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日和佐うみがめ博物館カレッタを見学しよう(※一時休館中)
大浜海岸に面した場所にある「日和佐うみがめ博物館カレッタ」は、ウミガメの生態などについて学んだり、生きているウミガメを鑑賞することができる施設です。かわいらしいウミガメは子どもに人気ですが、大人でも楽しめる展示内容となっているので、ぜひ入館してみましょう。
1階
1階は、ウミガメの進化の歴史や生態、世界で生息しているウミガメについて学べます。人類の歴史を大きく上回る2億年にもなるカメの歴史に思いをはせたり、原寸大で展示された世界のウミガメを見学し、その大きさを感じてみてください。
生きているウミガメを実際に見ることもできます。子ガメ水槽ではかわいい子ガメが泳ぐ様子が眺められるので、子どもにも人気です。
2階
2階には、ハイビジョンシアターがあり、ウミガメについての映画を見ることができます。また、展望コーナーを備えているので、博物館の見学途中にひと息つくのに適しています。こちらから見える大浜海岸はとても美しいです。
屋外
ただよううみがめ館
屋外にある「ただよううみがめ館」では、多くの種類のウミガメが公開されています。大型のウミガメもおり時々近付いてくるので、じっくりと観察することができます。
こちらでは、ウミガメを水槽の下側からガラス越しに見ることもできます。ゆっくりと泳ぐ大型のウミガメを真下で眺める、貴重な体験をしてみてください。
大ガメプール
屋外の飼育プールには、体重120kg、甲羅の長さ約1メートルにもなる、大型のウミガメがおり、間近で見ることができます。多数のウミガメがいますが、その中には、昭和25年生まれで世界最高齢のものもいるんです。このウミガメは、平成22年に「浜太郎」と命名されています。
タッチプール
タッチプールは、泳いでいる魚に触れることができる、子どもに人気の施設です。小さなプールに多数のクマノミが泳いでいるので、水の中にそっと手を入れて触れ合ってみてください。
※日和佐うみがめ博物館カレッタは、施設リニューアルのため、2023年6月1日(木)~2025年夏頃まで一時休館しています。
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- 日和佐うみがめ博物館カレッタ
- 徳島 / 一人旅 / 博物館 / 遊び場 / 観光名所
- 住所:徳島県海部郡美波町日和佐浦370-4地図で見る
- 電話:0884-77-1110
- Web:http://caretta-hiwasa.com/
道の駅日和佐に立ち寄ろう
国道55号線沿いにある道の駅日和佐は、物産館や観光案内所、産直館などを備える、美波町の観光拠点です。JR牟岐線の日和佐駅前にあり、列車で訪れた人にも利用しやすくなっています。
物産館には、主に美波町の特産品や徳島銘菓が販売されています。観光情報の提供や手荷物の預かりなども行っていますが、列車の切符も取り扱うなど、地元の方にとってもなくてはならない施設となっています。
産直館では、地元で採れた新鮮な野菜や果物のほか、魚介の加工品まで幅広く販売しています。パンやスイーツ、ご飯類もあります。ここにしか無いものを買い求めるのも、旅の楽しみの一つでしょう。
産直館と物産館の間には、足湯館があります。こちらの足湯は、敷地内で湧いている温泉を利用しており、一度に20人が入れる本格的なものです。更衣室が設けられており、タオルも100円で販売されているので、気軽に利用できそうですね。
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- 道の駅 日和佐
- 徳島 / 道の駅・サービスエリア / 足湯・手湯 / レンタサイクル / ソフトクリーム / おみやげ屋
- 住所:徳島県海部郡美波町奥河内字寺前493-6地図で見る
- 電話:0884-77-2121
- Web:https://www.sk-michinoeki.jp/michinoeki/335
この記事を書いたトラベルライターから一言
2019年の夏に、初めて徳島県を訪れてみました。当初は徳島駅周辺をめぐる予定でしたが、せっかくだから南のほうへと足をのばしてみようと考え、美波町まで向かいました。日和佐地区には、魅力的な観光スポットが点在しており、景色も素晴らしかったので、来て良かったと思いました。徳島市からは列車で約1時間半、車で約1時間10分ほどかかりますが、わざわざ行く価値はあるのではないでしょうか。(ゆきたか)