日本からおよそ18,000km。日本の裏側に位置するブラジルは、南米大陸で1番の面積を誇ります。そんなブラジル最大級の観光都市と言われているのがリオデジャネイロです。リオのカーニバルや、2016年にはオリンピックが開催されたことで有名なリオデジャネイロですが、ここには魅力的な観光スポットがたくさんあります。ブラジルといえば...なところや、美しい建物まで、リオデジャネイロを観光するうえで絶対外せない観光スポットをご紹介します。
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リオデジャネイロについて
リオデジャネイロはブラジル南東部に位置し、リオデジャネイロ州の州都であり、ブラジル第2の都市でもあります。リオデジャネイロにあるグアナバラ湾は世界3大美港の一つに数えられ、都市周辺の美しい景観は、2012年に世界遺産にも登録されました。
リオデジャネイロといえば、真っ先に「リオのカーニバル」が思い浮かぶのではないでしょうか。世界で1番有名なお祭りとも言われていて、サンバのリズムでリオデジャネイロの街が熱狂に包まれます。
ブラジル国内で最大級の観光都市のリオデジャネイロには、建築や芸術、そして絶景と魅力的な場所がたくさんあります。その中でも、絶対に外せない観光スポットを7つ紹介したいと思います。
【1】コルコバードの丘
標高710mの丘。ここにはリオデジャネイロの象徴とも言えるキリスト像が立っています。ブラジルの独立100周年を記念して1931年に立てられました。
リオデジャネイロには「キリストの神様が見守る街」という意味があり、その言葉を表すように全長30mのキリスト像が両手を広げ、リオデジャネイロを見下ろす形でそびえ立っています。
キリスト像の迫力もそうですが、この丘から見下ろすリオデジャネイロの街も絶景です。岩山の緑と、綺麗な海岸線は見事な景色です。
アクセス
リオ市内から登山電車or乗り合いバスで行くことができます。
登山電車の場合は、corcovado駅から片道20分。行きは左側の席が眺めがいいのでおすすめです。
乗り合いバスは、地下鉄のラルゴ・ド・マシャード駅とコパカバーナ地区のリド広場から出ています。人数が集まり次第出発します。
登山電車は眺めも良いため人気であり、混雑が予想されます。乗り合いバスの方が本数も多く融通が利くのでおすすめです。
- コルコバードのキリスト像
- ブラジル / 観光名所
- 住所:Cristo Redentor,Rio de Janeiro - RJ, ブラジル地図で見る
【2】コパカバーナ海岸
ブラジルで最も有名なビーチ。長さ4kmにも及ぶ白砂のビーチに来ると、これぞブラジルだという雰囲気を味わうことができます。
地元の子供たちがビーチサッカーをしていたり、砂のアートが作られていたりと、ビーチ沿いを歩いているだけでも思う存分楽しむことができます。
アクセス
地下鉄やバスで行くことが可能です。コパカバーナ方面に乗り、あとは長い海岸なのでお好きなところで降りましょう。
【3】ポン・ジ・アスーカル
グアナバラ湾に突き出た半島のにある奇妙な形をした岩山。このポン・ジ・アスーカルの名前の由来は、形が砂糖パンに似ていることから名付けられたそうです。
ポン・ジ・アスーカルへは2本のロープウェイを乗り継いで行き、その岩山からリオデジャネイロの街を一望することができます。
ここで特におすすめなのが夕方以降の景色。夕日と一緒に見るリオデジャネイロの街並み、そしてリオデジャネイロの夜景は見逃せません!
アクセス
ポン・ジ・アスーカルへは、2本のロープウェイを乗り継いで行きます。
まずはロープウェイの駅プライア・ベルメーリャ駅へ向かい、そこからロープウェイに乗ります。所要時間は3分ずつ。乗継含め10分ほどで到着します。
- 料金 80レアル(約2,800円)
- 営業時間 8:00〜21:00
- ポン・ジ・アスーカル
- ブラジル / 自然・景勝地 / 観光名所
- 住所:Pao de Acucar地図で見る
【4】カラフルな巨大壁画
世界最大の壁画(現在は抜かれています)として、ブラジル・サンパウロ出身のエドゥアルド・コブラ氏によって描かれた壁画。
2016年に開催されたリオデジャネイロオリンピックの都市再開発の際に描かれ、五輪に合わせて五大陸の先住民の顔が描かれています。
まだ名称も付いていないような場所ですが、これから人気沸騰間違いなしのスポットです。
アクセス
壁画の目の前に、リオ市内を走る路面電車の駅Parada dos Museus駅があるので、路面電車を使いましょう。