【東京タワー】ライトアップ徹底ガイド＆撮影スポット7選

この記事の目次表示

• 東京タワーの通常ライトアップは2種類あり！
•    季節によって色合いを変えるライトアップ「ランドマークライト」
•    七色に変化するライトアップ「ダイヤモンドヴェール」
• イベント毎に行われる特別な「ダイヤモンドヴェール」ライトアップにもご注目
•    月に一度のお楽しみ♡「満月ダイヤモンドヴェール」
•    季節ごとのイベントやその時代の流行など、“今”を現すライトアップ
• 東京タワーのライトアップスケジュールは、事前に公式サイトで確認を
• 恋人と一緒に見ると永遠に結ばれる！？「ライトダウンイベント」
• 東京タワーは“イルミネーション”も見逃せない！
•    冬の恒例イベント「ウィンターファンタジー」
•    毎夏ごとに出会える「天の川イルミネーション」
• 東京タワーライトアップ撮影におすすめ！フォトスポット7選★
•    フォトスポット①：増上寺
•       毎年、七夕の夜には「キャンドルナイトイベント」も！
•    フォトスポット②：芝公園 多目的運動広場
•    フォトスポット③：芝公園山内歩道橋
•    フォトスポット④：芝公園 23号地
•    フォトスポット⑤：ずばり、東京タワーの麓！
•    フォトスポット⑥：「東京タワースタジオ」前
•    フォトスポット⑦：芝公園 いきいき広場
• おわりに

東京タワーは“イルミネーション”も見逃せない！

冬の恒例イベント「ウィンターファンタジー」

• 写真：かなたあきこ

東京タワーのライトアップをさらに楽しめるイベントが、毎冬に行われている「ウィンターファンタジー～オレンジ・イルミネーション～」です。

毎年11月～2月にかけて開催され、期間中は東京タワー1階の正面玄関前が約7万3,000球のLED電球で彩られ、生のモミの木を使ったツリーが飾られます。東京タワーのライトアップとイルミネーションのコラボを楽しむことができる、おすすめのイベントです。

毎夏ごとに出会える「天の川イルミネーション」

毎年七夕にちなんで開催される「天の川イルミネーション」も、すっかり東京タワーの夏の恒例行事になっています。「メインデッキ」1Fに、約15万個のブルーのLEDライトが張り巡らされ、夜空に浮かぶ“天の川”を再現。青一色の世界の中に、ときおり大きく白い弧を描く「流れ星」が姿を現すこともあるのだとか☆

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また「天の川イルミネーション」の期間は、外階段が特別に22時まで開放されます。階段にもイルミネーションが施され、キラキラの光の中で東京の夜景が堪能できる、絶好のチャンスですよ！

東京タワーライトアップ撮影におすすめ！フォトスポット7選★

東京タワーライトアップの概要がつかめたところで、次はおすすめの撮影スポットをご紹介します。筆者が実際に夜の東京タワー周辺を歩いて見つけた、ユニークな構図の写真が撮れるフォトスポットを厳選♪よく見る写真とは一味違った個性的なショットが撮れ、SNS映えもばっちり狙えます！

フォトスポット①：増上寺

• 出典：www.photo-ac.com

荘厳な大伽藍と東京タワーのコラボショットが撮影できる、有名なフォトスポットの一つ「増上寺」。もちろんライトアップ撮影にもおすすめです。ただし寺院の参拝時間は17時半までですので、夏場はライトアップ時間に間に合いません…。冬場は16時半過ぎの日没からライトアップが開始しますので、ぜひ日が落ちるのが早い時季に訪れてください。

毎年、七夕の夜には「キャンドルナイトイベント」も！

• 出典：www.photo-ac.com

また、増上寺では毎年7月6日と7日の2日間、七夕祭の一環として「和紙キャンドルナイト」というイベントを開催しています。2日間限定ですが、21時まで開催されるこのイベント時には、夏場でもライトアップ撮影ができますよ！天の川に見立てた和紙のキャンドルが、東京タワーの輝きをより一層引き立て、とてもロマンチック。ぜひ一度は見てみたい光景です。

フォトスポット②：芝公園 多目的運動広場

• 写真：かなたあきこ「みなと図書館」横の公園広場は、赤い★マークの辺り

次のスポットは、港区立「みなと図書館」正面入り口に向かって左手、東京タワーへ向かう緩やかな坂道の途中にある「芝公園 多目的運動広場」です。すでに東京タワーが大きく見えていますが、あえてタワーに背を向けてみるとこんな光景が。

• 写真：かなたあきこ

一見すると単なるオフィスビル群の夜景ですが、向かって一番左手の高層ビル「愛宕グリーンヒルズmoriタワー」によく注目してください。総ミラー張りのビル外観に、ライトアップされた東京タワーが映り込んでいるんです！

• 写真：かなたあきこ

こんなにくっきりとタワーが映り込むビルも、そうないのでは。映り込む角度といい、大きさといい、つい足を止めて見とれてしまう美しさです。ちょっと変わった“タワーフォト”をぜひ映してみてください。

フォトスポット③：芝公園山内歩道橋

• 写真：かなたあきこ「芝公園山内歩道橋」は、赤い★マークの辺り

• 写真：かなたあきこ

先ほどの広場からすぐの交差点「芝公園三丁目」にかかる、「芝公園山内歩道橋」も実は穴場のフォトスポットです。歩道橋の上から「東京プリンスホテル」の背後にそびえる東京タワーと、車道を走るクルマのヘッドランプが同時に撮影可能。流星群のように輝くヘッドランプの帯が、都会らしい一枚に仕上げてくれます。

• 写真：かなたあきこ

フォトスポット④：芝公園 23号地

• 写真：かなたあきこ「東京タワー前」交差点手前の林は、赤い★マークの辺り

歩道橋で撮影した後、タワーに向かって歩いていく途中に小さな林があります。地図上だと、「東京タワー前」交差点の手前の「芝公園 23号地」の辺りです。東京タワーの周辺は芝公園一帯となっており、都心の中でも緑豊かな場所ですが、中でもここは背が高い樹々に覆われたスポット。ちなみに昼間はこのような光景です。（下記写真）

• 写真：かなたあきこ

夜になると、うっそうと茂った林の向こうに東京タワーの赤い光が垣間見え、ちょっぴりミステリアスな雰囲気に。“異形（いぎょう）のもの”という言葉がぴったりくるような、妖しささえ感じます。とはいえ、本当に小さな林ですのでベストショットの瞬間を見逃さないでくださいね。

• 写真：かなたあきこ
• 写真：かなたあきこ

フォトスポット⑤：ずばり、東京タワーの麓！

次はそのものずばり、東京タワーの麓です。「東京タワー前」交差点から急坂を上ると、そこはもうタワーの真ん前。鉄骨が闇にくっきり浮かび上がる迫力ある姿が、“見上げ”の構図で収められますよ。ここは三脚を立てて、本格的に撮影している人も多い絶好のフォトスポット。ぜひご自分だけの、渾身の一枚を撮ってみては。

• 写真：かなたあきこ

フォトスポット⑥：「東京タワースタジオ」前

• 写真：かなたあきこ「東京タワースタジオ」前は、赤い★マークの辺り

こちらも東京タワーの麓の一角ではありますが、あえてこの場所に限定する理由があるんです。それは、イベント時の特別ライトアップで浮かび上がる「マーク」や「文字」が、一番いい角度で撮影できるから！東京タワー名物の「マーク」「文字」は、メインデッキの4面あるウインドウ部分の南西方向（品川側）のみに表示されるため、別方角からでは見えないのです。

• 写真：かなたあきこ取材当日の「東京タワースタジオ」前。19時のライトダウンイベント撮影のため、続々と人が集まっていました。

筆者が訪れたのはちょうどクリスマスライトアップ期間で、前述した「ライトダウン」プログラムが実施中でした。19時に一斉にライトが消え、暗闇に東京タワーのシルエットだけが浮かび上がる中、キュートなピンク色のハートマークが出現！なかなか見られないレアなライトアップです。

• 写真：かなたあきこ

過去には2020年の東京オリンピック開催決定を記念して、五輪カラーで「2020」を表示した期間もあったようです。マークや文字入りの限定ライトアップを見るなら、ぜひ「東京タワースタジオ」前へ。ただし車の出入りがある場所ですので、撮影の際はくれぐれも注意してください。

• 出典：www.photo-ac.com2020年東京オリンピック開催決定を記念した、特別ライトアップ

フォトスポット⑦：芝公園 いきいき広場

• 写真：かなたあきこ「東京 芝 とうふ屋うかい」前の公園は、赤い★マークの辺り

最後のスポットは、高級料亭「東京 芝 とうふ屋うかい」前にある公園「芝公園 いきいき広場」。東京タワーから少し離れた場所にあり、タワー全体像をキレイに収めることができますよ。

• 写真：かなたあきこ

さらに、公園内に街灯がいくつも設置されていて比較的明るさがあるため、光感知機能があるカメラで撮る際に便利。暗い場所だとシャッター速度が遅くなり、手ぶれの原因にもなる夜景撮影でも、失敗が少なくなります。

• 写真：かなたあきこ公園内には街灯が多くあり、一定の光量が保てます

おわりに

東京タワーのライトアップ徹底ガイド、いかがでしたか？フォトスポット巡りについては、冬の季節には増上寺を17時頃にスタートし、19時のライトダウンイベントまで2時間ほどで、ご紹介した7カ所をすべて回ることができますよ！カメラを片手に、ぜひ訪れてみてください。