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11. サムボーイ(Samboy)
サムボーイはひとことで言ってしまえば、ポテトチップスなんですが、1950年台(昭和25年〜)から売られている「オーストラリアのポテトチップスの元祖」です。いろいろなフレーバーがありますが、このバーベキュー味がオリジナルなんだそうです。
現代では、もっと洗練された味のオーストラリア産ポテトチップスもありますが、オーストラリアのおじいちゃん、おばあちゃんにとっては「ポテトチップスと言えば、これ!」だったんだそうですよ。
12.ツイスティーズ(Twisties)
これはまさしくオーストラリア版「カール」。こちらも60年近くの長い歴史があり、「これを知らなかったらオージーじゃない!」と言われるスナックです。
13. チーゼルズ(Cheezels)
日本にカールとチートスという似たお菓子があるように、オーストラリアにも、「形は違えど味はほどんど同じ」というスナックがあります。それが、先ほど紹介したツイスティーズとこのチーゼルズです。ツイスティーズより軽く、本体にかかっているチーズの量が多いというのが違いでしょうか。
指輪の形をしているためか、こちらの方が子供には人気があるようです。ジャンクな味が好きな人は、これと同じ形でハンバーガー味の「バーガーリングス(Burger Rings)」もぜひ試してみてください。
14. シェイプス(Shapes)
クラッカー類で人気なお菓子が、こちらのシェイプスと次に紹介するジャッヅ。これらもティムタムを手掛けるArnotto's社の製品です。「オーストラリアで一番売れているクラッカーはどちらか」というテーマで、論争になるぐらいの人気度です。
シェイプスは「シェイプ(Shape=形)」という英語の通り、いろいろな形をしています。オリジナルの6種類の他に、季節限定フレーバーなど、いろいろな味が楽しめるクラッカーです。
15. ジャッヅ(Jatz)
ジャッヅは日本でお馴染みのクラッカー「リッツ」とほとんど同じ味なので、目新しさはありませんが、滞在中、オーストラリアの美味しいチーズやディップを試すとき役に立つかもしれません。
上の写真は、ジャッヅにシェイプスを乗せてみたものです。シェイプスの方が小型です。またシェイプスは生地にフレーバーを練り込んでいるので、ジャッヅに比べて味も濃いめです。
16. クラッカーチップス(Cracker Chips)
こちらもArnotto’s社が手掛ける、比較的最近販売されたスナック。読んで名前の如く「クラッカー生地で作ったチップス」です。ポテトチップスのように超薄型で、中が空洞になっている、ものすごーく軽いクラッカーです。
箱に入ってはいますが、お土産にするとパラパラになってしまうかもしれないので、滞在中に試してみてください。
17. グレイン ウエーブス(Grain Waves)
ここからは、オーストラリアお菓子界のニューウエーブをご紹介します(2020年時点)。
ニューウエーブお菓子の特徴は、ヘルシー志向。こちらのグレイン ウエーブスは、Sunbitesというブランドのスナックです。ポテトチップスのように見えますが、全粒粉(表皮と胚芽を取り除かず粉にした小麦粉)をつかって焼き上げたチップスなので、ポテトチップスよりヘルシーなんだそうです。
いくつかのフレーバがありますが、ポテトチップスやクラッカーとは全然違う味で、ちょっと甘めです。食べはじめると、なぜだか「やめられない止まらない」になってしまうので、いくらヘルシーだと言っても、ダイエット中の人は要注意ですよ。
18. スナッククラッカーズ(Snack Crackers)
こちらもSunbitesのスナック。全粒粉がベースのクラッカーなんですが、それにスーパーフードのキヌアやひよこ豆を加えてヘルシーさをアップさせています。
4つのフレーバーがありますが、サッパリした味なので、単体で食べるより、ディップをつけて食べるタイプのクラッカーなのかもしれません(ディップをつけて食べると単純にカロリーが増えますが、、、)。
19. ローステット チックピース(Roasted Chickpeas)
これは、ひよこ豆をローストしたスナックで、ナッツアレルギー、小麦粉アレルギーの人でも食べられるヘルシーなお菓子です。
製造元の「ハッピースナックカンパニー!」は、ひよこ豆やソラマメなどの豆類を原料に、ナッツフリー、グルテンフリー、ビーガンのスナックを作っている小さな会社です。
上の写真は甘くないバージョンですが、チョコレートやフルーツ味のバージョンもありますよ。
20. アルチザン クラッカーズ(Artisan Crackers)
最後にご紹介するのは、オーストラリアのもう一つのトレンド「アーティサン系食品」。
アーティサン(Artisan=日本ではアルチザンと言っているようです)というのは、「職人が手によりをかけてつくった」というような意味で、「工場で大量生産されるものより良質」という感覚でしょうか。お菓子やパンにこの「アーティサン」という形容詞をつけた商品をよく目にします。
こちらは「Olina’s Bake House」というブランドから出ているものですが、このタイプのクラッカーは最近大人気なので、このブランド以外からも同じようなクラッカーがいろいろ出ています。
ドライフルーツやナッツなどが沢山入っていて、ちょっと甘めのクラッカー。そのまま食べるというより、チーズやディップと合わせて食べるためのクラッカーです。
特に癖の強いチーズとの相性が抜群です。値段も高めですが、それだけのことはあります。部屋飲みのお供にぜひどうぞ。
この記事を書いたトラベルライターから一言
オーストラリアの法律で定められている訳ではないので、全てのお菓子のパッケージに、ということではないのですが、写真のような「ヘルス・スター・レーティング(Hearth Star Rating)」が表示されているものがあります。
これは原材料のカロリーや脂質、砂糖、塩などの成分量、食品添加物の含有量などで食品が健康的かどうかを評価するもので、★5つが最高点です。
お菓子にヘルシー度を求めるかどうかは人それぞれですが、気になる人は参考にしてみてくださいね。(Booboo56)