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6. minerals(ミネラルズ) :ソフトドリンク
パブでノンアルコールの飲み物を注文したり、スーパーでソフトドリンクを探しているときに注意したいのが「ソフトドリンク」という言葉です。アイルランドではお酒の入っていない飲み物をソフトドリンクと呼ばず、「minerals(ミネラルズ)」と言います。
この単語を覚えておけば、パブでの会話もよりスムーズに運ぶでしょう。
7. Thanks a million.(サンクス ア ミリオン):ありがとうございます
英語で「ありがとうございます」は、Thank you very much.ということは学校でも習いますよね。ただ、アイルランド英語ではアイルランド語の表現から派生した独特の表現があり、現地の人々は「Thanks a million.」(サンクス ア ミリオン)と言います。短縮形で「Thanks a mill!」(サンクス ア ミル)ということもあります。
8. grand(グランド):大丈夫、よい
grand(グランド)は「大きな、壮観な」という意味ですが、アイルランドでは「大丈夫、よい」を意味します。例えば、前に出てきた、今日の調子を尋ねるために「What's the craic? 」と聞くと、Grand!と返してくる地元の人たちがいます。
アイルランドでは、会話の始めにスモールトークと言って今日の調子のほか、天気や身の回りのことなどを尋ね合い、話す習慣があるのでこれで最初の"ツカミ"もバッチリです。
9. gas(ガス):面白い
gas(ガス)は、いわゆる「ガス」ではなく、「funny」(面白おかしい)と似た意味で使われるアイルランド英語です。若者たちの間でよく使われる表現であり、特に友達同士など仲の良い相手と話す時のくだけたカジュアルな表現です。
10. return ticket(リターンチケット):往復チケット
アイルランドのバスや鉄道など、公共交通機関を利用するときに見かけるreturn ticketという言葉。復路のみのチケット?と思われる方もいるかも知れませんが、アイルランドでは「往復切符」を意味します。アメリカ等の英語圏では、往復切符のことを「round-trip ticket」と言うことが多いと思いますが、アイルランドでは違うことを覚えておくと便利です。
なお、片道切符はsingle ticket で、発着点が同じ場合は往復切符を購入すると割引が効き、少し安くなります。
まとめ
アイルランド英語の独特の表現・言い回しを厳選して10個ご紹介しましたが、いかがでしたか?アイルランド語から派生した言葉も多くあるほか、普通、違う意味で覚えていた身近な単語もアイルランドに渡ると異なる意味を成す単語も多くあります。
他の英語圏で使われるような表現は決して間違いではなく、結局は通じるかも知れませんが、ちょっとした意味の違いがあると知るだけでコミュニケーションがより円滑に行きますし、何よりその違いを知ることが面白いですよね。ぜひ、これらの表現を覚えて、実際に現地で使ってみましょう!