『秘密のケンミンSHOW』で紹介された栃木の「耳うどん」や、日本三大うどんの一つに数えられる群馬の「水沢うどん」など、関東のご当地うどんをまとめてご紹介!各ご当地うどんが食べられる地元のおすすめ店もあわせて紹介します。
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1.【栃木】耳うどん
佐野市仙波町に昔から伝わる、耳の形をした郷土料理。テレビ番組『秘密のケンミンSHOW』などで紹介され、佐野市のご当地グルメとして有名になりました。
仙波町ではお正月に食べる風習があり、悪魔の耳を食べてしまえば、家の話を悪魔に聞かれず、その年は無事息災で過ごせると言われています。また耳を食べれば悪口が聞こえないため、近隣の人たちと仲良く過ごせるという説も。
現在はお正月に限らず通年食べられており、佐野市の道の駅「どまんなかたぬま」では生の「耳うどん」を販売しています。
耳うどんのおすすめ店:野村屋本店(佐野市)
- 出典:commons.wikimedia.orgphoto by Tail furry CC BY-SA 3.0 from Wikimedia Commons
耳うどんの人気店として知られる、明治40年創業の老舗「野村屋本店」。
手打ちで仕上げる耳うどんはモチモチの食感が特徴で、ベーシックな醤油ベースのお出汁の耳うどんのほか、けんちん汁や鴨汁、味噌煮込みにもつ煮込みなど、さまざまなつゆで耳うどんをいただけます。また持ち帰り用の耳うどんも販売しているので、お土産に買って帰ることもできますよ。
2.【群馬】水沢うどん
諸説ありますが、「日本三大うどん」のひとつに数えられることがある「水沢うどん」。400年ほど前、水澤寺(水澤観音)の参詣客向けに振る舞われたのが起源とされる手打ちうどんです。
コシの強さと喉越しの良さが特徴で、食べ方は冷たく冷やして「ざるうどん」で食べるのがおすすめ。
水沢うどんのおすすめ店:元祖 田丸屋(渋川市)
天正10年創業の老舗うどん専門店。厳選した小麦粉と水沢の水に天然塩のみを使用した麺は、適度なコシがあり絶品です。つゆは3種類のこんぶを気候などによって使い分けるなど、食材にもこだわっています。
- 元祖 田丸屋
- 渋川市 / ご当地グルメ・名物料理 / うどん / 水沢うどん
- 住所:群馬県渋川市伊香保町水沢206-1地図で見る
- 電話:0279-72-3019
- Web:http://www7a.biglobe.ne.jp/~tamaruya/index.html
3.【群馬】おっきりこみうどん
おっきりこみうどんとは、幅広のうどんを野菜と一緒に煮込んだ料理です。「ほうとう」に似た料理で、実際に群馬の一部では「ほうとう」と呼ぶ場合もあります。
おっきりこみうどんのおすすめ店:四辻の齋嘉(旧斉藤家本宅)(桐生市)
- 出典:tripnote.jp参考)おっきりこみうどんといなり寿司セット¥1,000~
桐生天満宮から東に向かって最初の十字路に建つ旧家が、明治から大正時代築の斎藤家(旧斎藤織物)の主屋です。4つの町に面した十字路に建つ事から、四辻の斎嘉と呼ばれていたそう。
こちらでは、週末限定でランチタイムにおっきりこみうどんをいただけます。築100年を超える古民家でいただく郷土料理は、なかなか趣がありますよ。
- 四辻の齋嘉(旧斉藤家本宅)
- 桐生市 / 郷土料理 / ご当地グルメ・名物料理
- 住所:群馬県桐生市東久方町2-1-45地図で見る
- 電話:0277-46-6916
4.【群馬】ひもかわうどん
- 出典:tripnote.jp野菜天もりひもかわ¥1,000
桐生グルメのひとつ。普通のうどんより横幅が広く、薄く伸ばされています。織物で栄えていた時代、女工さんたちが素早く食事ができるように、薄く平たく麺を延ばしたのが起源だそう。
「ひもかわうどん」というネーミングは、きしめんのルーツである「芋川(いもかわ)うどん」が、なまって「ひもかわうどん」になったという説が有力です。
ひもかわうどんのおすすめ店:めん処酒処ふる川 暮六つ 相生店(桐生市)
- 出典:tripnote.jpめん処酒処ふる川 暮六つ 相生店/「ひもかわうどん」
ひもかわうどんの幅はお店によってまちまちですが、こちらの「ひもかわうどん」はなんと15cm!とにかく麺がツルッツル、モッチモチしており、桐生に来たら必ず寄りたいお店です。ただしこちらは人気店のため、混雑覚悟で訪問しましょう。
- めん処酒処ふる川 暮六つ 相生店
- 桐生市 / 和食 / うどん / ご当地グルメ・名物料理 / ひもかわうどん / ツーリング
- 住所:群馬県桐生市相生町2-735-15地図で見る
- 電話:0277-47-8190
- Web:http://himokawa.jp/index.php?data=./data/l4/#t02