イギリス文学の代表作品である『シャーロック・ホームズ』。イギリスの小説家アーサー・コナン・ドイルが描いた小説で、今もなお世界中で多くの人々に愛されています。ホームズは本当に実在したのでは?と思わせるイギリス・ロンドンの街にある『シャーロック・ホームズ』の世界観をご紹介いたします。
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ベーカー・ストリート駅
ここ「ベーカー・ストリート駅」は、ロンドンにある地下鉄の駅の1つですが、『シャーロック・ホームズ』ファンにはたまらない駅となっています。まず名前が「ベーカー・ストリート駅」ということから、『シャーロック・ホームズ』にゆかりのある駅であることが分かります。
駅構内にはホームズのタイルが貼られていたり、壁にはホームズがドット絵(ドットもホームズなんです)で描かれていたりと、ファンでなくても『シャーロック・ホームズ』の世界感にワクワクするでしょう。ベーカー・ストリート駅を出ると、ホームズ像もあります。きっと駅に着いたときから小説の中に入り込んだような感覚になるでしょう!
- ベーカー・ストリート駅
- ロンドン / 駅・空港・ターミナル
- 住所:Marylebone Road, London, NW1 5LA地図で見る
シャーロック・ホームズ博物館
こちらは、ベーカー・ストリート駅から徒歩約2分のところにある「シャーロック・ホームズ博物館」です。ベーカー・ストリート駅から外に出てすぐのところに地図がありますので、そちらでシャーロック・ホームズ博物館の場所も確認できます。
小説の中で、友人のワトソンが住んでいたとされる「221B Baker Street」の場所に、現在シャーロック・ホームズ博物館が建っています。
博物館は5階の構成になっており、本当にホームズがいたのかな?と思ってしまう書斎やベッドなどが展示されています。リビングが再現された部屋では、ホームズといえば…とイメージするパイプなどを借りて写真撮影をすることができます。
ホームズやワトソンが実在して、本当に愛用していたかのような感覚になる数々のリアリティのある品々。帽子やパイプ、書籍など、小説や映画の中で見たホームズのイメージ像がそのまま飾られています。
ベットサイドにまでホームズっぽさが出ていました。
テーブルには古き時代のイギリスの調度品が並び、ホームズとワトソンが一緒に食事をしていた場面が浮かびます。
こちらはホームズの書斎を再現しています。事件解決のためにこの書斎で随分考えたのかも?と思わず思ってしまうほど、イメージ通り忠実に再現されています。
主に2階がホームズの下宿内を再現しており、3階はホームズが事件を解決するカギとなった証拠品の数々、さらに4階は、小説中に登場する人物の蝋人形が飾られていました。筆者は順路を知らずに進んだため、写真を撮るのも忘れて足早に次の階に進みました。一人で行く際は、心の準備と順路の確認をしていくと良いかもしれません。
5階はバスルームと物置になっており、そちらにもホームズを思わせる世界観が広がっています。そして最後に1階に戻るとお土産ショップがあり、ここでしか購入できないものなども置いてありますので、お楽しみください。
- シャーロック・ホームズ博物館
- ロンドン / 博物館・美術館 / 博物館
- 住所:221b Baker St., London NW1 6XE地図で見る
- 電話:(020)72243688
- Web:http://www.sherlock-holmes.co.uk/
シャーロック・ホームズ・パブ
『シャーロック・ホームズ』ファンでありお酒が好きな方にとてもおすすめのパブが、こちらの「シャーロック・ホームズ・パブ」です。2階には『シャーロック・ホームズ』の展示品がありますので、お食事のあとはこちらもチェックしてみてください。
パブの中はこのような雰囲気で、とてもお洒落です。イギリスのパブのイメージ通りで、まさにホームズとワトソンが、一杯飲んで語りあった場所もこのようなパブだったかもしれない…と『シャーロック・ホームズ』の世界観に浸る夜になるかもしれません。
- シャーロック・ホームズ・パブ
- ロンドン / 居酒屋・バー
- 住所:10 NORTHUMBERLAND STREET, ST JAMES'S, WC2N 5DB地図で見る
- 電話:020 7930 2644
- Web:https://www.greeneking-pubs.co.uk/pubs/greater-lon...
最後に
『シャーロック・ホームズ』ファンの方や一度でも『シャーロック・ホームズ』の小説を読んだり、映画を観たことがある方であれば、今回紹介した3か所は、ロンドンの中でも特に『シャーロック・ホームズ』の世界観を感じることができる場所ですので、ぜひ訪れてみてください。
もし、まだ一度も小説を読んだり映画を観たことがないまま訪れようとしている方は、1冊でも良いので小説を読んでいくことをおすすめします。