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【オーストラリア】定番から、2020年流行中まで!スーパーで買えるお菓子20選

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オーストラリア在住
訪問エリア:36ヶ国

2020年6月23日更新

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5. ティムタム(Tim Tam)

ビスケットの間にクリームが挟まり、周りをチョコレートでコーティングした定番中の定番お土産です。日本でも売っているのでは?

シーズン毎に、中に挟むクリームや周りのチョコレートの味を変えた季節限定バージョンが販売されたり、販売地域の特産品を使ったご当地バージョンがあるなど、常時10種類近くのフレーバーから選べるのも魅力です。

そんなティムタムにはオージー式の食べ方があるんですが、意外と知られていないので、ご紹介しますね。

  • まず、飲み物を準備。そして、ティムタムの両方を小さくひとかじりします。
  • 片方を飲み物にちょっとつけます。
  • 飲み物につけていない方を口に含み、飲み物を吸い上げます。ティムタムをストローの代わりにするイメージです。
  • 飲み物を吸ってビスケットが十分ふやけたら、そのティムタムを一口で食べます。

オージーはこうして食べると美味しいと言いますが、さてどうでしょうか?飲み物は熱すぎるとチョコレートが溶けて大変なことになるので、冷たいものか人肌程度の温かさにするのがおすすめです。

6. ミントスライス(Mint Slice)

  • 写真:Booboo56

このお菓子、製造元(Arnott's社)がティムタムと同じということもあるのか、仕様はほとんどティムタムと変わらないのですが、中に挟まれたビスケットがチョコレート味で、クリームがミント味というのが特徴。ミント味のアイスクリームやチョコレートが好きな人なら、ティムタムよりこちらの方を好まれるかもしれません。

7. ジンジャーファッジ ダークチョコレート(Ginger Fudge Dark Chocolate)

ファッジ(Fudge)は、日本人にはあまり馴染みのないお名前ですが、砂糖、牛乳、バターを煮詰めて作ったお菓子です。

飴のように硬くなく、キャラメルのように歯にくっつく感じもなく、かと言ってフアフアとかパリパリという感じでもない独特の食感と、すっごく甘いのが特徴。

こちらは、生姜入りのファッジをダークチョコレートでコーティングしてあるお菓子です。チョコレートと生姜、そしてミルクバター味のファッジが生み出すハーモニーを楽しんでください。

  • 写真:Booboo56

ちなみにこのお菓子の製造元Darrell Lea社は、100年以上の歴史を持つ、オーストラリアを代表するお菓子の会社でしたが、何年か前に経営破綻し、事業を縮小しました。

そんなこともあり、こちらのお菓子をスーパーで見かけることは少ないかもしれませんが、いろいろ美味しいお菓子をつくっているので、要チェックです。

8. ロッキーロード(Rocklea Road)

先ほど紹介したDarell Lea社を代表するお菓子といえば、ロッキーロードです。日本ではサーティワンのアイスクリームのフレーバーとして知られていますね。

ロッキーロード(Rocky Road)というお菓子は、オーストラリアでは定番のお菓子の一つなので、いろいろな会社から販売されていますが、Darrell Lea社のロッキーロード(Rocklea Road/スペルに注意)が一番という人が多いです。

チョコレートとナッツ、マショマロとココナッツの絶妙な組み合わせ。ちなみに筆者も日本に帰るとき、必ずお土産にはこれを頼まれます。ちなみに、Darrell Lea社はRocklea Road味の板チョコレートも販売しているので、食べ比べるのもいいかもしれません。

9. ミンティーズ(Minties)

ミンティーズは爽やかなミント味のソフトキャンディです。包紙のイラストがかわいいです。

  • 写真:Booboo56

こちらのお菓子を販売しているAllen's社は、先にご紹介したArnott's、Darrell Leaと同じくオーストラリアを代表するお菓子会社の一つで、特にキャンディやグミなど「歯にくっつく系」が得意です。当記事で一番最初にご紹介したジャファスも、実はこちらの会社が手がけるお菓子です。

  • 写真:Booboo56

10. ファンティルス(Fantales)

  • 写真:Booboo56

ファンテイルスは、チョコレートをコーテングしたキャラメルです。包紙に書かれているトリビア(Trivia=雑学クイズのようなもの)で有名です。お土産にして英語の勉強をしてみては?

11. サムボーイ(Samboy)

サムボーイはひとことで言ってしまえば、ポテトチップスなんですが、1950年台(昭和25年〜)から売られている「オーストラリアのポテトチップスの元祖」です。いろいろなフレーバーがありますが、このバーベキュー味がオリジナルなんだそうです。

  • 写真:Booboo56

現代では、もっと洗練された味のオーストラリア産ポテトチップスもありますが、オーストラリアのおじいちゃん、おばあちゃんにとっては「ポテトチップスと言えば、これ!」だったんだそうですよ。

12.ツイスティーズ(Twisties)

これはまさしくオーストラリア版「カール」。こちらも60年近くの長い歴史があり、「これを知らなかったらオージーじゃない!」と言われるスナックです。

  • 写真:Booboo56

13. チーゼルズ(Cheezels)

日本にカールとチートスという似たお菓子があるように、オーストラリアにも、「形は違えど味はほどんど同じ」というスナックがあります。それが、先ほど紹介したツイスティーズとこのチーゼルズです。ツイスティーズより軽く、本体にかかっているチーズの量が多いというのが違いでしょうか。

  • 写真:Booboo56

指輪の形をしているためか、こちらの方が子供には人気があるようです。ジャンクな味が好きな人は、これと同じ形でハンバーガー味の「バーガーリングス(Burger Rings)」もぜひ試してみてください。

14. シェイプス(Shapes)

クラッカー類で人気なお菓子が、こちらのシェイプスと次に紹介するジャッヅ。これらもティムタムを手掛けるArnotto's社の製品です。「オーストラリアで一番売れているクラッカーはどちらか」というテーマで、論争になるぐらいの人気度です。

  • 写真:Booboo56

シェイプスは「シェイプ(Shape=形)」という英語の通り、いろいろな形をしています。オリジナルの6種類の他に、季節限定フレーバーなど、いろいろな味が楽しめるクラッカーです。

  • 写真:Booboo56

15. ジャッヅ(Jatz)

ジャッヅは日本でお馴染みのクラッカー「リッツ」とほとんど同じ味なので、目新しさはありませんが、滞在中、オーストラリアの美味しいチーズやディップを試すとき役に立つかもしれません。

  • 写真:Booboo56

上の写真は、ジャッヅにシェイプスを乗せてみたものです。シェイプスの方が小型です。またシェイプスは生地にフレーバーを練り込んでいるので、ジャッヅに比べて味も濃いめです。

16. クラッカーチップス(Cracker Chips)

こちらもArnotto’s社が手掛ける、比較的最近販売されたスナック。読んで名前の如く「クラッカー生地で作ったチップス」です。ポテトチップスのように超薄型で、中が空洞になっている、ものすごーく軽いクラッカーです。

  • 写真:Booboo56

箱に入ってはいますが、お土産にするとパラパラになってしまうかもしれないので、滞在中に試してみてください。

17. グレイン ウエーブス(Grain Waves)

ここからは、オーストラリアお菓子界のニューウエーブをご紹介します(2020年時点)。

ニューウエーブお菓子の特徴は、ヘルシー志向。こちらのグレイン ウエーブスは、Sunbitesというブランドのスナックです。ポテトチップスのように見えますが、全粒粉(表皮と胚芽を取り除かず粉にした小麦粉)をつかって焼き上げたチップスなので、ポテトチップスよりヘルシーなんだそうです。

  • 写真:Booboo56

いくつかのフレーバがありますが、ポテトチップスやクラッカーとは全然違う味で、ちょっと甘めです。食べはじめると、なぜだか「やめられない止まらない」になってしまうので、いくらヘルシーだと言っても、ダイエット中の人は要注意ですよ。

18. スナッククラッカーズ(Snack Crackers)

こちらもSunbitesのスナック。全粒粉がベースのクラッカーなんですが、それにスーパーフードのキヌアやひよこ豆を加えてヘルシーさをアップさせています。

  • 写真:Booboo56

4つのフレーバーがありますが、サッパリした味なので、単体で食べるより、ディップをつけて食べるタイプのクラッカーなのかもしれません(ディップをつけて食べると単純にカロリーが増えますが、、、)。

19. ローステット チックピース(Roasted Chickpeas)

これは、ひよこ豆をローストしたスナックで、ナッツアレルギー、小麦粉アレルギーの人でも食べられるヘルシーなお菓子です。

  • 写真:Booboo56

製造元の「ハッピースナックカンパニー!」は、ひよこ豆やソラマメなどの豆類を原料に、ナッツフリー、グルテンフリー、ビーガンのスナックを作っている小さな会社です。

上の写真は甘くないバージョンですが、チョコレートやフルーツ味のバージョンもありますよ。

20. アルチザン クラッカーズ(Artisan Crackers)

最後にご紹介するのは、オーストラリアのもう一つのトレンド「アーティサン系食品」。

アーティサン(Artisan=日本ではアルチザンと言っているようです)というのは、「職人が手によりをかけてつくった」というような意味で、「工場で大量生産されるものより良質」という感覚でしょうか。お菓子やパンにこの「アーティサン」という形容詞をつけた商品をよく目にします。

  • 写真:Booboo56

こちらは「Olina’s Bake House」というブランドから出ているものですが、このタイプのクラッカーは最近大人気なので、このブランド以外からも同じようなクラッカーがいろいろ出ています。

ドライフルーツやナッツなどが沢山入っていて、ちょっと甘めのクラッカー。そのまま食べるというより、チーズやディップと合わせて食べるためのクラッカーです。

  • 写真:Booboo56

特に癖の強いチーズとの相性が抜群です。値段も高めですが、それだけのことはあります。部屋飲みのお供にぜひどうぞ。

この記事を書いたトラベルライターから一言

  • 写真:Booboo56

オーストラリアの法律で定められている訳ではないので、全てのお菓子のパッケージに、ということではないのですが、写真のような「ヘルス・スター・レーティング(Hearth Star Rating)」が表示されているものがあります。

これは原材料のカロリーや脂質、砂糖、塩などの成分量、食品添加物の含有量などで食品が健康的かどうかを評価するもので、★5つが最高点です。

お菓子にヘルシー度を求めるかどうかは人それぞれですが、気になる人は参考にしてみてくださいね。(Booboo56)

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この記事を書いたトラベルライター

頭の中は食べることばかり、元バックパッカー 
観光というより、暮らすように旅できるオーストラリア・クイーンズランド州にあるサンシャインコーストの魅力をお伝えしたくて、トラベルライターになりましたが、なかなか思うような記事ができず奮闘中。
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