この記事の目次表示
ラブレアエリア
6.ラ・ブレア・タールピット博物館(La Brea Tar Pits Museum)
「タール」とは「天然アスファルト」のことで、ラブレア地区はいまでも地中からタールが噴き出しています。タールの池は底なし沼のごとく、一度足を取られてしまうとズルズル沈んでいってしまうそう。
タールピット博物館は4万年以上も前にタールに沈んでしまった、マンモスや恐竜の骨を発掘し、再現・展示している施設です。ちょっと切ない、母子の前でタールに沈んでいく父マンモスの姿も。
博物館のなかには研究所も併設されており、採掘した化石をキレイに組み立てなおす工程などもガラス越しに見られます。緑豊かな公園に併設されているので、散歩がてら訪れる人も多いスポットです。
- ラ・ブレア・タールピット博物館
- ロサンゼルス / 博物館・美術館 / 博物館
- 住所:5801 Wilshire Blvd, Los Angeles, CA地図で見る
- 電話:+1 323-857-6300
- Web:http://www.tarpits.org/
7.LACMA:ロサンゼルス郡立美術館(Los Angeles County Museum of Art)
通称「ラクマ」として親しまれている巨大美術館。アメリカ美術をはじめ、ヨーロッパの絵画、彫刻、装飾美術、イスラム美術、写真、服飾品といった幅広いコレクションを鑑賞できます。美術館内はいくつもの棟にわかれ、それぞれテーマも違うので、1日かけてゆっくり鑑賞したい場所。
- 出典:commons.wikimedia.orgphoto By JayWalsh CC BY-SA 3.0 from Wikimedia Commons
館内だけでなく、庭にも素敵なオブジェがたくさんあります。LACMAのシンボルともなっているアーバンライトは、20世紀の前半に使われていた街灯を用いた作品。また敷地内の通路には、重さ約340トンの巨大岩が飾られており、絶好の撮影スポットになっています。
とにかく広い美術館なので、疲れたら敷地内のカフェで一息つきましょう。ドリンクのほか軽食も提供しておりランチも可能。開放的なテラス席がオススメです。
- LACMA ロサンゼルス郡立美術館
- ロサンゼルス / 博物館・美術館 / 美術館
- 住所:5905 Wilshire Blvd, Los Angeles, CA地図で見る
- 電話:+1 323-857-6000
- Web:http://www.lacma.org/
パサデナエリア
8.ノートン・サイモン美術館(Norton Simon Museum)
- 出典:commons.wikimedia.orgphoto by citta-vita
アメリカの投資家ノートン・サイモン氏のコレクションを展示している美術館。小規模ながらも、美術ファンなら一度は見ておきたい作品がならびます。観光ツアーなどで人が押し寄せることがあまりないため、静かに鑑賞できると、隠れた人気スポットに。
モネが愛した「ジヴェルニーの庭」を模した中庭が人気で、その美しさは筆舌にし難いほど。併設されているカフェから庭を眺めるだけでも、ノートン・サイモン美術館を訪れる価値があると言われています。
- ノートン・サイモン美術館
- ロサンゼルス / 博物館・美術館 / 美術館
- 住所:411 W Colorado Blvd, Pasadena, CA地図で見る
- 電話:+1 626-449-6840
- Web:http://www.nortonsimon.org/
9.ハンティントン(The Huntington)
- 出典:commons.wikimedia.orgphoto by Aaron Logan
広大な敷地に図書館・美術館・植物園を有する美しい施設です。美術品にも定評がありますが、人気は植物園。とくに12のテーマをもつ庭園は精巧なつくりと、どこを切り取っても絵になる美しさで、訪れる人々に感動をもたらします。
たとえば日本庭園は、日本人が見てもハッとする美しさ。ハリウッド映画にもたびたび登場していますよ。またサボテンガーデンや、子連れが楽しめるチルドレンガーデンなども見どころ満載で、1日ではまわりきれないほど。
もうひとつのお楽しみは、お茶の時間。ローズガーデン内のティーハウスでは、本格的なアフタヌーンティを楽しめます。美しい庭を眺めながら、できたてのスコーンや美味しいスイーツをいただけるとあって人気です。訪れる際には必ず予約を。
- ハンティントン
- ロサンゼルス / 図書館 / 博物館・美術館 / 植物園 / 美術館
- 住所:1151 Oxford Rd, San Marino, CA地図で見る
- Web:http://huntington.org/