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【北海道】初めての冬旅を楽しむために知っておいて欲しい10のこと

取材・写真・文:

北海道在住
訪問エリア:47都道府県

2018年2月27日更新

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北海道には何度も来ているという人でも「冬の北海道は初めて」あるいは「冬道を車で走るのは初めて」という人もいるのではないでしょうか。北海道の雪道は確かに危険もありますが、冬ならではの楽しみもたくさんある北海道の冬旅を諦めてしまうのはもったいない!そこで、初めての冬旅を快適に、安心して過ごせるよう知っておいてほしい10のことを伝授いたします。北海道の冬が初めての人や雪道に慣れていない人の旅の役に立てれば幸いです。

この記事の目次表示

街歩きで注意したいこと

①服装について

北海道=極寒というイメージが先行して、帽子にマフラー、手袋と全身ポカポカアイテムに身を包んで来られる人も多いですが、街歩きにはあまり向いていないかもしれません。デパートや地下街などでは室温を25度前後に設定しているところも多く、その格好のまま入館すると汗をかいてしまうことがあります。

地下街、地下歩行空間、デパートなどショッピングを中心に街歩きを楽しむ人は脱ぎ着しやすい格好がオススメです。手荷物が増えて邪魔なようでしたらロッカーを利用すると良いでしょう。

イルミネーションや雪祭りなど外歩きを楽しむ人は、夕方から急激に気温が下がることがありますので日中の格好に2、3枚重ね着することをオススメします。

目安として、0℃前後ならきちんと防寒していれば少しの外歩きは汗ばむ程度に暖かいと思います。−5℃から−10℃くらいまで下がっているときの外イベントはどんなに着込んでも必ず冷えてしまうので、途中でカフェなどに入って暖をとる、あるいは腰や靴の中などにカイロをしのばせておくのがオススメです。

②靴について

旅行中であってもオシャレを楽しみたいのが女心というものですが、冬の北海道だけはそうも言ってられません。冬用の靴がもっともオススメですが、出身県によっては冬用の靴自体売っていないという県もあるかもしれませんね。

まず、ピンヒールなど接地面の少ない靴は避けるべきです。なるべく接地面積の広い靴を履いて来てください。それでも滑ってどうしようもないときには、北海道で購入するか、あるいは靴屋さんや靴の修理屋さんで冬用の靴底をその場ですぐに取り付けてくれるところがたくさんありますので、手持ちの靴を北海道仕様に変えてください。

地元の人は経験から「今日は滑る」というのを雪の状態で判断できます。地元の人が狭い歩幅で歩いていたらそれは「滑る日」です。横断歩道の白い線の上は特に滑りやすいので気をつけてください。気温でいうと寒ければ寒いほど滑りやすいわけではなく、0℃前後がもっとも滑りやすいです。

また、日中気温が上がって雪が溶け出した日の夕方から夜に気温が下がり、一度溶けた雪が再び凍り始めたときは特に滑りやすいです。そんなときはできるだけ歩幅を狭くして歩くのがポイントです。

③交通機関の乱れについて

街歩きで利用する交通機関と言えば、JR・地下鉄・市電・バスになります。冬の北海道は降雪などにより交通機関が乱れがちです。決まったプランがある人は余裕のあるスケジュールで移動しましょう。天気は晴れていても、除雪作業が間に合わずダイヤに遅れが発生することもあります。各交通機関のホームページなどで運行状況を調べてから一日のスケジュールを決めると良いでしょう。

その点、札幌市の地下鉄は天候に左右されないので冬の移動手段としては最強です。また札幌駅からすすきの駅までは地下歩行空間さっぽろ地下街で繋がっているので、札幌駅〜大通〜すすきの駅周辺の観光にはぜひ活用してください。

車移動で注意したいこと

④悪天候について

レンタカーでの移動を考えている方は、前もって吹雪によるプラン変更を覚悟しておくと、いざという時に気が楽です。どのエリアへの旅を考えているかによって注意したいことが異なるので、各方面の特徴を簡単にまとめます。

石狩、小樽などの日本海側

湿った重い雪の降る地域で、札幌よりも吹雪きやすく降雪量も多いです。吹雪による視界不良に気をつけてください。

函館、登別、苫小牧などの太平洋側

雪が少なく走りやすいエリアではありますが、ブラックアイスバーンによるスリップや吹きだまりの雪が舞い上がる地吹雪による視界不良に気をつけてください。

道北、道東などオホーツク海側

降雪量は普通ですが、気温の低いことが多いエリアです。氷点下10℃を下回ることも多いので、防寒対策を十分に行ってください。

旭川、富良野、岩見沢などの内陸

盆地に囲まれたエリアで、札幌より気温が低く豪雪地帯となります。過去には一晩で70cmの雪が積もったこともあるので、天気予報による積雪量は常にチェックしたいエリアです。

札幌市中心部

雪は内陸より比較的少なく、降ってもすぐに除雪・排雪されるので積雪の心配は少ないですが、路面の滑りやすさ、走りにくさは群を抜いています。渋滞のない北海道と言われますが、市内だけは大渋滞が起こっている道路も少なくありません。

出発前に道路情報や峠の情報を調べておくとより安心です。こちらを参考にしてください。

北海道開発局北海道地区道路情報
http://info-road.hdb.hkd.mlit.go.jp/RoadInfo/kisei_zen.htm

⑤閉鎖道路について

北海道では冬期間、交通量の少ない国道・道道や峠が閉鎖されることがよくあります。ニセコパノラマラインや知床横断道路など、夏の間大活躍だった有名な観光道路でさえも冬季通行止めとなりますので、目的地までの道路が閉鎖になっていないか事前に下調べしておくことはとても重要です。

⑥レンタカーについて

インバウンド需要により外国人観光客が激増している北海道。2020年にはインバンドによる来道数300万人という目標を掲げていましたが、すでに500万人に上方修正されているほどです。旅行スタイルはツアーによる団体旅行から個人旅行へと変化しており、それだけ外国の方がレンタカーを借りるケースも増えているということになります。

北海道観光局では「外国の方が運転しています」というマグネットステッカーをレンタカー会社へ配布し、外国人観光客への貼付を推奨しています。日本の交通ルールに不慣れな上に、雪を初めて見る国の人も多くいます。白いマグネットステッカーを貼っている車を見かけたら、車間距離を空ける、プレッシャーを与えないなど、温かく見守ってあげましょう。ステッカーは車体の右または左後方に貼ってあります。

<冬道運転のワンポイントアドバイス!>

  • 北海道の冬はタクシー以外は4WD!4駆で急発進すると横ずれや回転が起こるので発進はゆっくりと!
  • 減速はカーブの手前で!カーブの最中にブレーキを踏むとロックしてしまいかねません。
  • 青空駐車するときはサイドブレーキを引かない!凍り付いてしまうことがあります。
  • 雪の降る日に一晩駐車するときはワイパーを立てておきましょう。翌朝凍り付いてしまうことがあります。
  • トンネルの出入り口付近や橋の上は凍っていることがあるので要注意!
  • 車に積もった雪は窓上だけではなく、車体の上の雪も下ろしましょう!走行中に雪が落ちて、後続車に迷惑をかけてしまうことがあります。

北海道でのレンタカーは「わ」ナンバーか「れ」ナンバーです。雪道の運転が不慣れなのは外国人に限ったことではありません。「わ」「れ」ナンバーを見かけたら譲り合いの精神でハンドルを握ってください。

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※この記事は2017年11月6日に公開した情報です。
 記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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この記事を書いたトラベルライター

毎日が旅の途中。写真と言葉とデザインと。
旅行情報誌の編集者(エディター)を皮切りに、コピーライター、ディレクター、デザイナーなどのカタカナ職種を歴任。旅行や観光とは切っても切れない関係で、カメラマンの夫とともに年間100泊近い出張&プライベート旅行をしながら、旅するように暮らしています。

撮影のための年間総走行距離は7〜10万km。年間総撮影枚数もおそらくそれくらい。SAFARI Graphicsの屋号でふたりで活動しております。SAFARIのクレジットが入っている写真はおもに主人が撮影したものですが、月夜野が撮影したものやディレクションのみ月夜野というものもあります。

取材やロケも含め、実体験に基づいた旅レポをどんどんお伝えしていきたいと思います。
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