日本の夏の風物詩である花火。その中でも、長岡・大曲・土浦で行われる花火大会は「日本三大花火大会」と呼ばれ、その美しさは格別です。三大会とも時期がずれていますので、ひと夏ですべてに行く事ができます。今回は、1年間で三大花火大会全てを制覇した筆者が、大会の見どころをご紹介します。
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1.長岡まつり大花火大会
- 出典:www.photo-ac.com花火 花火大会 イメージ 長岡花火 170601 by momokaphoto
「長岡まつり大花火大会」は、毎年、8月2日と3日に開催されます。日程が固定されているので計画が立てやすい反面、土日以外の平日になる可能性も高い花火大会です。しかし、2日間開催されますので、1日のみでも充分満足できます。
- 出典:www.photo-ac.com花火-3 by mimi
打ち上げ花火数は、合計で約20,000発、来場者数は2日間で100万人を超える、大規模な花火大会です。他の日本3大花火大会「大曲の花火」と「土浦全国花火競技大会」が競技大会であるのに対し、長岡の花火大会は復興への願いや、慰霊の念、長岡再興に尽力した先人への感謝の気持ちが込められた花火大会です。
圧巻!正三尺玉、フェニックス、ナイアガラ大瀑布、天地人花火
法で認められている最大重量である80キロもの火薬を使用し、開花したときの幅が約650mにもなる「正三尺玉」。その大きさはもちろんの事、花火の音と身体にうける振動に驚きます。復興祈願花火「フェニックス」もすばらしく、全長2kmにも及ぶ金色に輝く不死鳥であるフェニックスが5分間に2度、打ち上げられます。
また、「ナイアガラ大瀑布」も信濃川の長生橋と大手大橋それぞれに650メートルもの花火が仕掛けられ、川に花火が落ちる様子は、とても儚く美しいです。映画の主題歌にあわせ打ち上げられる、約1,000発にも及ぶスターマインの「天地人花火」も見どころの一つです。
「長岡まつり大花火大会」は、信濃川の広範囲に及ぶ河川敷が会場になっていますので、ビックスケールの花火が楽しめます。
長岡のソウルフード!フレンドのイタリアンを食べよう!
- 出典:www.flickr.comFriend "ITARIAN" (フレンドのイタリアン) by nubobo
テレビ番組の『秘密のケンミンSHOW』などでも取り上げられた長岡のソウルフード、フレンドのイタリアン。新潟県民にはおなじみのご当地B級グルメです。一言でいうと、「焼きそばにパスタのミートソースがけ」です。中太麺にミートソースがたっぷりとかかっています。フレンドのイタリアンは、箸で食べるのも特徴的で、野菜がたっぷりでどこか懐かしい味。
花火大会の際は、特設会場などでも販売されていましたが、長岡駅ビルの中の「フレンドCoCoLo長岡店」でも購入できます。「長岡まつり大花火大会」は露店が少ない印象でしたので、事前に飲食物をご用意される事をオススメします。
- フレンド CoCoLo長岡店
- 長岡市 / ご当地グルメ・名物料理 / ランチ
- 住所:新潟県長岡市城内町1-611-1 長岡駅ビルCoCoLo地図で見る
- 電話:0258-36-7707
- Web:https://www.e-friend.co.jp/
・開催日:2018年8月2日(木)・3日(金)
・時間:19:20~21:10
・場所:新潟県長岡市信濃川河川敷 長生橋下流
・雨天時決行、荒天時の順延日は未定
- 長岡まつり大花火大会
- 長岡市 / イベント・祭り / 夏のおすすめ観光スポット / 花火大会
- 住所:新潟県長岡市地図で見る
- 電話:0258(39)2221(長岡まつり協議会事務局)
- Web:http://nagaokamatsuri.com/
2.大曲の花火
- 出典:www.photo-ac.com大曲の花火 1 by ぷにぷに
秋田県大仙市で開かれる「大曲の花火」。1910年に、諏訪神社祭典の余興として始まった歴史深い花火大会です。打ち上げ花火数は、約18,000発、約74万人もの人が来場します。
大曲で行われる「全国花火競技大会」は、日本一の花火師を決定する大会で、内閣総理大臣賞や経済産業大臣賞などの賞も授与されます。大会提供花火「ワイドスターマイン」は、約5分以上にわたって打ち上げられ、速射連発する花火は圧巻です。
昼花火を見よう!!
「大曲の花火」では、珍しい昼花火を見る事ができます。昼花火の競技会を見られるのは、ここ「大曲の花火」だけです。紅、青、黄、緑、紫の色がついた色煙の花火です。色彩豊かな花火が、青い空に映えてとても美しいです。
夜の花火のような、きらびやかで迫力のある光や音の世界とはまた違い、静かに色煙が空に揺らめくその姿は、とても情感にあふれた世界です。この昼花火だけでも、「大曲の花火」の花火を見に行く価値はあると思います。
夕日もとても綺麗です!
昼花火から夜花火の部が開催されるまで、約35分の間があります。天気がよければ、とても美しい夕日を見る事ができます。都会から離れた自然の中で見る花火はまた格別です。都内からですと遠方になりますので、桟敷(さじき)席付きのツアーなどに申し込むと便利です。
ババヘラアイスを食べよう!!
- 出典:www.flickr.combabahera3 by Iwao
開場周辺では、秋田名物「ババヘラアイス」を買う事が出来ます。「おばあさん(ババ)」がヘラで、イチゴ風味の「ピンク」とバナナ風味の「黄色」のアイスを盛り付けて販売することから、「ババヘラアイス」と呼ばれています。フレーバーはさほど強くなく、優しいジェラートのようで、ほっこりするお味です。
・開催日:2018年8月25日(土)
・時間:昼の部 17:30~18:15
夜の部 18:50~21:30
・場所:秋田県大仙市大曲 雄物川河畔 大曲橋下流
・雨天時決行、荒天での延期は未定
- 全国花火競技大会「大曲の花火」
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- 住所:秋田県大仙市大曲 雄物川河畔地図で見る
- 電話:0187-62-1262(大曲商工会議所)
- Web:http://www.oomagari-hanabi.com/