ロンドンの中心地、レスター・スクエア(Leicester Square)の近くを歩いていると、クレープのようなアイスクリームのような……? 何とも不思議で世にもかわいい「あるもの」を手にした人たちが目に入ってきます。その「あるもの」を生み出している元を辿ってみると、たどり着くのがチャイナタウンの西側にある「BubbleWrap(バブルラップ)」というお店! ということで今回は、ロンドンで連日行列を作っている大人気のスイーツショップ「BubbleWrap(バブルラップ)」についてご紹介します♪
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まさにスイーツテロ!世にもかわいい「あるもの」の正体はバブル・ワッフル
ということで最初からネタバレしちゃいますが、多くの人が手にしていた「あるもの」の正体は、ぽこぽこした形が 特徴的でバブル(泡)のようなワッフル生地で包まれたクレープ風のスイーツ。
思わずシェアしたくなっちゃう!可愛すぎるその見た目
バブル・ワッフルの特徴は、何といってもそのキュートでインパクト大な見た目。購入者全員がバブル・ワッフルを手にしてすぐに行うことと言えば、スマホ撮影。
あまりにみんながみんな行っているので、バブル・ワッフルが食べたいのか、バブル・ワッフルの写真が撮りたいのか疑問に思うほど(笑)。
それくらい、そのユニークな見た目で多くの人を惹きつけているバブル・ワッフルなのです。
バブル・ワッフルの不思議な生地ができるまで
ロンドンにはバブル・ワッフルを販売しているお店がいくつかありますが、連日大行列を作っているのがチャイナタウン近くにある「BubbleWrap」というお店。
とても小ぢんまりとした店内はテイクアウト専門。クレープと同様に注文を受けてからバブル・ワッフルを作り始めるので、列で待っている間にバブル・ワッフルが作られる様子を見学することもできちゃいます。
それでは、世にもかわいいバブル・ワッフルが出来上がる工程を一緒に見ていきましょう♪
1.生地となるタネを仕込む
これは普通のクレープと一緒。お店のお兄さん、真剣な表情です。
2.特別仕様の鉄板に流し込む
ぽこぽこしたバブル・ワッフルの生地を作り出しているのがこの鉄板。日本人の目から見ると、たこ焼き器のような感じ。そこに生地をまんべんなく流し込んだら……。
3.しばらく待つ
生地全体に火が通るまでしばし待機。
4.そーっと生地を鉄板からはがす
生地に火が通ったら、鉄板から取り出す作業へ。ここがどうやら、このバブル・ワッフル作りの正念場のよう! はがす瞬間はかなり慎重に、そーっとゆっくり取り組んでいます。
5.くるっと丸めて少し冷ましたら完成!
熱々の生地をすぐに丸めて、専用の型に入れて冷ましたらバブル・ワッフルの完成!ここに、お客さんからオーダーを受けたアイスとトッピングを盛り付けていきます。
自分好みの組み合わせで、Myバブル・ワッフルを完成させよう!
さて、待ちに待った注文のタイミングが訪れたら、自分好みの組み合わせでオーダーを。バブル・ワッフルを注文するステップはたったの3つ!
1.好きな生地を選ぶ
BubbleWrapで注文できる生地の種類は、プレーン、チョコ、抹茶の全部で3つ。私が訪れた際にはチョコと抹茶は売り切れのため、バッテンマークが(残念!)。
2.好きなアイスクリームを選ぶ
バブル・ワッフルの味を決める「肝」とも言えるアイスクリーム。フレーバーは全部で7つで、内容は左からバニラ、シチリアンピスタチオ、ダークチョコレート、ストロベリーチーズケーキ、抹茶、ヘーゼルナッツ。
3.好きなトッピングを加える
最後はフルーツ、ナッツ類、ソース、スペシャルアイテムで好きなようにトッピングを。スペシャルアイテムとして、抹茶アイスとの組み合わせを意識したと思われる「Mochi」や「Red Bean(あんこ)」や「キットカット」なども!
注文する前に知っておきたい【豆知識】
【豆知識1】組み合わせに迷ったら、無難にお手本メニューを選ぶのもあり
どんな組み合わせにしたらいいか決められない……という場合でも大丈夫。店内には組み合わせのお手本メニューも表示されているので、迷った場合にはお手本通りに組み合わせれば、間違いありません。
【豆知識2】バブル・ワッフルの価格は積み上げ式
バブル・ワッフルの価格は次のとおり。
- 生地:1つ£3.99(約579円)
- アイス:1つ£2(約290円)
- トッピング:1つ£0.5(約73円)
生地とアイスは必須なので、最低価格は£5.99(約869円)からスタート。そこにトッピングを加えた分だけ料金が加算されていくシステムです。
バブル・ワッフルの参考価格
- トッピング1つの場合=£6.49(約941円)
- トッピング2つの場合=£6.99(約1,013円)
- トッピング3つの場合=£7.49(約1,086円)
多くの人がチョコ+ナッツ、フルーツ+ソースなど、トッピングを2~3個選択するので、価格はだいたい日本円で1,000円前後をイメージしておくと良いかもしれません。
ショップ直伝:バブル・ワッフルの正しい取り扱い方
では最後に、BubbleWrap店内に掲げられていた「バブル・ワッフル」の正しい取り扱い方法をご紹介。
1.正しく持ちましょう(×逆さま持ちはいけません)
2.一口かじってみましょう(×一気に食べてはいけません)
3.パッケージを切り取りましょう(×包丁で切ってはいけません)
4.食べる際のツールは必要に応じて(×ハンマーや木ではありません)
5.手を使って食べるのもOKです(×でも手をワッフルの中に突っ込むのはやめてください)
6.頭に乗せたり、ブラの代わりにしてはいけません
7.鉢で栽培したり、アイポッドスタンドにするのは持ってのほかです
でも……
8.プロポーズには向いてるかもね♪
バブル・ワッフルの気になる味ですが、生地はモチモチでアイスクリームももちろんおいしい! そしてすごいボリュームなので、1人で1つ食べ切りたいなら「思いっきりスイーツが食べたい!」という気分の時がおすすめ。
ちなみに私の場合はお昼ご飯後だったので、3人で1つをシェアしました。
見た目も味も五つ星のバブル・ワッフルを食べてみよう!
ということで、ロンドンで話題となっているバブル・ワッフルのご紹介でした。ロンドンに訪れた際には、少し待ってでも(30分~1時間ほど)、ぜひそのインパクト大な見た目の可愛さと味の両方をぜひ楽しんでみてくださいね。
- バブルラップ ワッフル
- ロンドン / スイーツ
- 住所:24 Wardour Street Chinatown London, W1D 6QJ地図で見る
- Web:http://bubblewraplondon.com/