写真：jihen2岩手県花巻市といえば、宮沢賢治の故郷や花巻温泉、童話村など観光スポットはいくつかありますが、それで花巻を完結させてしまうのはもったいない！せっかく行くなら「花巻らしさ」もエンジョイしなきゃ損です。定番スポットと合わせて訪れたい、花巻の素敵な見どころをまとめました。
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花巻ってどんなところ？
花巻市は岩手県西部、盛岡の少し南に位置します。東京から新幹線で約3時間と意外にも短い時間で到着できる、比較的アクセスの良いところです。花巻温泉郷という名で温泉地として知られるのと、なんといっても有名なのは宮沢賢治。生まれ故郷である花巻市内には記念館や童話村のほか、作品にちなんだスポットもあり、賢治ファンもたくさん訪れます。
写真：jihen2宮沢賢治童話村
とはいえ、有名スポット以外の見どころは？というと、意外と知られていないもの。花巻は岩手県の市としては、県外からの訪問客が多いのも特徴です。それもあってか、地域としての魅力度アップに精力的で、有名スポットだけでなく街全体で見どころがたくさんあります。
- 写真：jihen2宮沢賢治童話村
エリアとしてはJR東北本線の花巻駅周辺。新幹線の止まる新花巻駅からはJR釜石線ですぐの距離で、有名スポットを回るためのアクセスも問題なし。宮沢賢治や温泉とともに、街歩きやグルメも含めた花巻全体を楽しむための、5つの見どころを紹介します。
- 宮沢賢治記念館
- 花巻市 / 博物館 / 観光名所
- 住所：岩手県花巻市矢沢第1地割1番地36地図で見る
- 電話：0198-31-2319
- Web：http://www.city.hanamaki.iwate.jp/bunkasports/501/...
- 宮沢賢治童話村
- 花巻市 / 観光名所 / 女子旅 / 遊び場 / インスタ映え / テーマパーク
- 住所：岩手県花巻市高松第26地割19番地地図で見る
- 電話：0198-31-2211
- Web：https://www.city.hanamaki.iwate.jp/miyazawakenji/d...
【1】マルカンビル大食堂の10段ソフトクリーム
- 写真：jihen2
花巻市民なら誰もが知る「マルカンビル」。元は「マルカン百貨店」として、古くから地元の人に愛される定番スポットでした。特に6階にある大食堂といえば、市民が子どもの頃から慣れ親しむ“思い出の味”で、花巻を代表する場所といえます。2016年に一度は閉店したものの、地元の声を受けて2017年に復活したほどの求心力のあるスポットで、現在も観光客や地元の人でいつも賑わっています。
- 写真：jihen210段ソフトクリーム ¥600
そこで食べたいのが10段ソフトクリーム。名前の通り10段に巻かれたソフトクリームで、ビジュアルのインパクトは抜群！見た目だけでなく味ももちろん抜群、濃厚でとってもおいしいです。スタンド付きで、これを箸で食べるのが花巻流なんだとか。
- 写真：jihen2あんソフト ¥350円
合わせておすすめしたいのがあんソフト。こちらも名前通り、てっぺんにあんこがのったソフトクリームです。濃厚なソフトクリームとあんこの味が不思議にマッチしていて、和洋中なんでも揃う大食堂ならではのメニューではないでしょうか。
他にもナポリタン、ハンバーグ、新幹線の器に盛られたお子様ランチなどの懐かしごはんもあり、マルカンビルそして花巻の歴史を感じられる、おすすめのスポットです。
【2】宮沢賢治ゆかりの蕎麦屋・やぶ屋
宮沢賢治が「一杯飲みましょう」と言って、酒ではなく三ツ矢サイダーを飲んでいたのはよく知られた話。それを飲み、天ぷらとそばを食べるために訪れていたのがこのお店です。賢治ファンだけでなく地元や近隣の人にも人気で、いつも賑わっています。
- 写真：jihen2賢治セット ¥1,000
- 写真：jihen2ブッシュセット ¥1,300
ここではやぶ屋ならではのセットが必見です。「賢治セット」は天ぷらそばと三ツ矢サイダーのセットで、まさに宮沢賢治のスタイルそのままの、気分もアガるメニュー！「ブッシュセット」は、そばと天ぷらにお寿司と小鉢もついた豪華セット。ブッシュも宮沢賢治の言葉「ブッシュへ行く」からきており、ブッシュ(英語)＝やぶ、つまり「やぶ屋へ行く」という意味のものです。
- 写真：jihen2
予約をすれば岩手県名物のわんこそばにもトライできます。花巻市はわんこそば発祥の地と言われているので、わんこそばも花巻の楽しみ方のひとつです。宮沢賢治そして地元民に贔屓にされてきただけあって、そばの味はお墨付き。花巻で食事をするなら「やぶ屋」は確実に入れておきましょう！
- わんこそば やぶ屋 花巻総本店
- 花巻市 / そば / ご当地グルメ・名物料理 / わんこそば / ツーリング
- 住所：岩手県 花巻市吹張町7-17地図で見る
- Web：https://yabuya.jp
【3】花巻初のゲストハウスmeinn
- 写真：jihen2ロゴがかわいい！
近年は旅行好きやノマドワーカーには定番になりつつあるゲストハウス。花巻にも素敵なゲストハウスがあり、一味違った旅をするにはぴったりの宿です。
- 写真：jihen2
- 写真：jihen2
ドミトリーは一泊3,300円(冬季は+200円)。ベッドはオーナーやその仲間たちの手づくりなのですが、そうとは思えない完成度の高いつくりで、夜はゆっくりと休めます。ラウンジにはセンスあるラインナップの書籍のほか、花巻や岩手にまつわる本が並び、地元の方と交流できる場にもなっています。
- 写真：jihen2
- 写真：jihen2
朝はプラスでコーヒーやパンがつけられます。+300円だとパンとスープとコーヒーで、この手づくりパンがとってもおいしいんです！花巻産のはちみつが使われていて、オプションではありますが是非つけてほしいところ。
花巻駅から徒歩10分で、飲食店やコンビニも近くにあり、ちょっと長めに歩けばマルカンビルにも行ける便利な立地です。温泉旅館も良いですが、「花巻旅」ならこんな宿泊先もアリではないでしょうか。
- ゲストハウスmeinn
- 花巻市 / ゲストハウス
- 住所：岩手県花巻市末広町2-13地図で見る
- Web：https://sites.google.com/view/meinn-hanamaki/
