写真：トラベルライタースペインの「グラナダ」は、ヨーロッパのなかでもイスラム文化を特に感じられる街。世界遺産のアルハンブラ宮殿があることで有名ですが、それだけではありません。周辺散策や、スペインならではのバル巡りなど、グラナダでしたいことを紹介します。
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かつての王都、スペインのグラナダ
スペインの都市、グラナダ。アルハンブラ宮殿があることから、スペイン有数の観光地としても知られています。
グラナダが位置するのは、スペインの南部。首都マドリードからは、飛行機、高速鉄道（AVE)、長距離バスのいずれかを利用して訪れることができます。
筆者のおすすめは、グラナダに1～2泊滞在すること。広大な敷地をもつアルハンブラ宮殿は、観光するのに半日～1日は必要となります。さらに街歩き、買い物、グルメなども楽しむことを考えると、宿泊してゆったり過ごすことで、他の都市とは異なるグラナダならではの魅力を感じられるはずです！
それでは以下より、グラナダでしたいことを紹介します。
グラナダ観光の定番！世界遺産「アルハンブラ宮殿」を訪れる
写真：トラベルライター街を見下ろす丘の上にあるアルハンブラ宮殿。敷地が広いので、歩きやすい靴で行きましょう！
グラナダという地名よりも「アルハンブラ宮殿」というスポットの方が有名なのではないでしょうか。歴史の教科書にも出てくるアルハンブラ宮殿は、イスラム王朝が支配していた時代に造られた建築物で、イスラム勢力の最後の舞台となった場所です。
現在残されているのは、イベリア半島最後のイスラム王朝・ナスル朝の時代の建築とされ、初代ムハンマド1世が建築に着手し、その後のムスリム政権下で増築された建物です。
- 写真：トラベルライター鏡張りの風景が有名なコマレス宮。きれいな写真が撮れるスポットです。
- 写真：トラベルライターライオン宮の噴水。
グラナダの丘の上に建つアルハンブラ宮殿。広い庭と、重厚な複数の建物からなります。スペインにありながらイスラム風の建築群を見ることができ、壁の装飾や彫刻は圧巻です！
特に有名なのは、水面に建物が鏡写しになる光景が見られる、コマレス宮。さらに、ライオンを形どった噴水があることで知られる、ライオン宮です。
アルハンブラ宮殿に行くなら事前予約を！
- 写真：トラベルライターアルハンブラ宮殿の入場チケット。入場できる時間がチケットごとに異なるので要チェックです。
世界中から観光客が訪れるアルハンブラ宮殿。非常に人気な観光地であり、入場は容易ではありません。チケットの入場時間は30分ごとに区切られていて、予約または当日券の2通りの方法で購入することができます。
しかし、当日券は早朝から並んでやっと手に入れることができる程度なので、事前予約をおすすめします！予約はネット上で、訪れる3か月前から行うことができます。1～2か月前には売り切れている場合が多いので、なるべく早くチケットを手に入れましょう！
- アルハンブラ宮殿
- スペイン / 建造物 / 城・宮殿
- 住所：Calle Real de la Alhambra, s/n, 18009 Granada,Spain地図で見る
- Web：http://www.alhambra-patronato.es/
アルバイシン地区でアラブ雑貨を物色！
- 写真：トラベルライター所せましと店が並びます。
アルハンブラ宮殿からグラナダ大聖堂の方面に歩いて下っていくと、商店が立ち並ぶエリアに着きます。ここがアルバイシン地区です。飲食店、宿泊施設などもこの付近にたくさんあります。
アルバイシン地区の特徴は、アラブ風の雑貨店が所せましと並んでいることです。バブージュや、トルコランプ、モロッカングラスなどを買い求めることができます。店舗によって値段や置いてある柄が微妙に違うので、様々な店をはしごするのがおすすめです。
- 写真：トラベルライターアラブ風の布ものや小物がずらり。
スペインにいながらイスラム風の雑貨を物色できるのは、グラナダならではです。日本で買うよりも安く手に入れることができるので、ぜひお気に入りの雑貨をお土産を自分用にも見つけてみてください！
荘厳なグラナダ大聖堂を訪れる！
- 写真：トラベルライターグラナダ大聖堂の外観。
アルハンブラ宮殿に次ぐ、グラナダの観光スポットがグラナダ大聖堂です。存在感のある大聖堂には、時間を問わず多くの観光客が訪れます。
中は撮影禁止ですが、高い天井の大礼拝堂や、ステンドグラス、パイプオルガンなど、見所はたくさんあります。煌びやかな装飾は必見です！この付近には商店や飲食店も多いので、街を散策しながら、大聖堂にも立ち寄るのがおすすめです。
