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学校では教えてくれない?!アメリカ旅行に役立つ英語録

取材・写真・文:

兵庫在住
訪問エリア:18ヶ国

2020年4月27日更新

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食事中に店員さんが話かけてくるのは普通「How's everything? 」

日本では、常連のお店なら「どう〜?美味しい〜?」なんて店員さんと会話に盛り上がりますが、初めて行くようなお店では、そんな会話はありません。

でも!アメリカでは、昔からホールスタッフはテーブル担当制で、良いサービスをすればチップがもらえる、という習慣が残っているので、食事をしている間に、必ずと言って良いほど「味はどう?問題ない?」みたいな感じで声をかけてきます。

お店や人によって言い方は違うかもしれませんが、大体の場合は「How's everything?」。食べてる最中に、いきなり声をかけられるとタジタジしちゃうかもしれませんが、何も問題なければ「Good!」とか「Yammy!」という一言を返すだけで良いと思います。

「スーパーマーケット」編

旅行に行ったらお土産は買いたいですよね。コッテコテのおみやげ屋さんも良いですが、案外、地元のスーパーマーケットなんかは、その地域ならではのものが買えるのでなかなか楽しいです。

また、食費を浮かせるために、朝ごはんやランチを、スーパーマーケットにあるお惣菜で済ませるのもGOOD!そんなシチュエーションで知っておくと良い英語をご紹介します。

プラスチック?紙?「plastic or paper?」

ちょっと高級志向のスーパーマーケット、例えば日本人にもよく知られている「Whole Foods Market」などに行くと、レジでは 「Plastic or paper?」と聞かれます。

プラスチックって何?!ペーパーって紙?!どゆこと?!と慌てないように、知っておくのが良いのが、プラスチックも紙も買った商品を入れる袋のことです。日本では「ビニール」がほとんどですね。このビニール、アメリカでは「plastic(プラスチック)」と言います。

でも、商品を持ち帰る袋は Plastic だけではありません。ハリウッド映画などで、主人公がパンやリンゴを買って歩いているシーンを思い出してください。その商品が入っている袋といえば茶色の紙袋。これが「paper(紙)」です。

要するに、2種類あるので「プラスチック?紙?どっちに入れる?」と聞かれるのですね。これはお好きな方を答えれば良いです。

パウンドとは読めない「lb」

スーパーマーケットの面白さはお土産だけではありません。お惣菜を売っている場合は、朝食やランチをリーズナブルに、かつ楽しく食べられるチャンス。

そのお惣菜売り場ですが、日本だったら「100g / 300円」みたいな表示ですが、アメリカのお店では「g(グラム)」ではなく「lb」と表記されています

「lb」とは「pound(パウンド)」のこと。1lb = 1pound = 約453.6g です。が!なぜ「lb」が「pound」なの?!って思いませんか?

この所以は古代ローマ時代まで遡ります。当時、ラテン語では穀物の重さを測る天秤を「Libra(リブラ) = lb」、重さのことを「Pound(パウンド)」と言っていましたが、それが現代に至るまで、まだ混ざっているんだそう。

なので、「lb / $4.99」なんて表示されている場合は、「1pound(約450g) / $4.99」と思ってくださいネ。

24月7日ではありません「24/7」

お店によっては「24/7」と書かれている事があります。これは「twenty four hours a day, seven days a week」のこと。すなわち「24時間営業 年中無休」という意味です。ただし、独立記念日やクリスマスなど、メジャーな休日には休みの場合もありますので要注意。

そのほかいろいろ

その他にも、知っておくとちょっと旅行が楽しくなるかもしれない?!言い回しをご紹介します。

¢25は「quarter」!裏のデザインも要チェック

  • 写真:まき子

近年はほとんどキャッシュレスになってきていますが、現金でお釣りが返ってきたら、ぜひ一番大きなコイン ¢25 をチェックしてみてください。(実際は$1コインが一番大きいですが、あまり出回ってません。ほとんど$1札)

¢25 のコインは「トゥウェンティ ファイヴ セント」とは言わず「quarter(クオーター)」と短く言います。$1の4分の1だからですね。

このクオーター、裏はアメリカの各州がデザインされている = それぞれ異なるんです。コインは全米で流通しているので、訪れた州以外のものもいっぱいあります。

もし現金でクオーターを手に入れたら「どの州のコインかな?」とチェックするのも楽しいですヨ♪

はーっくしょん!「Bless you」

くしゃみをしたら、通りがかった見知らぬ人から「ブレッシュー」と言われてドギマギすることがあるかも。でも、これは「ブレッシュー = Bless you」、意味としては「神のご加護があらんことを」という言葉なのです。

この声かけはアメリカの文化の一つで、くしゃみをした人に対して知人であろうが見知らぬ人であろうが「Bless you」と声をかけます。その所以は諸説ありますが、その1つが過去に大きな災いをもたらした ペスト。初期症状でくしゃみが出ることから、「どうか神のご加護があらんことを」と相手の無事を祈る言葉なのですね。

いきなり「ブレッシュー」と言われても、落ち着いて「Thank you!」と返せばOKです。

ユーアーウェルカムより「Sure」

学校の英語の授業では「Thank you.」に対する言葉は「You are welcome.(どういたしまして)」と習いますが、口語ではあまり言いません。

どちらかというと「Sure(シュア)」のほうが一般的。日本の学習感覚からすると「何かやってくれますか?」→「Sure = もちろんやるよ!」ですが、例えばホテルのボーイさんに荷物を持ってもらって「Thank you」と言った返しが「Sure」であるならば、それは「どういたしまして」という意味になります。

逆に自分が「Thank you」と言われるならば、簡単に「Sure」と返すだけで良いんです。

最後に・・・

英語圏に行くと、英語を喋るのにドキドキしてしまうかもしれませんが、アメリカは「人種のるつぼ」。観光客も多いですし、多少、英語がわからなくてもみんな優しくしてくれるはず。(でもスリには注意!)

そんな中、少しでも現地での表現がわかると安心できるし、余裕ができて、より楽しむ事ができます。この記事が少しでもお役に立てればと思います。

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この記事を書いたトラベルライター

じっとしているのは耐えられない旅行好き&飲兵衛です
日本在住ですがアメリカで生活したこともあり、その時にすっかりアメリカ大陸の自然に魅了されました。それ以来、帰国しても日本の自然の素晴らしい場所をあちこち旅行するのが好きです。1児の母でもありますので、“子連れで行くとどんな旅になる?!”という視点も織り交ぜていろんな場所をご紹介できればと思っています。
http://blog.goo.ne.jp/makiko0213ha

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