青森県を代表する観光地「奥入瀬(おいらせ)渓流」。美しい川の流れと、木々の緑、苔むした岩や、岩肌を流れ落ちる数々の滝など見どころが豊富で、特に暑い夏におすすめの、マイナスイオンいっぱいの景勝地です。
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「奥入瀬渓流」ってどんなところ?
奥入瀬渓流は、国の特別名勝にも指定されている、青森県を代表する景勝地です。十和田湖の「子の口」から流れ出る清流で、蔦川と合流するまでの14.2kmの流れを「奥入瀬渓流」と言います。
美しい緑の木々(秋は紅葉)と苔むした岩の中を清流が流れ、途中にいくつもの滝が流れ落ちている、マイナスイオンたっぷりの美しい渓流です。
「奥入瀬渓流」の散策ポイント
美しい渓流は、車を降りて散策するのがおすすめです。
スタート地点となる十和田湖「子の口」、蔦川との合流地点「焼山」にはいずれも駐車場があります。また、青森駅からバスでアクセスすることもできます。バスは奥入瀬渓流に沿って走っており、途中にバス停もいくつかあるので、希望のスポット周辺で途中下車をするのも可能です。
おすすめの散策は、途中の「阿修羅の流れ」で下車して、渓流のスタート地点である、十和田湖「子の口」に向かって登って行くルートです。レンタカーなどを利用して訪れる場合は、「子の口」の駐車場に車を止め、バスもしくはタクシーなどで「阿修羅の流れ」まで移動して「子の口」まで戻っていくといいでしょう。
「阿修羅の流れ」から「子の口」までは、約2~3時間ほどの散策ルートとなります。
- 子ノ口の水門
- 青森 / その他スポット
- 住所:青森県十和田市奥瀬十和田湖畔子ノ口地図で見る
- Web:http://towadako.or.jp/sansaku-map/oirase-nenokuchi...
「奥入瀬渓流」の風景・見どころ
阿修羅の流れ
テレビや雑誌、ポスターなどにも頻繁に登場する、奥入瀬渓流を代表するスポットが「阿修羅の流れ」です。荒々しい川の流れから呼び名がつけられました。絵を描く人、写真を撮る人で賑わうビュースポットです。
雲井の滝
「雲井の滝」は、奥入瀬渓流に流れ込む数ある滝の中でも水量豊富な滝です。落差25mの2段の滝で、途中で向きを変えながら滝壺へ流れ落ちていきます。
白布の滝
奥入瀬渓流を挟んで雲井の滝の反対に位置する落差30mの滝が「白布の滝」です。流れ落ちる水の様子が白絹を垂らしたように見える様から、名前がつけられました。
白糸の滝
「白糸の滝」は奥入瀬渓流の左岸にかかる細長い滝で、落差は30mあります。渓流の流れから奥まった部分にかかっており、手前にある木々の間から見え隠れする姿が美しい滝です。
九段の滝
「九段の滝」は名前の通り、段々になっている岩の上を滑り落ちるかのように水が流れていく落差15mの滝です。水量はあまり多くありませんが、その分心地よい水音を響かせています。
銚子大滝
奥入瀬渓流に数ある滝の中で唯一、本流にかかる滝が「銚子大滝」。奥入瀬渓流を代表するスポットの一つです。落差7m幅20mの瀑布で、轟音とともに水しぶきをあげながら流れ落ちる姿は圧巻です。
十和田湖
周囲約46kmの湖で、最大水深326.8mある「十和田湖」は、日本の湖沼の中では3番目の深さを誇る湖です。今回紹介している「奥入瀬渓流」の流れは、この十和田湖から流れ出る水のみとなります。奥入瀬渓流の起点となる「子の口」から、湖を巡る遊覧船も運行されています。
- 十和田湖
- 青森 / 自然・景勝地 / 観光名所 / 紅葉 / パワースポット / ハイキング / 遊び場 / ツーリング
- 住所:青森県十和田市奥瀬字十和田湖畔休屋486地図で見る
- Web:http://towadako.or.jp/towadako-oirase/
渓流の風景
「阿修羅の流れ」の様な荒々しい表情や、苔むした岩の間をゆったりと流れる清流、緑の木々や木々の間から差し込む木漏れ日など、奥入瀬渓流では様々な水の表情を楽しむ事ができます。
最後に
鬱蒼と生い茂る原生林、その中を流れる清流「奥入瀬渓流」。様々な水の流れや、数多くの滝、苔むした岩や、木々の間から差し込む木漏れ日、緑に囲まれた十和田湖など、奥入瀬渓流は見どころいっぱいです。
ぜひ、奥入瀬渓流のマイナスイオンに癒されに、散策に出掛けてみてはいかがでしょうか!
- 奥入瀬渓流
- 青森 / 自然・景勝地 / 観光名所 / 紅葉 / パワースポット / ハイキング / ツーリング
- 住所:青森県十和田市奥瀬字栃久保183地図で見る
- 電話::0176-51-6770(十和田市役所観光商工部観光推進課観光企画係)
- Web:http://www.aptinet.jp/Detail_display_00000339.html