スイスがワインの名産地ということをご存知でしょうか?日本ではあまり見かけることがないスイス産ワインですが、理由は高品質でスイスの国内で人気が高い為、ほとんどが輸出されていないそうです。レマン湖の湖畔のブドウ畑は絶景で、スイスらしい景色の1つで、ベストシーズンは4〜9月頃です。ワイン好きの方もそうでない方も、気軽に行ける1時間散策コースを、筆者が撮影した写真と併せてご紹介します。
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ブドウ畑1時間散策コース
地図上のA地点:Chexbres-Village Gare(シェーブルビレッジ駅)という丘の上の駅から、地図上のB地点:Rivaz Gare(リヴァ駅)というレマン湖畔の駅まで下っていきます。距離は約1.5Kmですが、散策しながら下ってだいたい1時間ぐらいかと思います。
Geneve station(ジュネーブ駅)からChexbres-Village Gare(シェーブルビレッジ駅)へ
行き方はいろいろあります。乗り換え回数が少ないのは、Geneve station(ジュネーブ駅)からBrig Gare(ブリーグ駅)方面の電車に乗り、Vevey Gare(ヴヴェイ駅)でPuidoux-Chexbres(ピュイドゥーシェーブル駅)方面に乗り換え、Chexbres-Village Gare(シェーブルビレッジ駅)で下車するコースで、オススメです。
1時間半ぐらいかかりますが、景色が綺麗なので退屈することはありません。行き帰りともに本数は少ないので、出発前に帰りの分も含めてgoogle map等で電車の発着時間を調べておくことをお勧めします。
- シェーブルビレッジ駅
- スイス / 駅・空港・ターミナル
- 住所:Chexbres-Village, Chexbres, Schweiz地図で見る
Chexbres-Village Gare(シェーブルビレッジ駅)からワイン畑散策へ
方向指示標識や道の表示、目印となる建物が少ないので、写真付きでご説明します。冒頭に載せている地図とあわせてご確認下さい。
Chexbres-Village Gare(シェーブルビレッジ駅)はピンク色の駅舎が可愛らしい駅です。
線路沿いに東方向に坂を下っていきます。
つきあたりを南(右)に曲がります。
この道をまっすぐ1分程歩くと、目の前にブドウ畑とレマン湖が広がる絶景に出会えます。
柵もブドウ柄。細かいところまで可愛いです。
西(右)に坂を下っていきます。
Route des Corges(コルジュ道路)という道を下っていきます。
途中何ヵ所か方向指示標識があります。「Rivaz」と書いてある方に進んでください。
Route des CorgesはRoute des Sallaz(サラ道路)という道につながっています。ワイナリーやワイン専門店が立ち並ぶエリアに到着します。カラフルな建物が可愛らしいです。
5分程歩くとまたブドウ畑が広がります。
上から見るブドウ畑も美しかったですが、下から見るブドウ畑は迫力があります。
近づいて見ると小粒で可愛らしいブドウがなっています。農家の方が育てていらっしゃるので、触らないようにしましょう。
Route des Sallaz(サラ道路)をずっと下って行くとRoute Cantonale(州道)に到着します。見にくいのですが、写真左側のパーキングのマークのすぐ奥に階段があります。
- 出典:www.google.co.jpgoogle ストリートビューより
この階段を下り、地下通路を通ったらRivaz Gare(リヴァ駅)に到着です。
レマン湖を眺めながら、電車を待ちましょう。
Rivaz Gare(リヴァ駅)からGeneve station(ジュネーブ駅)へ
帰り方もいろいろあります。乗り換え回数が少ないのは、Rivaz Gare(リヴァ駅)からVallorbe Gare(バローベ駅)方面の電車に乗り、Lausanne Gare(ローザンヌ駅)でGeneve Station(ジュネーブ駅)方面に乗り換え、Geneve station(ジュネーブ駅)で下車するコースです。行きのルートとしてご紹介したルートより湖畔側を走るので、行き道とは違う景色を楽しむことができます。
行きと帰りのルートを逆にしても行くことはできますが、ご紹介したルートにすれば下り坂ばかりなので、体力的に楽です。またレマン湖の方に向かって坂を下る方が、より景色を楽しめると思います。
- レマン湖(ジュネーブ湖)
- スイス / 自然・景勝地
- 住所:Lac Léman地図で見る
- Web:https://www.myswitzerland.com/ja/lac-leman.html