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arata_fukoe(Arata)さん
遊びを超えた超絶映像作品の数々はまるで動画界のサーカス劇場、arata_fukoe(Arata)さん
インスタグラム上でいま熱いクリエーターの一人であるarata_fukoe(Arata)さん。あまりにも常人離れした映像技術とクオリティは、3DCGクリエーターという本職の持ち主だからなんです。
あまりにも凄すぎる作品のため、てっきりお年を召されていると思われるほどのベテランぷりですが、実は25歳の若者(2017年8月現在)。
しかし中学3年生のときからすでに映像制作に取り掛かっていたということで、arata_fukoe(Arata)さんは映像制作歴10年の大ベテランなんです。徹底して作り上げられた映像作品は、長年業界で活躍する人をもうならせる腕前。国境を超え、海外有名企業の担当者にも目をつけられるほどの才能の持ち主です。
数多くのスゴ技が見られるarata_fukoe(Arata)さんのインスタグラムは、映像界の総合エンターテインメントともいえます。
ハイパーラプスの伝道師arata_fukoeさん(Arata)さん
arata_fukoeさん(Arata)さんの動画の中で、数多く取り入れられているスゴ技の一つがハイパーラプス。彼の凄すぎるハイパーラプス動画は、関西テレビ「HITMON!」でも取り上げられました。それではいったいハイパーラプスとはどういったものなのでしょう。
ハイパーラプスって?
映像ではなく、1枚1枚写真を撮影し、それを連続再生することでまるで映像のように見せる技法です。いわばパラパラ漫画の写真版であるとイメージしていただければわかりやすいと思います。
ハイパーラプスの撮影はドミノ倒しのように繊細な作業
ハイパーラプスは1枚1枚写真撮影をしたものをつなぎ合わせるのですから、高さや位置のズレが命取り。いわばドミノ倒しのような作業なのです。途中の撮影ミスでせっかくの映像作品に傷を入れてしまう可能性も。なめらかな映像に見せるためには、一瞬のミスも許されません。
arata_fukoe(Arata)さんのハイパーラプス動画に使われている写真は、数万枚単位の写真をつなぎ合わせて作られた作品。この枚数だけで、どれだけ大変な作業なのか想像がつくかと思います。ハイパーラプスに興味がある人は、挑戦してみると、どれだけ大変で難しいものなのか体感できると思います。
arata_fukoe(Arata)さんの特殊能力、3DCG制作ってどのくらい難しいの?
arata_fukoe(Arata)さんの作っている3DCGは、私たち素人でも真似できるのでしょうか。結論から言うとほぼ無理と言えます。3DCG制作は立体物を作るだけではなく、さらにそれを映像の中で溶け込ませて動かせなければ、当然3DCGとしては成り立ちません。とても私たち素人がこなせる技ではないのです。
ちなみに、arata_fukoe(Arata)さんが3DCG制作のために使っているのは、立体物(3D)を作るためのシネマ4Dというソフト。
arata_fukoe(Arata)さんの手にかかれば、粘土細工のような感覚で、いとも簡単になんでも作り上げられてしまいます。
- 写真:kyonntra
- 出典:www.instagram.com
プライベート動画でも、映画のように火を出すなんてのもお手の物。たった数秒のものでも、私たちが挑戦して作り上げられるのは、せいぜい立方体や丸い形が精一杯でしょうか。
彼が物凄いクリエーターであると評価されるのには、彼にだけ許された特殊能力にもあるのです。arata_fukoe(Arata)さんの数々のもの凄い映像の中で、自在に命を吹き込まれたように動く3DCGは、3DCGクリエーターarata_fukoe(Arata)さん唯一のものなのです。
arata_fukoe(Arata)さんに聞いた、上手に動画を作るコツ
3DCGやハイパーラプスに挑戦するのは無理だとしても、少しでもarata_fukoe(Arata)さんのような動画に近づけられるコツがあるはず!
音の印象と映像の動きを一致させる
arata_fukoe(Arata)さんの動画は音のイメージに合わせて、様々な技法を映像に取り入れています。空間と空間のつながり部分に必ず仕掛けをするだけでなく、音と音の変化にも合わせて編集しているのだそうです。
記録映像ではなく、テーマをきちんと決める
ただ映像を並べるだけではなく、何を伝えたいのかというイメージをきちんと持ったうえで、arata_fukoe(Arata)さんは撮影に臨んでいるようです。例えば京都の魅力を伝える、大阪の魅力を伝えるなど、事前にテーマとその目的をはっきりさせる必要があるようです。