【スイス】ロートホルン鉄道とブリエンツクルーズ

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• かわいらしい蒸気機関車で天空のロートホルンへ
•    ロートホルン鉄道とは
•    ロートホルン山頂
• 遊覧船に乗ってブリエンツ湖のクルーズへ
•    ブリエンツ湖

かわいらしい蒸気機関車で天空のロートホルンへ

• 写真：Oliveロートホルン駅

ブリエンツの町は、国際空港のあるチューリッヒから列車で約2時間半の場所に位置します。列車でブリエンツの町に到着すると、道路を挟んだ目の前がロートホルン鉄道の始発駅・ブリエンツ駅。標高566mのブリエンツから2,252mのロートホルン山頂まで、約1時間かけて登るSLは、ブリエンツで人気ナンバーワンのアクティビティです。

• 写真：Olive解放感抜群で気持ちいぃ～♪

小さな赤い客車と緑の機関車は、そのフォルムの可愛らしさで大人気。天気の良い日は、窓ガラスもオープンなので、解放感も抜群。ヨイショ！ヨイショ！とばかりに、蒸気を出して山を登る姿は、「がんばれ～！」と声をかけたくなるいじらしさです。

ロートホルン鉄道とは

• 写真：Oliveおもちゃみたいに可愛らしい

ロートホルン鉄道は、1892年創業という長い歴史を持つ、スイスで唯一定期運航しているアプト式蒸気機関車。SLとしては、世界一の急こう配で、スイスで唯一電化されていない鉄道です。世界の鉄道マニアの憧れの的なのです。

• 写真：Olive

時速8kmというスローペースですが、写真撮影には最適のスピード。四方には牛や羊が草を食む緑の草原と花畑が広がり、眼下にはエメラルドブルーに輝く湖と、おもちゃ箱をひっくりかえしたような街並みも見えます。途中の停車駅で降りて、ハイキングを楽しむこともできます。

• 写真：Olive

360度の景色に気分爽快でテンションもマックス！森林限界を越えて中間駅ブランアルプに停車すると、機関車の給水する様子も見学できます。耳をすませば、遠くからはカウベルの音色が心地よく響いています。

• 写真：Olive

ロートホルン山頂

• 写真：Olive言葉を失う美しさ！

山頂のブリエンツァー・ロートホルン駅から5分ほど歩くと、ロートホルンの山頂2,298mに到着です。目の前に広がるベルナーアルプスの大パノラマと眼下に細長くのびるブリエンツ湖、悠久の時を経て自然が作りだした絶景に、言葉を失います。

• 写真：Olive

付近には、ホテルやレストランも完備しています。ここのホテル・ロートホルン・クルムは、夕焼けと朝焼けが両方楽しめるホテルとして人気です。

• 写真：Olive

頂上の左端、白い建物がホテルです。最終電車が下りた後は、宿泊者だけが山頂を占領できるなんて素敵ですよね。

遊覧船に乗ってブリエンツ湖のクルーズへ

SLでロートホルンを楽しんだ後は、遊覧船に乗ってショートクルーズを楽しみましょう。

• 写真：Olive

ブリエンツ湖では、ユングフラウ地方へのゲートシティとして便利なインターラーケンからブリエンツ間を運航。列車だと特急で片道18分、各駅停車でも23分ですが、遊覧船に乗ると1時間30分のクルーズとなります。時間はかかりますが、船上からしか見ることのできない景色を、ゆったりと楽しむのも旅先の醍醐味ではないでしょうか？

• 写真：Olive

遊覧船の運行期間は毎年4月上旬から10月中旬です。ブリエンツの乗船場は、列車駅の後ろ側にあります。ブリエンツ駅をはさんで、前にSLのロートホルン駅、後ろに乗船場があり、アクセスは大変便利。

ブリエンツ湖

• 写真：Olive

ブリエンツ湖は、ベルナーアルプスの北に位置し、湖から流れ出る水は、隣のトゥーン湖を経てアーレ川に注ぎます。広さは約30k㎡、平均の水深は173m。湖の長さ約14km、幅は約2.8kmの東西に細長い形状です。

• 写真：Olive

アルプスの氷河が注ぐ湖は、陽の光を浴びてエメラルド色に輝きます。湖畔には小さな村や集落が点在していて、湖を右へ左へと各停泊場にジグザグに進むので、変化に富んだ景色を楽しむことができます。陸上や山頂から見る景色とは、一味違う景色を堪能できますよ。

船上を吹き抜ける風も心地よく、船ならではの、ゆったりとした時の流れが幸福感を倍増してくれることでしょう。船内では食事も可能です。

• 写真：Olive

エーデルワイスとリンドウのペイントが楽し気な「ユングフラウ号」。他には、外輪蒸気船の「レッチベルク号」があります。