進むと「ヘリコニアウォーク」へ出ます。

別名オウムバナというヘリコニアは、オウムのくちばしのような形をした、赤と黄色のコントラストがきれいな南国の花。ヘリコニアが小道の両側にびっしりと並ぶ中を歩くと、南国気分も盛り上がります。フォトスポットとしてもオススメです。

ショパンの彫像

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ヘリコニアウォークを歩いていると、楽しそうにピアノを弾いているショパンの彫像が現れます。この像はポーランドから贈られたものだそう。

シンフォニーレイクのステージ

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ショパンの彫像が見下ろすシンフォニーレイクでは、湖の中にあるステージで週末に演奏会が開かれ、芝生の上でのんびりと鑑賞できるようになっています。朝に訪れると、きれいに咲く蓮の花を見ることができますよ。

写真を撮ったり休憩したりしているうちに、10分ほどでナッシムゲートに着きます。この頃には暑さでふらふらかと思いますが、カーサ・ベルデでランチやお茶ができるのでご安心ください。お土産を買いたい方は、ここでゲットできます。

見どころ⑤ナッシムゲート周辺

エボリューション・ガーデン

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ナッシムゲートの近く、エボリューションガーデンでは、地球が誕生してから現在までの、植物の進化を歩きながらたどれるようになっています。シダやソテツ、コケなど、花のない世界はちょっと地味ではありますが、恐竜が現れて来そうな古代の雰囲気を味わうことができます。

ヒーリング・ガーデン

• 各効能が書かれた看板
• こんな可愛らしいお花も薬草なんですね

エボリューションガーデンの東側に、ヒーリングガーデンという薬草が集められた庭があります。呼吸器・循環器系、消化器系、筋骨・皮膚などの効能ごとに植えられて、それぞれに説明のボードがあります。ビワやサトウキビなどの身近な植物も薬用とされていたり、面白い発見があるかも。意外と広いので時間のない方にはオススメしませんが、薬草に興味のある方はぜひのぞいてみてください。

フード・キャノピー

またヒーリングガーデンの東側には、フード・キャノピーという7店舗が集まったホーカーがあるので、お腹が空いた時も喉が渇いた時も気軽に立ち寄れてとても便利です。

見どころ⑥ブキティマゲート（MRTボタニックガーデン駅）周辺

ジェイコブ・バラス・チルドレンズ・ガーデン

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ヒーリングガーデンからさらに北上した、ボタニックガーデンの南の端に、子供達が楽しく遊べるエリアがあります。ここは12歳以下の子供とその同伴者の大人のみが入場でき、大人だけの入場は不可。子供たちは安心して遊べますね。

MRTの駅があるブキティマゲートから歩いて10分ほどですが、車寄せもあるので、直接車でチルドレンズガーデンに来ることもできます。

エコレイク

• 出典：commons.wikimedia.org

チルドレンズガーデンからブキティマゲート方面に進むと、エコレイクという美しい湖が見えて来ます。ここには黒鳥やカモなどの水鳥が生息し、ときどき陸地に上がって愛嬌をふりまいてくれますよ。湖を眺めながらピクニックするのも気持ち良さそうです。

ブーゲンビリア

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エコレイクの西側（ブキティマゲートを入って真っ直ぐ歩いて来たあたり）に、赤や黄色、オレンジなどの鮮やかな色のブーゲンビリアが咲き乱れるエリアがあります。

カラフルで美しいブーゲンビリアは、遠くからでもすぐに見つけられるほど。あまりのきれいさに引き寄せられてしまいますが、屋根がなく暑いエリアなので、写真を撮ったらすぐに退散しましょう。

そのまま北上すると、MRTボタニックガーデン駅のあるブキティマゲートに出ます。これで、タングリンゲートからのボタニックガーデンのご案内は終了です。

その他の見どころ

レイン・フォレスト

植物好きで、お時間のある方にぜひ訪れてほしいのが、レインフォレストトレイルです。ナショナルオーキッドガーデンの入り口前、オーキッドプラザにあるフォレストプラザの脇の道から、レイン・フォレストに入れます。

ここでは南国ならではの熱帯雨林の中を散策しながら、奇妙な形をした木々や植物を観察できます。「絞め殺しの木」と呼ばれるイチジクの木があり、木根を他の木にからませている様子はとても迫力があります。

なお、毎月第一土曜日午前10時から、先着30名で日本語ガイドツアーが開催されているので、興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか。

ボタニックガーデンで出会える動物たち

• オオトカゲ
• 花の蜜を吸うタイヨウチョウ

白鳥や黒鳥の他にも、ボタニックガーデンには多くの動物が住んでいます。中でも有名なのがオオトカゲ。道ばたや木陰でじっとしていることが多く見つけづらいですが、出会えたらラッキーですよ。

リスやニワトリ、きれいな色の鳥など、色々な生き物に出会えるのも、ボタニックガーデンの魅力のひとつ。ゆっくりと散策して、動物達を探してみましょう。

さいごに

今回ご紹介したスポットをすべて見るのはかなり大変です。2〜3カ所に絞るか、2日に分けて半分ずつまわってみるのもいいかもしれません。

ご存知のとおり高温多湿のシンガポールでは、10分歩くだけでもかなり体力を消耗します。帽子や日傘、サングラス、飲み物を忘れずにお持ちください。持参した飲み物がなくなってしまっても、ところどころにショップがありジュースやお水を買うことができます。

また、ご紹介した以外にもボタニックガーデンにはたくさんの見どころがあるので、自分で歩きながら好みのスポットを見つけてみてくださいね。