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(応用編)往復航空券の帰りの航空券のみでは使用はできない?
大半の人が、航空券を電車の切符感覚で考えているかと思います。実は条件次第で、ただの紙切れともなりうるのが航空券。ところが、予約変更ができない航空券などもあります。
例えば、何らかの理由によって予定していた旅行の出発日に、その出発便の航空券を使えなかったとします。その際に片道航空券を自力で手配し目的地に向かったとします。行きの航空券は仕方ないけど、せめて帰りの航空券はもったいないから使おうと思う方がほとんどでしょうが、実は使用できません。
往復航空券の規定では、予定していた航路をとばしての使用(出発便は使用せず帰国便のみ使用)はできないことがほとんどなのです。万が一に備え、マメ知識として把握しておきましょう。
最後に
元航空会社に勤めてきた筆者ですが、海外の格安航空券利用者がケアレスミスによって再度手配が必要になったり、別途航空券を購入しなおすケースを数多く見てきました。本来私たちが慎重に手配していればこういったことも起こりえないのですが、せっかく安く購入したのだからこそ余計なトラブルに巻き込まれないようにしたいですね。
たかが航空券とお思いの方もいるでしょうが、これがないと国境すらも渡れず旅行にもいけません。あくまで海外航空券格安サイトは危ないので利用しないでといったものではなく、そのデメリットを把握した上でより慎重に手配し、安く多くの旅行へ出向いてほしいと思い紹介しました。
気軽さゆえ旅行の手配も気も緩みがちですが、こういった安く購入する際こそ気を引き締めて挑みましょう。皆さんにとってよりよい快適な旅となることを願っています。































