旅行の目的や楽しみは、景色だったり食べ物だったりと人それぞれですが、お酒好きの人にとっては地ビールのテイスティングも楽しみの一つではないでしょうか?ベルギービールは2016年に無形文化遺産に登録されており、ビール好きならば一度は行ってみたい国かと思います。筆者が実際に試してみて美味しかった、おすすめの地ビールをご紹介します。
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ベルギーで飲みたいおすすめの地ビール
【1】VEDETT EXTRA WHITE
「VEDETT」は、フランス語・オランダ語で「有名人」「スター」という意味があり、このビールを飲むと爽やかな味わいを感じて、スターのような気分になれるというコンセプトを掲げています。フルーティーでスパイシーな風味が特徴的な、ホワイトビールです。辛口のビールが苦手な方でも挑戦しやすいと思います。
【2】La Chouffe
フルーティーな香りにほのかな酸味と苦味があわさった味わいです。すっきりとした飲み口なのでついつい飲み過ぎてしまいそうですが、グラスに描かれているトレードマークの小人の可愛らしさとは裏腹に、アルコール度数8%と強めのビールですので、飲みすぎにはご注意ください。
【3】Tongerlo LUX
1133年に設立されたトンゲルロー修道院のレシピで造られている、修道院ビールです。見た目は柔らかい銅色で、甘めでコクのある味が特徴です。瓶内で再発酵しているため、味も香りも強く濃く感じられます。
【4】Brugse Zot
ブルージュという町の地ビールです。ブルージュの街に伝わるある伝説に由来して「ブルージュの馬鹿」という意味を持つ名前がこのビールに付けられました。同街出身のカリグラファーがデザインしたイラストも、ネーミングにマッチしていて素敵です。4種類の麦芽と2種類のホップで醸造されており、爽やかな香りとほのかな柑橘系のすっきりとした風味が特徴です。
【5】Liefmans Kriek Brut
ブラックチェリーを漬け込んだフルーツビールです。ビール100リットルに対して、13kgものブラックチェリーを使用するという、贅沢なビールです。キレのある酸味と甘酸っぱいチェリーの香りが調和しています。普段ビールを飲まない方でも、飲みやすい味だと思います。
【6】Nello's Blond
『フランダースの犬』という、ベルギーが舞台となっている名作文学がありますが、その物語の主人公「ネロ」をモチーフにした、デザインがかわいらしいビールです。1896年にフランダース地方で創業した老舗ビールメーカーが作っています。大麦とホップの香りと苦味が特徴の、ベルジャンブロンドビールです。
最後に
今回紹介したどのビールも、バーやカフェで販売されています。ビールの種類や販売されているお店にもよりますが、安いものだとドラフトビールを330mlで2.5€(約320円)ぐらいで購入することができます。また、飲み比べセットがあるお店もありますので、少しずついろんな種類を楽しみたい方は注文してみてください。
人気の高い観光地・ブリュッセルのグランプラス周辺にはテラス席のあるお店があり、景色とビールを一度に味わうことができるのでこちらもオススメです。
ベルギーの首都ブリュッセルにはフォトジェニックな観光スポットもたくさんありますので、ぜひ★ベルギー・ブリュッセル★フォトスポット7選もご覧ください。