どっちの宮殿が好み?イスタンブールの世界遺産、地下宮殿とトプカプ宮殿

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   2017年9月13日更新

魅力的な観光スポットが密集するトルコ、イスタンブール。なかでもスルタンアフメット地区は観光の中心地です。そんなスルタンアフメット地区に、まったく異なる魅力を持つ2つの宮殿があるのをご存知ですか?今回は世界遺産にも登録されている地下宮殿とトプカプ宮殿をご紹介します。

観光の中心、スルタンアフメット地区

イスタンブール歴史地域世界遺産にも登録されていて、観光スポットが密集している場所です。なかでもスルタンアフメットは、あのスルタンアフメット・ジャーミィ(ブルーモスク)やアヤソフィアがある最も有名な地区のひとつです。

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  • スルタンアフメット・ジャーミィ
  • アヤソフィア

実はこのスルタンアフメット地区には2つの"宮殿"があります。どちらもトラムのスルタンアフメット駅からすぐ!いったいどんな"宮殿"なのでしょうか?

地下宮殿

宮殿といわれているけれど...

日本語では地下宮殿といわれていますが、トルコ語ではYerebatan Sarnıcı(イェレバタン・サルヌジュ)といいます。Yere「池に」batan「沈んだ」Sarnıcı「貯水池」という意味で、実際は周辺地域の水がめとなっていました。

  • 地下宮殿 チケット

20TL(約640円)、チケットを購入していざ内部へ!

まさに"宮殿"のような貯水池

地下宮殿は4世紀から6世紀ごろに造られたとされています。イスタンブールがまだイスタンブールと呼ばれるよりずっと以前からある貯水池で、オスマン帝国時代にはトプカプ宮殿のスルタンたちの喉を潤したといいます。

  • 地下宮殿

観光スポットになっているものの、いまでも水が溜まっていて、魚が泳いでいる姿にはさすがにビックリさせられます。観光客が投げていくコインが水中でキラキラと光り、より一層幻想的な雰囲気を演出しています。

  • 地下宮殿
  • 地下宮殿

内部は薄暗く少しひんやりとしていて、コリント様式の柱とアーチがずーっと続いている様子はまるで宮殿のような造りそのものです。何世紀も前の東ローマ帝国時代の宮殿にタイムスリップしたかのような気分を味わえる、静かで神秘的な空間です。

見どころ!メデューサの首

宮殿の一番奥まで歩いて行くと、ギリシア神話に登場するメデューサの首が横たわっています!

  • 地下宮殿 メデューサの頭
  • 地下宮殿 メデューサの首

それも2体もあり、一方は逆向き、もう一方は横向きになっています。当時、建築資材が足らなくなったので、流行遅れの在庫処分としてメデューサの首が使われたという説もあります。

かなり古い時代に造られたのにもかかわらず、1984年の大改修のときに、泥が取り除かれてはじめて発見されたというのだから驚き!東ローマ帝国時代の面影をいまにも残していることを体感できるスポットです。約30分で見学できます。

地下宮殿

トルコ / 遺跡・史跡

 

住所:Yerebatan Caddesi 1 34110 Alemdar İstanbul

トプカプ宮殿

オスマン帝国時代の支配者の居城

トプカプ宮殿はアヤソフィアのちょうど裏側に位置する宮殿で、オスマン帝国時代のスルタン(皇帝)たちの居城でした。

  • トプカプ宮殿

約400年ものあいだ政治や文化の中心として栄えた、トルコの歴史上とても重要な場所です。

  • トプカプ宮殿 チケット

チケット40TL(約1,280円)を入口で購入します。

一つの街のような宮殿内部

海に囲まれた丘の上に建つトプカプ宮殿はとにかく広い!

  • トプカプ宮殿

緑豊かな広い庭園を抜けると、ようやく宮殿らしき建物に到着です。

  • トプカプ宮殿

キレイに手入れされた第2庭園は、足休めにちょうどいい場所です。

トプカプ宮殿は、メフメット2世が1460年代に着工して以来、スルタンたちによって当時の建築様式に従って増築を重ねてられてきました。

  • トプカプ宮殿
  • トプカプ宮殿

そのため、トプカプ宮殿は一つの大きな建物ではなく、大小様々な建物、部屋の複合体のような造りになっています。

  • トプカプ宮殿

迷子になるんじゃないか?というくらいこまごまとした部屋や渡り廊下、小さな庭、、、。小さな街のいろんな家を見学しているような感覚で楽しめます!細部の大理石や格子のデザインも、部屋や建物ごとに微妙に異なるので見飽きることがありません!

  • トプカプ宮殿

宮殿内にはハレムやスルタンの私室、宝物館や東洋陶磁展示館などがあり、少しお高いチケット代も全然気にならないくらい、見どころ満載の宮殿で、何時間あっても足らないくらいです。

美しいタイルにも注目!

宮殿内を歩いていると、トルコらしい美しいタイルが至る所にあります。

  • トプカプ宮殿
  • トプカプ宮殿 タイル

建物の壁面や各部屋の装飾など、種類や模様は様々です。イスラム美術も十分に楽しめる宮殿です。

  • トプカプ宮殿
  • トプカプ宮殿

アラビア文字とのコラボレーションがいかにも異国情緒たっぷりで、ヨーロッパの宮殿とは全然違う印象を受けること間違いなしです!どのくらいじっくり見学するのかにもよりますが、夢中になっていると2時間以上はとっくに経過してしまいます。是非時間にゆとりを持って訪れていただきたいスポットです。

トプカプ宮殿

トルコ / 建造物

 

住所:34122 İstanbul Cankurtaran

おわりに

造られた時代も用途も建築様式もまったく違う地下宮殿とトプカプ宮殿は、どちらも見応えのある観光スポットです。同じ地区にあるので、是非両方とも訪れてどちらが好みか比べて楽しんでみてくださいね!

※レートは2017年9月現在(1TL約32円)

この記事で紹介されたスポットの地図

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※この記事は2017年9月3日の取材に基づき公開した情報です。
 記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。
トラベルライター
ISTANBUL ♡

トルコ イスタンブールの魅力を発信中!
現地の人と実際に触れ合うからこそ発見できるような場所、ガイドブックには載らないけれど魅力なスポット、もちろん定番の観光スポットや食べ物もご紹介していきます。

ロシアへの留学を含め、訪問した国は15ヶ国
海が見える場所、モスク、おいしい食べ物、カフェ、飛行機が大好きです。

https://www.instagram.com/zon_istanbul/

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