イスラエル
イスラエル観光
観光のハイライトは旧市街が世界遺産のエルサレム

エルサレム・テルアビブだけじゃない!イスラエルをもっとディープに楽しむ旅5選♪

取材・写真・文:

アメリカ在住
訪問エリア:24ヶ国

2018年4月14日更新

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写真:KatieM

イスラエルと言ったらすぐに頭に浮かぶのがテルアビブとエルサレムの街ですが、実は、他にも見て廻りたいおすすめスポットはたくさん!歴史に残る場所から大自然を満喫できる名所まで、イスラエルに来たらぜひ訪れたいおすすめ観光スポット5つをご紹介します☆

この記事の目次表示

1:テルアビブから徒歩でアクセス可能なオールドジャッファ

まずテルアビブから手軽にアクセスできるおすすめスポットとなるのがオールドジャッファ(Old Jaffa)。テルアビブの中心地から海辺のボードウォークを歩いて約30分の距離となる丘の上に位置する旧市街となり、歴史を感じる街並みを楽しめる場所です。

  • 写真:KatieM

特に夕暮れどきは、テルアビブから沈みゆく夕陽を見ながらゆっくりと歩くと、夕暮れの穏やかな雰囲気を味わえますよ。

  • 写真:KatieM

旧市街は全て石畳みで、歴史を感じる雰囲気の良いエリアとなります。中にはレストランはもちろん、ギャラリーからカフェなど小さなお店が並んでいます。

  • 写真:KatieM

中心地となる広場にはオープンテラスのレストランもたくさんあり、食事や休憩にもぴったり。

  • 写真:KatieM
  • 写真:KatieM

石畳みの小さな路地が連なる旧市街、古い歴史を感じる扉など建築様式を楽しめるほか、道の真ん中に木をそのままぶら下げたオブジェがあったり、まさにアーティスティックで非日常な空間を楽しめます。

  • 写真:KatieM

日が沈んで涼しくなった夕刻に夕食を兼ねて訪れると、ゆったりとした気分で心地よい散策を満喫できますよ。

オールドジャッファ
イスラエル / 町・ストリート
住所:old jaffa Tel Aviv-Yafo Israel地図で見る

2:死海沿いのドライブと海水浴♪

  • 写真:KatieM

イスラエルに来たらやはり外せないのが死海(Dead Sea)。海抜が海よりも低く、塩分濃度の高い海水で知られるこちら、南端から北端まで海岸に沿ってゆっくりドライブするコースもおすすめです!

  • 写真:KatieM

写真に収めたい風景があったら、車を停めて沿岸を散策してみましょう。(ただし場所によっては地盤が緩く、進入禁止となっている箇所もあります。)

  • 写真:KatieM

海水の部分は澄んで青く、沿岸部分は塩で真っ白となる神秘的なコントラストはほかでは見られない光景です。

  • 写真:KatieM
  • 写真:KatieM

左は、塩分の多い砂が干からびてできたまるでチョコレートファッジのような地面。上を歩くと意外と硬いのが特徴です。

右の写真は塩分の多い砂が固まってできたクリスタルのような砂。このように自然が作り出す神秘的な光景は死海ならでは。

  • 写真:KatieM

死海沿岸にはビーチがいくつか点在し、そこで快適に過ごせるように作られた施設も併設されています。特に、死海北西端にある「カリアビーチ(Kalia Beach)」はエルサレムからも近く、トイレやシャワーを含む施設も比較的清潔であることからおすすめですよ。

入場料を払うことでタオルを借りたり脱衣所やシャワーなどの設備を使用できます。海岸沿いのドライブを楽しんだら、死海の海にぷっかり浮かんでしまう不思議な感覚もぜひ体験してみてくださいね!

【施設入場料:NIS59(約1,778円)】

カリアビーチ
イスラエル / ビーチ
住所:kalia beach dead sea Israel地図で見る
電話:2-994-2391
Web:http://kaliabeach.com/en/

3:イスラエル北部の街・ハイファにあるバハーイガーデン

  • 写真:KatieM

イスラエルでテルアビブとエルサレムの次に大きな都市として知られるハイファ(Haifa)も見逃せない観光スポットです。ここはイスラエル北部にあり、世界遺産でもある「バハーイーガーデン(Bahá’í Gardens)」がある街としても知られています。

  • 写真:KatieM

街の中心地となる場所に完全なる左右対称の緻密なデザインが見どころとなるバハーイガーデン、頂上部分となる丘の上から真下に広がるガーデンとハイファの街並み、その奥に広がるハイファ湾の眺めはこの街を代表する景色。

  • 写真:KatieM

また、ガーデンの真下からハイファ港まで続く「ベン・グリオン通り(Ben Gurion Avenue)」を中心とした「ジャーマンコロニー(The German Colony)」地区にはヨーロピアンスタイルのおしゃれなカフェやレストランが多く、ここで食事をしたり散策するのもおすすめですよ!

【ガーデンの入場料:無料(ただし門の前まで)】

バハーイガーデン
イスラエル / 公園・動植物園 / 観光名所 / 庭園
住所:31001, Yefe Nof St 61, Haifa, Israel地図で見る
電話:4-831-3131
Web:http://ganbahai.org.il
ベン・グリオン通り
イスラエル / 町・ストリート
住所:Sderot Ben Gurion Haifa Israel地図で見る

4:レバノン国境沿いにあるロッシュ・ハニクラの洞窟も必見!

ハイファで時間に余裕があるなら、さらに国道4号線を北上し、レバノンとの国境手前に位置する「ロッシュ・ハニクラの洞窟(Rosh Hanikra grottoes)」を訪れるコースもおすすめです。

  • 写真:KatieM

イスラエルの北西部に位置し、ハイファから車で約50分の距離にあるこちら、ケーブルカーを使って洞窟まで降り、中を徒歩で見学できる観光スポットとなっています。

  • 写真:KatieM

地下深く打ち寄せる波の振動によって長い年月をかけ岩が削れ、形成された洞窟はまさに自然の神秘を体感できる場所。

  • 写真:KatieM象の岩と呼ばれるビューポイント

崖の上からは地中海を見下せる展望台もあり、壮大なイスラエルの大自然を味わうのにぴったりの場所です。

  • 写真:KatieM

【入場料:NIS45 (約1,356円)】

ロッシュ・ハニクラの洞窟
イスラエル / 自然・景勝地
住所:Rosh HaNikra, Israel地図で見る
電話:73-271-0100
Web:https://rosh-hanikra.com/home-en/

5:世界から巡礼者が訪れるナザレの旧市街

世界中のキリスト教徒を魅了する巡礼地として名高いナザレ(Nazareth)もぜひ立ち寄りたいスポット。乾燥した砂漠地帯にまるでオアシスのように存在するこちらの小さな街は、イエスキリストが布教をはじめる30歳まで過ごした場所として知られています。

  • 写真:KatieM

中でも有名なのがナザレのシンボルともなる「受胎告知教会(Basilica of the Annunciation)」。中には聖母マリアがイエスキリストを授かったというお告げを受けた洞窟もあります。

  • 写真:KatieM教会の中の様子
  • 写真:KatieM壁一面に施されたカラフルなステンドグラス

ここは、世界中から巡礼者がひっきりなしに訪れる場所です。

  • 写真:KatieM路地でオリーブを売る地元の行商人

ただし観光スポットを一旦外れると田舎町で生活するイスラエルのローカルの様子を垣間見ることのできる、のどかな街でもあります。

  • 写真:KatieM

街の中は丘が多く、車が通ることのできない細い路地をぶらりと散策してみるのもおすすめです。テルアビブやエルサレムでは体験できない小さな街独特のんびりとした雰囲気を味わえます。

  • 写真:KatieM丘の上から見下ろすナザレの街並み

【受胎告知教会入場料:無料】

受胎告知教会
イスラエル / 社寺・教会 / 教会
住所:Nazareth, Israel地図で見る
電話:4-656-0001
Web:http://nazareth-en.custodia.org

最後に

四国ほどの大きさとなるイスラエルは、とにかく歴史が深く見どころのある場所がたくさんある国です。死海はもちろんハイファやティベリアスなど、場所によって大きく変わる民族や生活の様子、地形の違いも必見です。

イスラエルに来たらテルアビブやエルサレム観光だけでなく、ぜひレンタカーで国内をぐるっと廻ってみてください!

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この記事を書いたトラベルライター

旅好きウェブライター
大学留学をきっかけに渡米してはや20+年。州立大学を卒業後ニューヨークで就職。長年に渡るニューヨーク生活を経て現在はサンフランシスコ市内に在住。とにかく旅行が大好き!旅先では主に、カフェ・絶景スポット・世界遺産巡りを楽しんでいます☆
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