ビール好きにオススメの国としてラオスをあげると、なぜ?と思われるかもしれません。東南アジアのビールは味が薄いと言われがちで、物足りないとの声もあります。ですが、ビールの味以外にもオススメしたいポイントがありますので、オススメの地ビールとともにご紹介いたします。
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ラオスのビールをオススメする理由
冒頭でも触れましたが、東南アジアのビールは味が薄く物足りないとの声があり、ラオスのビールも他と違わず、あっさり味のものが多いです。では、なぜラオスがビール好きにオススメの国なのかと言いますと、①安い②種類が少ないので全種類制覇できる③ラオスの国民に愛されている、の3点が理由です。
①安い
ラオスは全体的に物価が安く、ビールも安いです。ドラフトビールでも15,000kip(約200円)程度、お店で飲むボトルビールも10,000kip(約130円)程度と、とてもお財布に優しいです。スーパーで販売されている缶ビールは、安いものだと4,000kip(約50円)ぐらいで買えてしまいますので、お金のことを気にせずに楽しめちゃいます!
②種類が少ないので全種類制覇できる
下で何種類かご紹介しますが、ラオスのビールと言えば、「beer lao(ビアラオ)」です。ビアラオにはいくつか種類があり、そのほかに別の銘柄が数種類ありますが、全部で10種類ぐらいかと思います。ですので、他の国よりも簡単に全種類を試すことができます。いろんなビールを試しているビール好きの方であれば、「全種類制覇」という響きも魅力の一つなのではないでしょうか。
③ラオスの国民に愛されている
旅行をしていると、その国の方が好きなものを知りたくなりませんか?ラオスのビール、特にビアラオは国内シェア99%だったことがあると言われており、ビアラオがあれば他のビールは必要ないとまで言われていたそうです。ラオスのソールフードならぬソールビールは、ビール好きなら一度は本場で試してみたいですね。
オススメビール
Beerlao
【1】Lager
ラオスで最もメジャーなビールです。苦味の少ないさらりとしたすっきり味で、日本のラガービールにも似た風味です。ラオスは一年中暑いので、喉越しの良いこのビールがとても美味しく感じられます。スパイシーなラオス料理との相性も抜群で、飽きのこない味です。
【2】Dark
ダークと名前がついていますが、黒ビールではなく、ラガービールと黒ビールの中間のような味と色です。香ばしい風味とキレのある味が特徴です。
【3】Amber Lager
2018年7月に新発売されました。ほのかに苦味があり、芳醇な味わいです。ビアラオの中ではコクがあり味が濃い方だと思います。
【4】Lane Xang
ビアラオの廉価版として作られたと言われています。風味や飲み口はビアラオのラガーに似ていますが、スーパーなどで4,000kip(約50円)程度で販売されており、ビアラオの半値ぐらいで購入することができます。
【5】Namkhong
ハイネケンとラオス政府の合資で2008年に工場が創立された、まだ歴史の浅いビールです。癖がなくさっぱりしています。このビールもLane Xangと同じく安価で、4,000kip(約50円)程度で販売されています。
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