アメリカじゃないみたい！ヨーロッパのようなオシャレな街【ジョージタウン】（ワシントンD.C.）

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• ワシントンD.C.にある【ジョージタウン Georgetown】とは？
• ジョージタウンを散策しよう！おすすめの7つのスポット
•    1. 川風が心地良いテラスでまったり【ワシントン・ハーバー Washignton Harbor】
•       テラス席でシーフードがお勧め！【トニー＆ジョーズ　Tony and Joe's】
•    2. グルメ＆ショッピングを楽しむなら【Mストリート（M St.） × ウィスコンシン・アヴェニュー（Wisconsin Ave.） 】
•    3. 超名門！私立大学【ジョージタウン大学 Georgetown University】
•    4. ヘレン・ケラーやサリバン先生が眠る【ワシントン大聖堂 Washington National Cathedral】　
•    5. 小川ではありません！立派な運河です【チェサーピーク＆オハイオ運河 Chesapeake ＆ Ohio Canal】
•    6. 国歌を作詞した「キー」にちなんだ【フランシス・スコット・キー 橋 Francis Scott Key Memorial Bridge】
•    7. 【THE EXORCIST STAIRS】あの『エクソシスト The Exorcist』の舞台！
• アクセスについて
•    メトロの最寄駅からは徒歩20分ほど
•    サーキュレーターが便利！しかも無料！
• 最後に・・・

6. 国歌を作詞した「キー」にちなんだ【フランシス・スコット・キー 橋 Francis Scott Key Memorial Bridge】

アメリカの国歌「The Star Spangled Banner（星条旗）」ってかっこいいですよね。NFLスーパーボウルなどで有名歌手が歌うのを聴くと、じ〜ん…としてしまいます。

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でも、そのアメリカ国歌の歌詞、ご存知ですか？

歌詞の内容をよーく読み砕くと、おもいっきり戦時中の詩です。歌手の誰もが一番熱唱するサビの「And the rockets' red glare, the bombs bursting in air,」は「ロケット弾の赤い閃光、空気を震わせる爆弾」。

“こんな戦争を乗り越えてアメリカは独立したんだ！” という熱い想いを言葉にしたのは、作曲家ではなく、作家でもなく、詩人でもなく、軍人でもなく…

ジョージタウンに事務所を構えていた弁護士「フランシス・スコット・キー Francis Scott Key」 なのです。

アメリカは1775年にイギリスから独立宣言をしたものの、イギリスとの小競り合いは続き、1812年に米英戦争が起こってしまう。そんな最中、友人の医者らが捕虜になり、解放を求める交渉のために、キーは自らイギリスの軍艦に乗り込みました。場所は正確に言うと、ジョージタウンではなくボルチモアの「マクヘンリー砦」です。

その抑留時、マクヘンリー砦はイギリスによる激しい夜間砲撃がありました。でも、その砲撃後の明け方…星条旗がはためいている…耐えたんだ！という感動を以って、この詩を読んだそうです。

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そんな フランシス・スコット・キー を讃えて、彼の弁護士事務所があった近くに【フランシス・スコット・キー 橋　Francis Scott Key Memorial Bridge】が掛けられました。橋の袂には Francis Scott Key Memorial Park という公園もあります。緑豊かな公園なので、散策の休憩にぜひ。

7. 【THE EXORCIST STAIRS】あの『エクソシスト The Exorcist』の舞台！

『エクソシスト The Exorcist』とは、1973年に公開された衝撃的！なホラー映画。今や全世界で知らない人はいないくらい？！あの BGM は、今でも様々なホラーやミステリー系のテレビ番組で使われていますね。一度聞くと、しばらく耳から離れません…。

そんな『エクソシスト』の舞台が、まさに ジョージタウン なのです。

映画のラストでは、クリス神父が「くそ！俺に乗り移れ！」と、少女リーガンに憑依した悪魔に叫び、その悪魔がクリス神父に乗り移ります。でも悪魔に負けず自我を保ったクリス神父は、自ら窓をぶち破って身を投げ、急斜面の階段を転げ落ち、自らの死とともに悪魔を葬った…。

このラストシーンに使われた階段は、今でも健在で、【THE EXORCIST STAIRS】と言われる、ちょっとした観光名所になっています。

とっても急な階段で幅も狭い！実際に転げ落ちたら本当に命を落としそうなくらいです。足を踏み外さないよう、ご注意ください。

アクセスについて

ワシントンD.C.は交通網がとてもよく整っており、タクシーを使わなくとも、メトロやバスでいろんな観光地へ行けます。

メトロの最寄駅からは徒歩20分ほど

メトロ（Metro）と呼ばれるD.C.の地下鉄は、地上には大きく「M」と表示されています。ライン（路線）は色分けされていて分かりやすく、ジョージタウンに行くなら「オレンジライン」と「ブルーライン」。メトロのMAPを見ていただければ分かると思いますが、この2つのラインは、ジョージタウン周辺は並行して走っているので、どちらに乗っても大丈夫です。

最寄駅は、「Foggy Bottom フォギーボトム」もしくは「Rosslyn ロズリン」になります。どちらで降りても徒歩20分ほど。ちょっと歩きますが、観光がてら散歩していると、あっという間に中心地に着きます。Rosslynから歩けば【キーブリッジ Key Bridge】を渡って行けます。

サーキュレーターが便利！しかも無料！

バスは初めての土地では乗りなれないと怖いですよね。でも！ワシントンD.C.に来たら、ぜひ【サーキュレーター Circulater】を利用してみてください。

路線バスとは違う、循環バスです。2019年7月時点で6ラインほど走っており、2019年3月からなんと 無料 で利用できるようになりました。ジョージタウンを通るバスは 水色の【Dupont Circle-Georgetown-Rosslyn】と表示されているバスです。

MAP を見ての通り、ほとんどが、冒頭に紹介したジョージタウンのメインストリート「M St.（Mストリート）」を通ります。乗車する場所として便利なのは、メトロもある「Rosslyn ロズリン」もしくは「Dupont Circle デュポンサークル」です。

最後に・・・

いろいろなおすすめスポットをご紹介しましたが、ジョージタウンはとても小さな街です。半日もあればゆっくり散策できるので（ショッピングしたい方は1日必要かも？！（笑））、“政治の街ワシントンD.C.” とは違う雰囲気を、ぜひお楽しみください。