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【17】オリンピアの古代遺跡(オリンピア)
アテネから西へ190kmほどの場所にあるオリンピアは、4年に一度開催される平和の祭典「オリンピック」発祥の地。オリンピックの聖火は現在もオリンピアの遺跡で点火され、開催地へと運ばれていきます。
緑に囲まれた「オリンピアの古代遺跡」は1989年に世界遺産に登録されました。聖火の採火式を行う場所として知られる「ヘラ神殿」やスタジアム、宿泊施設跡である「レオニデオン」など、オリンピック開催のために建設された様々な遺跡が残っています。

- オリンピアの古代遺跡
- ギリシャ / 遺跡・史跡
- 住所:Archaeological Site of Olympia, Olympia 27065 Greece地図で見る
【18】デルフィの考古遺跡(デルフィ)
デルフィとはギリシャ中部のパルナッソ山麓にあった古代ギリシャの聖地。19世紀にフランス考古学会が埋もれていた遺跡を発見し、発掘された多くのものはデルフィ考古学博物館に展示されています。
デルフィの考古遺跡は1987年にユネスコの世界遺産に登録されました。紀元前700年頃に建設された「アポロン神殿」や、アテネがアポロンに献上した品々が納められていた「アテネの宝庫」、そのほか、アテネの柱廊、シビラの岩などの見所があります。
【19】ミケーネ遺跡(ミケーネ)
ミケーネ遺跡はペロポネソス半島にある古代の都市遺跡。1876年にシュリーマンが発掘したことで有名です。アトレウスの宝庫、黄金のマスクが発見された円形墓地、宮殿、博物館などが点在しています。
ミケーネとティリンスを中心に発展したミケーネ文明の特徴は、巨石を用いて都市を城壁で囲っていたことです。現在の遺跡にも豪壮な巨石建築が残っています。世界史の教科書にも登場する獅子門は紀元前1350年頃に作られたといわれています。梁の上の三角形の石に、向かい合う2頭のライオンが彫られていることから、獅子門と呼ばれています。
【20】ザキントス島
アテネからは飛行機で約45分でアクセスできる、イオニア海に浮かぶ島。日本ではそれほど有名ではありませんが、最大の見所であるナヴァイオビーチ(シップレックビーチ)は、アニメ映画『紅の豚』に登場する海岸のモデルでないかと言われています。ビーチで泳ぐだけでなく、展望台にのぼれば綺麗な青いビーチを見下ろすことができます。
【21】クノッソス宮殿(クレタ島)
クレタ島を支配していた王が建設した宮殿遺跡で、ヨーロッパ最古の文明であるミノア文明を象徴するもの。1900年から1931年にかけて、イギリスの考古学者サー・アーサー・エヴァンズによって発掘されました。宮殿には1,500を超える部屋があり、4層にもなっていたと言われています。じつに複雑な構造をもち、神話では怪物ミノタウロスを幽閉するためにこのような迷宮にしたと語られています。
【22】エラフォニシビーチ(クレタ島)
出典:www.flickr.comphoto by Tiomax80
クレタ島の南西にあるエラフォニシビーチは、ピンク色の砂浜で知られています。くだけた貝殻が砂と入り混じりピンク色に見えるそうで、水際まで行くと、ピンク色をよりはっきりと確認することができます。透き通るような海の青色と、砂浜のピンク色のコントラストが美しいと人気で、遠浅のため海の遠くの方まで人がたくさん泳ぐ光景を目にすることができます。
【23】イラクリオン古代博物館(クレタ島)
クレタ島からの出土品が収蔵されている博物館。クノッソス宮殿で発掘した壁画「百合の王子」や「パリジェンヌ」などのオリジナルが展示されています。そのほか、同じミノア文明の遺跡であるフェストスで出土した「フェストスの円盤」など貴重な遺跡が展示されており、見応えがあります。

- イラクリオン古代博物館
- ギリシャ / 博物館・美術館 / 博物館
- 住所:Xanthoudidou & Hatzidaki St., Heraklio Crete地図で見る
【24】オールド・ベネチアン・ハーバー(クレタ島)
クレタ島第2の都市であるハニア随一の観光スポットで、最も賑わいをみせます。16世紀に建てられたヴェネツィア風の建物や、倉庫や船の修理所であるネオリアが残っており、沖にはボートやヨットが停泊しています。海の景色を楽しみながら食事ができるレストランやギフトショップが並び、夕刻のサンセットや、夜のライトアップされた灯台の雰囲気もまた素敵です。

- オールド ベネチアン ハーバー
- ギリシャ / 町・ストリート
- 住所:Old Venetian Harbour,Crete,Greece地図で見る


















































