アメリカ
アメリカ観光
大都会も大自然も楽しめるエキサイティングな国

【アメリカ・マサチューセッツ州】ウースター名物の王道アメリカンレストラン「Boynton」

取材・写真・文:

訪問エリア:15ヶ国

2020年1月13日更新

205view

お気に入り

写真:がぅちゃん

アメリカのニューイングランド地方で、マサチューセッツ州都ボストンに次ぐ人気第二の都市・ウースター。現地で圧倒的に人気のアメリカンレストラン「The Boynton Restaurant & Spirits」を紹介します。

この記事の目次表示

アメリカンレストラン・The Boynton Restaurant & Spiritsの概要

  • 写真:がぅちゃん

「The Boynton Restaurant & Spirits」は、通称「Boynton」で親しまれているアメリカ料理のレストランです。ウースターの地元住人でこの店を知らない人はいないのではないか、というくらい人気といえるレストランです。

The Boynton Restaurant & Spiritsの歴史は1930年代に遡ります。当時は小さな食堂で、ウースター工科大学の教授や学生で賑わっていたそうです。

この地域には「Boynton」という名がつく名称が多く(Boynton通り、Boyntonホール、Boynton公園etc)、これらはウースター工科大学の創始者の一人であるJohn Boyntonという人物に由来しているといわれています。

1969年にJames Johnという人物とその妻が食堂を買取り、2004年にリノベーションされ、 今では51種類の生ビール(うち3つはカスク・エール)が飲める、ウースターを代表する名飲食店といった存在です。

アメリカンレストラン・The Boynton Restaurant & Spiritsの様子

外観

  • 写真:がぅちゃん

The Boynton Restaurant & Spiritsは、Highland通りというメインストリートに面していますが、地元の常連客は車での来店も多いため、ガレージのある裏側のエントランスから入るのも一般的のようです。

中の様子

  • 写真:がぅちゃん
  • 写真:がぅちゃん

店内は典型的なアメリカのレストランバーといった様子。日本人が日本の居酒屋でほっこりすることがあるように、アメリカ人にとっては、この上ない安心感がある「これぞアメリカ」な飲食店の風景と言えるかもしれません。

古すぎず新しすぎず、全年齢層が安心して食事ができる空間のようにも見えました。実際に、客層が定まらないくらい多様な人がいるのが印象的でした。

アメリカンレストラン・The Boynton Restaurant & Spiritsのメニュー

  • 写真:がぅちゃん
  • 写真:がぅちゃん
  • 写真:がぅちゃん

スターター、ステーキ、ハンバーガー、ピザ、サンドイッチといった、王道のアメリカ料理のメニュー内容です。

フムス・プレート(The Hummus Platter)

  • 写真:がぅちゃん
  • 写真:がぅちゃん
  • 写真:がぅちゃん
  • 写真:がぅちゃん

フムス・プレートで提供されるフムスはひよこ豆のペースト、タブーリはパセリのサラダ、どちらも中東でポピュラーな料理です。筆者の暮らすイスラエルの定番料理(フムス&タブーリ、どちらも紹介あり)でもあります。フムスはアメリカでもおつまみのディップとして一般的に消費されているようです。

The Boynton Restaurant & Spiritsのフムスは、クミンやコリアンダーといった香辛料の風味は強くなく(おそらく入っていない)、ニンニクとレモンでさっぱりとした味付けでした。

タブーリはイスラエルのものとは違った食べ物といった内容でしたが、肉の風味がして独特だったので、これはこれでとても美味しかったです。

  • 7.99ドル(878円)

ハンバーガー (The Boynton Classic)

  • 写真:がぅちゃん
  • 写真:がぅちゃん

「The Boynton Classic」はこのお店の定番のハンバーガーだそうです。プレミアムサーロインの半ポンドのパティに、ピクルス、レタス、トマト、ポテトウェッジ(皮付きフライドポテト)、オニオンリングが付いてきます。

開いた状態でハンバーガーが提供されるので、ぱっと見でハンバーガーと分からない迫力です。トッピングも可能で、筆者はチェダーチーズをトッピングしました。

  • 写真:がぅちゃん
  • 写真:がぅちゃん

ポテトウェッジとオニオンリングも手作り感のある文句なしの美味しさです。

  • 12.99ドル(1,428円)〜。トッピングによって変動。

アメリカンレストラン・The Boynton Restaurant & Spiritsのいいところ

  • 写真:がぅちゃん

筆者がここを訪れたのはクリスマスシーズンで、 この日はたまたま数時間しかオープンしない日だったそうです。

開店直後に訪れたので最初は空いていましたが、一時間後にはほぼ席が埋まり、それでも客がぞろぞろ入ってくるといった様子でした。

ウースターでは本当に人気なんだなということを体感したので、地域で愛される本当のアメリカンレストランを体験したいのならオススメしたいお店です。

※記事内のアメリカドルから日本円への換算は、1ドル=110円で計算しています。

ボイトン
アメリカ / 洋食・西洋料理
住所:117 Highland St Worcester, MA 01609地図で見る
Web:https://www.boyntonrestaurant.com/

アメリカの旅行予約はこちら


アメリカのパッケージツアー(新幹線・飛行機付宿泊プラン)を探す

アメリカのホテルを探す

アメリカの航空券を探す

アメリカの現地アクティビティを探す

アメリカのWi-Fiレンタルを探す

アメリカのレンタカーを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事


バイソンって美味しい!【Ted’s Montana Grill】(アメリカ)

アメリカバイソンといえば、広大な自然で生息する、体のいかつい、野生の動物というイメージですよね。そんなバイソンは実はとっても美味しいんです!その上、牛肉に比べる...


シカゴに行ったらコレを食べよう!歴史と共にある4つの個性派グルメ

アメリカ本場でステーキといったらニューヨーク?いえいえ実は、アメリカ人の間では「肉といったらシカゴ!」と言われているそうです。その他にもシカゴには、シカゴピザや...

SF名物料理ダンジネスクラブは老舗Crustaceanで♪

サンフランシスコの名物料理といえば様々ありますが、日本人から大人気なのがダンジネスクラブ。当記事では日本では馴染みのないダンジネスクラブを存分に楽しめるレストラ...

カリフォルニアのデンマーク村「ソルバング」の楽しみ方6選☆

まるで北欧の街に訪れたような雰囲気を楽しめるカリフォルニアの小さなデンマーク村「Solvang(ソルバング)」。LAやサンタバーバラからの日帰り旅行にもぴったり...

【ニューヨーク】絶対食べたい!「junior's(ジュニアズ)」の名物チーズケーキ

ニューヨーク旅行で外せない、チーズケーキの名店「junior's(ジュニアズ)」。レストランの様子や店内で食事をする場合の並ばないコツ、テイクアウトの仕方など、...

この記事を書いたトラベルライター

京都のゲイライター
京都出身です。京都市立芸術大学デザイン科卒。アメリカ、イギリス、カナダ、ドイツ、イスラエルで暮らしたことがあります。趣味は旅行、食べ歩き、スタンダップコメディです。
https://gauchan.xyz/bio/

遊ぶならここ!京都最大の繁華街・四条河原町の代表エリア4つ

京都で遊べる繁華街といえば四条河原町ですが、実際はどんなところか? 遊ぶところはどこなのか? 京都出身の筆者が、特に人気の代表エリア4つを紹介します。


「イスラエル料理」の徹底解説と定番メニュー43品

イスラエルで実際に住んで得た知見を元に、イスラエル料理の定義(具体的に何がイスラエル料理と呼べるのか?)などの説明に加え、現地の定番料理を43品厳選して紹介しま...


【ギリシャ】アテネで食べられる定番ギリシャ料理8選

ギリシャの首都・アテネで簡単に食べられるギリシャ料理を、定番のみ8品ピックアップしました。どんな料理かという説明とともに、味の特徴や食べられる場所も併せて紹介し...

【ドイツ】定番だけ厳選したベルリンのおすすめ観光地11選+みどころ

ドイツの首都ベルリン。実際に3年間住んだ経験を元に、旅行者におすすめなベルリンの定番観光地を11件厳選し、 各地のみどころと共に紹介します!

メニュー&値段も紹介!大阪のルイヴィトンのカフェ【LE CAFE V】

地上7階建で国内最大級のルイヴィトン「ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋」の中にある、世界初のルイヴィトンカフェ「LE CAFE V/ル・カフェ・ヴィー」を紹介...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります