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伏見観光
伏見稲荷大社がある日本有数の酒どころ

【京都】名酒のまち、幕末のまち、伏見へ行こう!

取材・写真・文:

Maibunta
香港在住

2018年4月18日更新

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写真:Maibunta

古くは「日本書紀」に記されているほど歴史は長く、江戸時代には京都と大阪を結ぶ淀川までの運河で大変栄えた、京都市内の南の玄関口の伏見には、幕末の歴史跡が数多く残されています。また質の良い伏流水が豊富な地であったところから、天下の酒所として有名になった名酒の街としても有名です。これらの伏見の魅力の幕末の歴史跡と月桂冠大蔵記念館、黄桜記念館を紹介します。

幕末のまち

龍馬が襲撃された寺田屋

  • 写真:Maibunta
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京阪電車の中書島駅から徒歩で約五分くらいの場所にあり、ひときわ当時の面影を感じさせる建物が、坂本龍馬が伏見奉行の役人達に襲撃された寺田屋事件で有名な旅館の寺田屋です。

入浴中だった龍馬の妻のお龍がいち早く異変に気付き、すぐに裏階段を上がり二階に居た龍馬達に襲撃を伝え、襲撃中なんとか逃げる事に成功した、というお話はとても有名ですね。

有名な幕末志士達の密会に人気の宿

大阪と京都を結ぶ水路が盛んであった伏見には、このような船宿が沢山ありましたが、ここの名物女将お登勢が、幕府から目をつけられていた尊王攘夷派の志士達から慕われていたため、有名な幕末志士達の密会に人気の宿だったようです。

  • 写真:Maibunta
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庭園には龍馬の石像や石碑があり、寺田屋保存委員会によって作られたお登勢明神が祀られています。お龍と龍馬を結びつけたと言われている女将のお登勢にあやかろうと、良縁を求めて来る男女も多いようです。

館内はまるでタイムスリップしたかのよう

  • 写真:Maibunta
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入場料を払い靴を脱いで中に入ると、小さな旅館と印象を受けますが、一気に幕末にタイムスリップしたかの気分になれるでしょう。細い階段で二階に上がると坂本龍馬が実際に宿泊したお部屋があり、龍馬ファンにはロマンいっぱいな空間です。

襲撃された時のピストル跡や刀の跡がついている柱もそのまま残されていたり、当時の重要な資料を展示もされていて、見どころたっぷりです。

幕末の歴史を学べる場所

  • 写真:Maibunta
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一階には、龍馬をはじめお龍やお登勢達などの写真や、寺田屋の歴史がわかる写真などが飾られています。時間毎に語り部の方が寺田屋の歴史や寺田屋事件の詳細などを語ってくれますので、とても勉強になりますよ。幕末に興味ある方には、実際に彼らが過ごした空間を時代を超えて共有できて、大変感慨深い経験になると思います。

寺田屋
伏見 / 建造物
住所:伏見区南浜町263地図で見る
電話:075-622-0243

十石船巡り

伏見の歴史を知れる遊覧船

  • 写真:Maibunta
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江戸時代から明治時代にかけて、人やお米やお酒などの物資が大阪ー伏見間を行き来する為、宇治川ー淀川間を運行していた屋形船の十石船が、春から秋にかけて濠川で運行しています。伏見の歴史を水路から伝える遊覧船で、所要時間は約55分です。

風情ある街並みを堪能

  • 写真:Maibunta
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十石舟に揺られながら眺める伏見の歴史ある街並みは、歩いて観る景色とまた違った趣がありとても風情があります。途中、三栖閘門で下船し、十石船や伏見の水路の資料館を見学します。当時の志士達もこの十船で大阪京都間を行き来していたと思うと、不思議な気持ちになりますね。

十石船巡り
伏見 / 乗り物
住所:京都府京都市伏見区南浜町地図で見る
電話:075-623-1030
Web:http://www.kyoto-kankou.or.jp/event/?id=9914&r=148...

有名な歴史的場所の石碑達

日常の景色に埋もれてしまって通り過ぎてしまうような場所に、実は歴史的に重要な場所だった事がわかる石碑があります。石碑だけで感動は半分くらいかもしれませんが、想像しながらお散歩するのも楽しいですよ。

龍馬が傷を癒した伏見薩摩藩邸跡地と、藩士が集まった伏見土佐藩跡地の石碑

  • 写真:Maibunta
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左の写真が寺田屋から1kmくらいの所にある、伏見薩摩藩邸の跡地の石碑です。寺田屋事件のあとお龍が夜に一人で助けを求めに行き、その後しばらく龍馬はここ薩摩藩邸で傷を癒したと言われています。

薩摩藩と言えば、あの西郷隆盛ですね。ちょうど別の京都内の薩摩藩邸にいた彼が、龍馬の手当をするための手配をしたと言われています。瀕死状態だった龍馬が薩摩藩邸内でもし亡くなっていたら、また歴史が変わってたかもしれませんね。そう思うと、この場所もとても歴史ある場所ですね。

右の写真が、寺田屋から徒歩で約5分ほどの所にある、月桂冠情報センターの敷地内にひっそりと建てられている伏見土佐藩跡の石碑です。昔ここに土佐藩邸があり、坂本龍馬、中岡慎太郎、武市半平太などの歴史に名前を残した元土佐藩士達が出入りしていた場所と思うと、特別な感じがしますね。

伏見薩摩藩邸跡地
伏見 / 遺跡・史跡
住所:京都市伏見区東堺町472地図で見る
伏見土佐藩跡地
伏見 / 遺跡・史跡
住所:京都府京都市 伏見区南浜町248ー4地図で見る

伏見長州藩邸跡地と、伏見口の戦い激戦地跡の石碑

  • 写真:Maibunta
  • 写真:Maibunta

左の写真は、寺田屋から約3分ほどの、京都市内と伏見を結ぶ武田街道にある伏見での長州藩邸跡の石碑です。京都市内と伏見を結ぶ主要道路沿いに藩邸を構えているだけあって、やはり主力な長州藩。屋敷は幕府との戦いで焼け落ちたと言われています。

薩長軍と旧幕府軍(新撰組や会津藩など)が戦い、歴史の転換期になった鳥羽伏見の戦いで激戦地になった場所に伏見口の戦い激戦地跡の石碑が建てられています。寺田屋から西側すぐの濠川にかかる橋のたもとにあり、この辺一体は旧幕府軍たちによって攻撃され火の海になったようです。

伏見長州藩邸跡地
伏見 / 遺跡・史跡
住所:〒612-8219, 表町 伏見区 京都市 京都府 612-8219地図で見る
伏見口の戦い激戦地跡
伏見 / 遺跡・史跡
住所:〒612-0000 京都府京都市伏見区南浜町 伏見口の戦い激戦地跡地図で見る

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※この記事は2017年8月18日に公開した情報です。
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