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食事中に店員さんが話かけてくるのは普通「How's everything? 」
日本では、常連のお店なら「どう〜?美味しい〜?」なんて店員さんと会話に盛り上がりますが、初めて行くようなお店では、そんな会話はありません。
でも!アメリカでは、昔からホールスタッフはテーブル担当制で、良いサービスをすればチップがもらえる、という習慣が残っているので、食事をしている間に、必ずと言って良いほど「味はどう?問題ない?」みたいな感じで声をかけてきます。
お店や人によって言い方は違うかもしれませんが、大体の場合は「How's everything?」。食べてる最中に、いきなり声をかけられるとタジタジしちゃうかもしれませんが、何も問題なければ「Good!」とか「Yammy!」という一言を返すだけで良いと思います。
「スーパーマーケット」編
旅行に行ったらお土産は買いたいですよね。コッテコテのおみやげ屋さんも良いですが、案外、地元のスーパーマーケットなんかは、その地域ならではのものが買えるのでなかなか楽しいです。
また、食費を浮かせるために、朝ごはんやランチを、スーパーマーケットにあるお惣菜で済ませるのもGOOD!そんなシチュエーションで知っておくと良い英語をご紹介します。
プラスチック?紙?「plastic or paper?」
ちょっと高級志向のスーパーマーケット、例えば日本人にもよく知られている「Whole Foods Market」などに行くと、レジでは 「Plastic or paper?」と聞かれます。
プラスチックって何?!ペーパーって紙?!どゆこと?!と慌てないように、知っておくのが良いのが、プラスチックも紙も買った商品を入れる袋のことです。日本では「ビニール」がほとんどですね。このビニール、アメリカでは「plastic(プラスチック)」と言います。
でも、商品を持ち帰る袋は Plastic だけではありません。ハリウッド映画などで、主人公がパンやリンゴを買って歩いているシーンを思い出してください。その商品が入っている袋といえば茶色の紙袋。これが「paper(紙)」です。
要するに、2種類あるので「プラスチック?紙?どっちに入れる?」と聞かれるのですね。これはお好きな方を答えれば良いです。
パウンドとは読めない「lb」
スーパーマーケットの面白さはお土産だけではありません。お惣菜を売っている場合は、朝食やランチをリーズナブルに、かつ楽しく食べられるチャンス。
そのお惣菜売り場ですが、日本だったら「100g / 300円」みたいな表示ですが、アメリカのお店では「g(グラム)」ではなく「lb」と表記されています
「lb」とは「pound(パウンド)」のこと。1lb = 1pound = 約453.6g です。が!なぜ「lb」が「pound」なの?!って思いませんか?
この所以は古代ローマ時代まで遡ります。当時、ラテン語では穀物の重さを測る天秤を「Libra(リブラ) = lb」、重さのことを「Pound(パウンド)」と言っていましたが、それが現代に至るまで、まだ混ざっているんだそう。
なので、「lb / $4.99」なんて表示されている場合は、「1pound(約450g) / $4.99」と思ってくださいネ。
24月7日ではありません「24/7」
お店によっては「24/7」と書かれている事があります。これは「twenty four hours a day, seven days a week」のこと。すなわち「24時間営業 年中無休」という意味です。ただし、独立記念日やクリスマスなど、メジャーな休日には休みの場合もありますので要注意。
そのほかいろいろ
その他にも、知っておくとちょっと旅行が楽しくなるかもしれない?!言い回しをご紹介します。
¢25は「quarter」!裏のデザインも要チェック
近年はほとんどキャッシュレスになってきていますが、現金でお釣りが返ってきたら、ぜひ一番大きなコイン ¢25 をチェックしてみてください。(実際は$1コインが一番大きいですが、あまり出回ってません。ほとんど$1札)
¢25 のコインは「トゥウェンティ ファイヴ セント」とは言わず「quarter(クオーター)」と短く言います。$1の4分の1だからですね。
このクオーター、裏はアメリカの各州がデザインされている = それぞれ異なるんです。コインは全米で流通しているので、訪れた州以外のものもいっぱいあります。
もし現金でクオーターを手に入れたら「どの州のコインかな?」とチェックするのも楽しいですヨ♪
はーっくしょん!「Bless you」
くしゃみをしたら、通りがかった見知らぬ人から「ブレッシュー」と言われてドギマギすることがあるかも。でも、これは「ブレッシュー = Bless you」、意味としては「神のご加護があらんことを」という言葉なのです。
この声かけはアメリカの文化の一つで、くしゃみをした人に対して知人であろうが見知らぬ人であろうが「Bless you」と声をかけます。その所以は諸説ありますが、その1つが過去に大きな災いをもたらした ペスト。初期症状でくしゃみが出ることから、「どうか神のご加護があらんことを」と相手の無事を祈る言葉なのですね。
いきなり「ブレッシュー」と言われても、落ち着いて「Thank you!」と返せばOKです。
ユーアーウェルカムより「Sure」
学校の英語の授業では「Thank you.」に対する言葉は「You are welcome.(どういたしまして)」と習いますが、口語ではあまり言いません。
どちらかというと「Sure(シュア)」のほうが一般的。日本の学習感覚からすると「何かやってくれますか?」→「Sure = もちろんやるよ!」ですが、例えばホテルのボーイさんに荷物を持ってもらって「Thank you」と言った返しが「Sure」であるならば、それは「どういたしまして」という意味になります。
逆に自分が「Thank you」と言われるならば、簡単に「Sure」と返すだけで良いんです。
最後に・・・
英語圏に行くと、英語を喋るのにドキドキしてしまうかもしれませんが、アメリカは「人種のるつぼ」。観光客も多いですし、多少、英語がわからなくてもみんな優しくしてくれるはず。(でもスリには注意!)
そんな中、少しでも現地での表現がわかると安心できるし、余裕ができて、より楽しむ事ができます。この記事が少しでもお役に立てればと思います。