東京タワーのライトアップには、様々なバリエーションがあることをご存知ですか?特別ライトアップやライトダウンイベント、イルミネーションetcを徹底ガイド!筆者が実際に歩いて探した「おすすめ撮影スポット7選」と併せて、ご紹介します♪
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東京タワーの通常ライトアップは2種類あり!
東京タワーの通常ライトアップは、180個のライトによってタワー全体を浮かび上がらせる「ランドマークライト」と、タワーから外に向かって276台のライトを輝かせる「ダイヤモンドヴェール」の2種類があります。東京の夜景と聞いて真っ先に思い浮かぶ、“真っ赤に輝く東京タワー”は「ランドマークライト」でライトアップされた姿です♪
季節によって色合いを変えるライトアップ「ランドマークライト」
東京タワーの定番ライトアップである、タワーをオレンジレッドに彩る「ランドマークライト」。実は季節によって微妙に色合いが違っています。
毎年7月7日七夕の夜から始まる「夏バージョンライトアップ」は、「メタルハライドランプ」と呼ばれるシルバーライトを使用し、白色を基調にすっきりと涼しげなイメージに。一方、10月初旬頃からの「冬バージョンライトアップ」は、「高圧ナトリウムランプ」と呼ばれるオレンジ色のライトを使用し、空気の澄んだ冬の夜空に映える工夫がされているそう。
七色に変化するライトアップ「ダイヤモンドヴェール」
「ダイヤモンドヴェール」は全部で17段ある光の階層を、最大七色に変化させられるライトアップ。毎週土曜日の20:00~22:00、2時間限定で東京タワーをレインボーカラーに染め上げます。
イベント毎に行われる特別な「ダイヤモンドヴェール」ライトアップにもご注目
先に紹介した「ダイヤモンドヴェール」のライトアップは、通常毎週土曜のみの点灯となりますが、イベント時には特別バージョンとしてレインボーカラー以外のライトアップをお披露目し、見る人を楽しませてくれます。
月に一度のお楽しみ♡「満月ダイヤモンドヴェール」
毎月1回、満月の夜だけに行われるライトアップが「満月ダイヤモンドヴェール」。満月の光をより際立たせるため、タワーの上部が消灯され、下部のみが“ピンク色”に輝く特別ライトアップです。
「東京タワーの夜景とともに、美しいお月様を楽しんで」という思いが込められたライトアップで、月に一度の満月の夜、日没~22:00にかけて点灯されます。ただし月によっては開催されないこともあるので、事前に公式HPで実施の有無を確認してみてください。
季節ごとのイベントやその時代の流行など、“今”を現すライトアップ
さらにクリスマスやバレンタインデーなどのイベント時季は、特別バージョンの「ダイヤモンドヴェール」ライトアップが登場!過去には、『ドラえもん』とコラボしたブルーのカラーリングや、ピンクリボン運動に関連したライトアップもあったようです。“今”しか見られない特別ライトアップを、ぜひお見逃しなく。
東京タワーのライトアップスケジュールは、事前に公式サイトで確認を
東京タワーでは直近2カ月のライトアップスケジュールを、以下の公式サイトで発信しています。せっかく東京タワーを訪れるなら、「今夜はどんな色にライトアップされるのか」を知っておけば、楽しみが増えますね。ぜひスケジュールを事前に確認してから、お出かけしてみてください。
恋人と一緒に見ると永遠に結ばれる!?「ライトダウンイベント」
東京タワーでは、ライトアップの明かりが消される「ライトダウン」の瞬間も見逃せません。かつて、東京タワーは毎日夜中の12時に一斉消灯していました。日付が変わる時、東京タワーがライトダウンする瞬間を一緒に見ることができた恋人同士は“永遠に結ばれる”という、ロマンチックな都市伝説があったとか。
しかし現在はリニューアル工事のため、ライトアップの一斉消灯は実施されず、ライトダウンの瞬間はなかなかお目にかかれなくなりました。そこで東京タワーが考案したのが、恋人たちのための「ライトダウンイベント」。クリスマス期間限定で毎晩19時にライトアップを消灯し、数分後にハート型のイルミネーションを伴って再点灯するんです♡
19時ちょうど、東京タワーが「フッ」と真っ暗に!BGMに野宮真貴さんの『東京は夜の七時』が流れ、数分後にハートマークが浮かび上がります(動画ではライトダウンの瞬間のみを撮影)。BGMや再点灯のタイミングなどは、2018年12月限定の内容ですが、「ライトダウンイベント」自体は毎年12月に不定期で行われているよう。クリスマスが近づいたら、公式HPなどで最新情報を確認してみてください。
ちなみに「ライトダウンイベント」を鑑賞するおすすめの場所を、次項のフォトスポットガイドでご紹介していますので、そちらも要チェックです♪