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【5】ヨークシャープディング(Yorkshire Pudding)
上でご紹介したサンデーローストに添えられることが多いヨークシャープディング。プディングという名前ですが、日本のプリンとは別物で、シュークリームの皮のような食感。もともとは、お肉の前にグレービーソースをかけて食べることで、空腹を満たす目的があったそうです。好みがあると思いますが、ソースがしみたヨークシャープディング、筆者はお気に入りです。
【6】ジャケットポテト(Jacket Potato)
ベイクド・ポテトとも言われるジャケットポテト。イギリスでじゃが芋は、日本で言うならお米のように、主食代わりに食べられています。じゃが芋に切り込みを入れて、白インゲンのトマト煮込みなどをかけ、チーズをのせて焼いたメニューで、結構ボリュームがあります。他にも、サワークリームをかけたものなど、バリエーションがあるようです。
【7】パイ(Pie)
これもイギリスの伝統料理の一つ。パイの中に具材を入れてオーブンで焼いたもの。具材によって、名前が違い、マッシュポテトとひき肉入りは、コテージパイ(Cottage pie)、もしくは、シェパーズパイ(Shepherd’s pie)。グレービーソースとエールビールで煮た牛肉入りは、エールパイ(Ale Pie)。
具材は牛肉以外にも、チキンや野菜など、いろいろな種類が揃っていて、その時の気分でチョイスできます。パイ専門店やベーカリーでも扱っているので、気軽にトライしたいメニューです。ずっしりと重量感があって、ボリューム満点、パイ生地もしっかり固めなので、これ一つで満腹感も感じられます。
【8】スコッチエッグ(Scotch Egg)
おやつ感覚で食べるのが一般的なようで、冷めた状態で食べるのが基本。ゆで卵をひき肉で包み、衣を絡ませて揚げたメニューです。マーケットなどでも見かけるメニューです。しっかり味付けされているので、そのままフィンガースナックとして。ちなみにフォートナム&メイソンのデリがスコッチエッグ発祥の地とも言われています。