ユダヤ教、イスラム教、そしてキリスト教の聖地が集まる都市・エルサレム。エルサレムの街中に3つの宗教がひしめき合っている様子は他の街では味わうことのできない楽しみです。それぞれの宗教を信じる人が集まるエルサレムにはいろんな顔があります。そんなエルサレムを街歩きして覗いてみましょう。
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3つの宗教の聖地・エルサレム
3つの宗教が集まるこの街では、他では見ることのできない特別な風景にたくさん出会うことができます。この写真はキリストが十字架を背負って歩いたと言われている「ヴィア・ドロローサ」と呼ばれる道です。
そこにはイスラエルの国旗が立てられており、同じ写真にはイスラム教の宗教施設モスクの特徴であるミナレットという煙突のような細長い建物が写っています。
ヴィア・ドロローサの周辺はイスラム教を信じる人々も多く住んでおり、イスラム教関係のお土産も売られています。また同じ場所でユダヤ教の男性が身につける帽子(写真中央に写る丸い小さなもの)も売られ、多宗教が入り混じるエルサレムらしい風景が見られます。
エルサレムで見られるキリスト教と信者の様子
前述した通り、キリストが十字架を背負って歩いたとされるヴィア・ドロローサ。その道をたどるキリスト教の巡礼者の姿を見かけます。
ここはヴィア・ドロローサの途中にあるエッケ・ホモ教会です。このあたりから巡礼者は歩き始めます。
巡礼の終着はこちら、キリストの墓とされる場所に建つ聖墳墓教会です。
- エッケ・ホモ教会
- イスラエル / 社寺・教会 / 教会
- 住所:Via Dolorosa St 41, Jerusalem地図で見る
- Web:http://www.eccehomopilgrimhouse.com
エルサレムで見られるユダヤ教徒と信者の様子
写真は嘆きの壁と呼ばれる建築物で、現在はユダヤ教の信者が訪れ、礼拝する場所となっています。この壁の歴史は紀元前にまで遡り、神殿の一部だったとされています。
こちらはユダヤ教の宗教施設であるシナゴーグの入り口です。ドアのデザインや金属の細工も歴史を感じる作りです。
ユダヤ教の信者が多く住むユダヤ人地区の様子です。聖書の物語がタイルで描かれ、人々の住む地区にも宗教を感じざるを得ません。
ユダヤ人地区には閑静な住宅街が広がっています。イスラエル建国以降、ヨーロッパから移住してきた人々も多いので、ヨーロッパ風のモダンな建物も多いのが特徴です。
ユダヤ人市場の中にあるパン屋の様子です。賑やかに様々なパンが売られています。
- 嘆きの壁
- イスラエル / 建造物
- 住所:western wall地図で見る
- Web:http://www.thekotel.org
エルサレムで見られるイスラム教と信者の様子
イスラム教徒にとっては第三の聖地である「岩のドーム」と呼ばれるモスク。金色のドームが印象的です。
こちらは岩のドームの近くにあるアル=アクサー・モスクです。多くのイスラム教徒が礼拝に訪れています。
少し離れたところには、イスラム教徒が多く住む地区が広がっています。お店が多く、賑やかで、路上の物売りも多いです。
- アル=アクサー・モスク
- イスラエル / 社寺・教会
- 住所:al-aqusa mosque地図で見る
多宗教が入り混じる街
宗教を背景にそれぞれ少しずつ異なった生活様式もあり、いろんな顔を持ったエルサレムの街歩きはとても興味深いですよ!