ドイツ
ドイツ観光
ロマンティック街道には古城や中世の街並

独特な雰囲気がたまらない!北ドイツの世界遺産の町リューベック

取材・写真・文:

福岡在住

2017年10月27日更新

4,542view

お気に入り

写真:Asako!

北ドイツを中心としたハンザ同盟都市の中心として400年以上歴史を支えてきた商業都市リューベック。赤レンガ造りの建物が街に独特な雰囲気を醸し出す旧市街は、ユネスコ世界文化遺産にも登録されており、今もなお中世の面影を感じることができます。「ハンザの女王」とも称されるリューベックの魅力をご紹介。

この記事の目次表示

ドイツのおすすめツアー
―*オーストリア【チロル地方】&スイス【アルプス】絶景紀行*―綺麗な花が咲き乱れるドイツ【マイナウ島】や中世の面影残る【シュタイン・アム・ライン】は日帰りで満喫♪【インスブルック×ルツェルン×ツェルマット×サンモリッツ×チューリッヒ】周遊10日間
326,800円~494,800円
◆プレミアムエコノミークラス×往復直行便でちょっと優雅に行くドイツ【羽田発/ルフトハンザドイツ航空利用】~中央駅から徒歩3分!アクセス抜群の3つ星ホテル《ゲルマニア/GERMANIA》ご宿泊~ ミュンヘン6日間
203,800円~410,800円
◇◇鉄道でめぐるオーストリア&ドイツ◇◇-♪好立地な3つ星&4つ星ホテルに宿泊♪-芸術の都《ウィーン》雄大なアルプスに囲まれた街《ザルツブルク》バイエルンの古都《ミュンヘン》7日間【羽田深夜発/カタール航空】
117,800円~279,800円

リューベックについて

ドイツにある16つの連邦州のなかでも最も北にあるシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州の中の都市です。13世紀~15世紀頃まではハンザ同盟の盟主として繁栄を誇っていました。

リューベックまでのアクセス

リューベックまでのアクセスは電車利用が便利。

  • 写真:Asako!
  • ハンブルクから列車で約45分
  • ベルリンから列車で約3時間(乗換あり)
  • フランクフルトから列車で約4時間半(ハンブルク乗換)

北ドイツの中でも北部に位置していますが、ドイツは高速列車・鉄道網が発達しているので、各主要都市から乗換も少なく、意外に楽にアクセスできます。


さぁ街歩き!

  • 写真:Asako!
  • 写真:Asako!

リューベックの街歩きはリューベック中央駅から始まります。駅を出発して町の中心までは徒歩約15分ほど。

この町の象徴“ホルステン門”

  • 写真:Asako!

駅を出て市街地へ向かい歩き、ほどなくしてすぐにこの町の入口であり、シンボルともいえるホルステン門がお出迎えです。赤レンガ造りで他に類を見ないその存在感ある門は、その先に広がるリューベックの町を守り隠すかのような印象を受けます。ちなみに、町への入口側の壁をより頑丈に建設したことから、少し傾いているのが見て取れます。

また門の中はホルステン門博物館となっており、リューベックの歴史や船舶関連の模型等の展示がされています。

州の象徴として

  • 写真:Asako!

このホルステン門はリューベックのシンボルであることはもちろんですが、州を代表する歴史的建造物です。というのも、ドイツでは通常のユーロコインとは別に連邦州ごとのデザインもあり、リューベックのあるシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州の2ユーロコインの柄は、このホルステン門が刻まれています。

  • 写真:Asako!

CONCORDIA DOMI FORIS PAX=“内に結束を、外に平和を”

ホルステン門
ドイツ / 建造物
住所:Holstentorplatz, 23552 Lübeck, ドイツ地図で見る
Web:https://museum-holstentor.de/

塩倉庫

  • 写真:Asako!

ホルスステン門を抜けてすぐトラベ川沿いに、こちらも赤レンガで作られた建物が立ち並ぶ景色を見ることができます。ハンザ同盟時代、塩は富や権力と結びついていたといわれ、重要な資源でした。

塩は内陸地のリューネブルクから仕入れられてここで保管され、ハンザの商人たちはバルト海で捕れたニシンを塩漬けにし、それらを諸都市へ売りさばくことでリューベックは繁栄していきました。

塩倉庫
ドイツ / 建造物
住所:Wallstraße 1, 23560 Lübeck, ドイツ地図で見る
Web:http://www.luebeck.de/tourismus/sightseeing/sehens...

聖ペトリ教会からまず一望

  • 写真:Asako!
  • 写真:Asako!

ホルステン門を正面から見た際に、背後にひときわ目立って立っている1本の塔が聖ペトリ教会です。教会自体はモダンなつくりとなっていますが、見どころは展望台。エスカレーターで展望階まで登れば、リューベックの街を180度眺望することできます。

聖ペトリ教会
ドイツ / 社寺・教会
住所:Petrikirchhof, 23552 Lübeck, ドイツ地図で見る
Web:http://www.st-petri-luebeck.de/

中世を感じる旧市街

  • 写真:Asako!
  • 写真:Asako!
  • 写真:Asako!

旧市街のマルクト広場には、繁栄していた当時の威厳を面影として残す市庁舎があります。牛の血で染めたといわれる黒レンガに槍のような緑の尖塔、バルト海からの強風を通すための風穴があけられており、独特な雰囲気を放っています。これらはリューベック特有の建築と言われています。

リューベックのマルクト広場
ドイツ / 公園・動植物園
住所:Breite Str. 62, 23552 Lübeck, ドイツ地図で見る

聖霊養老院/Heiligen-Geist-Hospital

世界最古の福祉施設のひとつであるこの聖霊養老院は、13世紀後半、ハンザ同盟都市として繁栄をしていた頃に、社会的弱者の救済のために建てられました。現在は一部見学が可能となっており、市内でも最も重要な建物の一つです。

聖霊養老院
ドイツ / 建造物
住所:Koberg 11, 23552 Lübeck, ドイツ地図で見る

いくつものストーリーを持つマリエン教会

  • 写真:Asako!

リューベックに来たのならば、この教会は欠かせません。レンガの温かみのある内装も美しいだけでなく、この教会には多種多様なストーリーが秘められています。

あのバッハが足しげく通った音色

  • 写真:Asako!
  • 写真:Asako!

この教会には、世界最大級のパイプオルガンがあり、かつて音楽家のバッハは、当時この教会でオルガニストをしていたブクステフーデの演奏を聴くために遠いチューリンゲン州から400キロの道のりやって来たそうです。そして魅了されたバッハは4ヵ月もリューベックに滞在したとか。

残された戦争の傷跡

  • 写真:Asako!

マリエン教会の片隅には、第二次世界大戦時の爆撃で尖塔から落下し破壊した鐘がそのままの姿で残されています。まるで飴細工のように破損しているその姿は、当時の被害の大きさ、悲惨さを今もなお伝え続けています。

酒飲み悪魔の物語

  • 写真:Asako!
  • 写真:Asako!

マリエン教会のすぐそばに、何かうれしそうな顔をしている銅像が座っています。この子は実は悪魔で、こんな物語があるのです。

かつて教会の建設が開始した時、お酒が大好きなこの悪魔はこの場所に“酒場”ができるものだと信じ、建設の手伝いをしていました。ところが完成間近でここが酒場ではないという真実を知った悪魔は激怒し、石を投げつけ教会を壊そうとしました。困った住人達はすぐ近くに酒場を作ることを約束すると、悪魔の機嫌は戻り、無事にマリエン教会が完成した。実際に近くに酒場が建設されたとか。

この物語を聞くと、悪魔のこの待ち遠しそうな笑顔も納得ですね。

マリエン教会
ドイツ / 社寺・教会
住所:Marienkirchhof 1, 23552 Lübeck, ドイツ地図で見る
Web:http://www.st-marien-luebeck.de/

散歩心をくすぐる街並み

  • 写真:Asako!
  • 写真:Asako!

世界遺産に登録されているリューベック旧市街は、歴史的な建築物だけではなく、ちょっと入ってみたくなるような裏道や小道も多くあり、街歩きをより楽しくさせます。

  • 写真:Asako!

街自体はそこまで大きくいので、のんびり街歩きをするにもちょうどいい都市です。ブライテ通りにはレストランやショッピングスポットもあり、さまざまな要素がコンパクトにまとまった街です。レストランでは北ドイツ料理とビールを♪♪

  • 写真:Asako!
  • 写真:Asako!
  • 写真:Asako!

おわりに

北ドイツの街リューベックには、過去の歴史や繁栄の面影からどこか哀愁すら感じる独特な雰囲気があります。市内はそこまで観光地化されていないので、ほっと落ち着く温かい雰囲気を持ち合わせています。地図で見ると主要都市からは遠く感じますが、電車で行ける距離なので、ぜひ足を運んでみてください♪♪

リューベック
ドイツ / 町・ストリート
住所:リューベック ドイツ地図で見る

ドイツの旅行予約はこちら

ドイツのパッケージツアーを探す

ドイツのホテルを探す

ドイツの航空券を探す

ドイツの現地アクティビティを探す

ドイツのWi-Fiレンタルを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※この記事は2017年10月26日に公開した情報です。
 記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事

【ドイツ】定番だけ厳選したベルリンのおすすめ観光地11選+みどころ

ドイツの首都ベルリン。実際に3年間住んだ経験を元に、旅行者におすすめなベルリンの定番観光地を11件厳選し、 各地のみどころと共に紹介します!

2019夏休みの海外旅行におすすめの国・都市11選!夏がベストシーズンの旅行先特集

長期連休が取りやすい夏休み。せっかく海外旅行に行くなら、この時期にぴったりな旅行先へ出かけたいですね。夏休みの海外旅行先に迷っている方へ、夏の時期がベストシーズ...


【ドイツ】今やハンブルグの観光名物!伝説の風俗街「レーパーバーン」

ドイツ・ハンブルクのザンクトパウリ地区に存在する巨大歓楽街レーパーバーン(Reeperbahn)は、今やB級スポットとして大人気の観光地。「飾り窓」や「ビートル...

【ドイツ】カール大帝ゆかりの地、アーヘン観光名所ピックアップ!

ドイツ西側の国境に位置し、ベルギーのリエージュへは電車で1時間、オランダのマーストリヒトにも直通バスで1時間と隣国の観光地へのアクセスもいいカトリックの街、アー...


ドイツ最古の町トリーアの必見観光スポット6選

ライン川の支流、モーゼル河畔の町トリーアは、ドイツ最古の町。ドイツワイン発祥の地で、世界的ブランドのモーゼルワインの一大生産地でもあります。ドイツの中でも歴史的...

この記事を書いたトラベルライター

“きゅん”っと来るものが旅の原動力+*
福岡県出身。なんとなくでドイツ語を始め、初めての海外渡航でドイツへ行ってヨーロッパに感動!就職と同時に上京し、数年後に1年間ドイツ勤務。なんとなくから始まってどこか切っても切れない縁があるドイツが大好きです。基本的には列車旅行がメインです。きゅん!とした気持ちをきっかけに旅してます♪

意外と知らない?ドイツ・フランクフルトで味わうべき名物5選!

日本からの直行便もあり、ドイツだけでなくヨーロッパ各国への玄関口ともいえる都市フランクフルト。フランクフルトに滞在する人も、移動の拠点とする人も、乗り継ぎで利用...

【ポーランド】週末が狙い目!?美しい世界遺産ワルシャワの街歩き

ポーランドの首都ワルシャワは、日本からの直行便もあるアクセスしやすいヨーロッパ都市のひとつ。そんなワルシャワの街歩きと、観光するなら週末がちょっとお得なポイント...


ラプンツェルの世界へ♪ドイツの古城ホテル「ホテルブルク トレンデルブルク」

ドイツ・メルヘン街道沿いにある小さな町トレンデルブルクには、あの人気グリム童話でディズニー映画にもなっている『塔の上のラプンツェル』のモデルとなった古城がありま...

ドイツ・ライン川最大の古城ホテル「シュロスホテルラインフェルス」

様々な古城が点在するライン川。世界遺産にも登録されているこのエリアの中でも、その大きさから一際目を引く古城「ラインフェルス城」。13世紀半ばに建てられたこの城は...


ドイツ・ライン川を望む雰囲気抜群の古城ホテル「アウフシェーンブルク」

ドイツの人気観光スポットのひとつ、ライン川エリア。特にユネスコ世界遺産にも登録されている ”ライン渓谷中流上部(ビンゲン~コブレンツ)” 沿いには、美しいワイン...

トラベルライターアワード受賞結果発表トラベルライターインタビュー Vol.2 bluemoonさん

アプリ「Pokke」でドイツの音声ガイドを聴く

ドイツの観光スポットの音声ガイドをアプリ「Pokke」で聴くことができます。

旅行前にダウンロードしておけばオフラインでも使える!
プロのガイドに案内されるように旅を楽しめる!

Pokkeについて

【トラベルライターインタビューVol.2】NY記事50本超え!人気記事を多数生み出しているbluemoonさんの執筆のコツとは?