今回のテーマは「オーストラリアのスーパーで買えるお菓子」。お土産として日本人に人気のお菓子に加え、地元民にとっての「これぞオーストラリア」な定番お菓子、そして2020年時点で流行中のお菓子など、いろいろご紹介していきます。
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1. ジャファス(Jaffas)
「オーストラリアのお菓子といえば?」と地元民に聞くと、必ず名前が上がるのがこちら。日本でもお馴染みのM&Mのように、チョコレートをオレンジ味の砂糖でコーティングしたお菓子です。
M&Mのようなスタイルですが、大きさはかなり違います。チョコレートとオレンジの味のマッチングをぜひ試してみてください。コーティングされているため溶けることがないので、お土産にもおすすめです。
2. キャラメロ コアラ(Caramello Koala)
キャラメルが入ったコアラのチョコレートです。オーストラリア=コアラ、さらに1つずつ個別包装になっているので、お土産にも最適です。
3. フレドー(Freddo)
キャラメロ コアラのカエル君バージョン。こちらはキャラメルが入っていない普通のチョコレートなので、シンプルなチョコレートが好きという人にはこちらがお勧めです。
4. バイオレット クランブル(Violet Crumble)
チョコレートでコーティングされている中身は、ハニーコム(Honeycomb=日本で言う「カルメ焼き」)。名前にあるクランブル(Crumble)というのは、ポロポロとくずれる様子を表す英語で、このハニーコムの食感から来ています。
カルメ焼きを知っている人ならわかると思いますが、ほとんど砂糖でできているので、とにかく甘い!でも、砂糖が焦げたカラメル味で、パラパラというかサクサクというか、ポロポロというような軽い食感なので、意外とイケちゃうお菓子です。
5. ティムタム(Tim Tam)
- 出典:www.flickr.comPhoto by slgckgc
ビスケットの間にクリームが挟まり、周りをチョコレートでコーティングした定番中の定番お土産です。日本でも売っているのでは?
シーズン毎に、中に挟むクリームや周りのチョコレートの味を変えた季節限定バージョンが販売されたり、販売地域の特産品を使ったご当地バージョンがあるなど、常時10種類近くのフレーバーから選べるのも魅力です。
そんなティムタムにはオージー式の食べ方があるんですが、意外と知られていないので、ご紹介しますね。
- まず、飲み物を準備。そして、ティムタムの両方を小さくひとかじりします。
- 片方を飲み物にちょっとつけます。
- 飲み物につけていない方を口に含み、飲み物を吸い上げます。ティムタムをストローの代わりにするイメージです。
- 飲み物を吸ってビスケットが十分ふやけたら、そのティムタムを一口で食べます。
オージーはこうして食べると美味しいと言いますが、さてどうでしょうか?飲み物は熱すぎるとチョコレートが溶けて大変なことになるので、冷たいものか人肌程度の温かさにするのがおすすめです。
6. ミントスライス(Mint Slice)
このお菓子、製造元(Arnott's社)がティムタムと同じということもあるのか、仕様はほとんどティムタムと変わらないのですが、中に挟まれたビスケットがチョコレート味で、クリームがミント味というのが特徴。ミント味のアイスクリームやチョコレートが好きな人なら、ティムタムよりこちらの方を好まれるかもしれません。
7. ジンジャーファッジ ダークチョコレート(Ginger Fudge Dark Chocolate)
ファッジ(Fudge)は、日本人にはあまり馴染みのないお名前ですが、砂糖、牛乳、バターを煮詰めて作ったお菓子です。
飴のように硬くなく、キャラメルのように歯にくっつく感じもなく、かと言ってフアフアとかパリパリという感じでもない独特の食感と、すっごく甘いのが特徴。
こちらは、生姜入りのファッジをダークチョコレートでコーティングしてあるお菓子です。チョコレートと生姜、そしてミルクバター味のファッジが生み出すハーモニーを楽しんでください。
ちなみにこのお菓子の製造元Darrell Lea社は、100年以上の歴史を持つ、オーストラリアを代表するお菓子の会社でしたが、何年か前に経営破綻し、事業を縮小しました。
そんなこともあり、こちらのお菓子をスーパーで見かけることは少ないかもしれませんが、いろいろ美味しいお菓子をつくっているので、要チェックです。
8. ロッキーロード(Rocklea Road)
先ほど紹介したDarell Lea社を代表するお菓子といえば、ロッキーロードです。日本ではサーティワンのアイスクリームのフレーバーとして知られていますね。
- 出典:www.flickr.comPhoto by Rubygoes
ロッキーロード(Rocky Road)というお菓子は、オーストラリアでは定番のお菓子の一つなので、いろいろな会社から販売されていますが、Darrell Lea社のロッキーロード(Rocklea Road/スペルに注意)が一番という人が多いです。
チョコレートとナッツ、マショマロとココナッツの絶妙な組み合わせ。ちなみに筆者も日本に帰るとき、必ずお土産にはこれを頼まれます。ちなみに、Darrell Lea社はRocklea Road味の板チョコレートも販売しているので、食べ比べるのもいいかもしれません。
9. ミンティーズ(Minties)
ミンティーズは爽やかなミント味のソフトキャンディです。包紙のイラストがかわいいです。
こちらのお菓子を販売しているAllen's社は、先にご紹介したArnott's、Darrell Leaと同じくオーストラリアを代表するお菓子会社の一つで、特にキャンディやグミなど「歯にくっつく系」が得意です。当記事で一番最初にご紹介したジャファスも、実はこちらの会社が手がけるお菓子です。
10. ファンティルス(Fantales)
ファンテイルスは、チョコレートをコーテングしたキャラメルです。包紙に書かれているトリビア(Trivia=雑学クイズのようなもの)で有名です。お土産にして英語の勉強をしてみては?