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アントワープのおすすめ観光スポット
「フランダースの犬」の舞台となったアントワープは、ベルギー第二の都市。バロック絵画の巨匠、ルーベンスの生誕の地としても有名。古くからの街並みを残しながらも近年はファッションの発信地としても知られ、とても活気があります。
【8】ノートルダム大聖堂/聖母大聖堂(アントワープ)
北鐘塔が高くそびえ立つアントワープのシンボル、ノートルダム大聖堂。美しいステンドグラスに囲まれた室内で、「フランダースの犬」の主人公ネロが憧れ続けたルーベンスの素晴らしい祭壇画を観ることができます。
- ノートルダム大聖堂
- ベルギー / 社寺・教会 / 教会
- 住所:Groenplaats 21, Antwerp 2000, Belgium地図で見る
- 電話:03213-9951
- Web:https://www.dekathedraal.be/nl
【9】マルクト広場と市庁舎(アントワープ)
アントワープの中心となる、ギルドハウスに囲まれたこの広場に足を踏み入れると、片手を振り上げた大きな像のある噴水が目に入ります。この像は、ローマ戦士ブラボーが、スヘルデ川で悪事をくり返す巨人の手を切り落とし、川に投げ入れたという伝説のワンシーンを再現したのだそう。
1561年〜1565年に建てられた市庁舎は、フランドル・ルネッサンス様式がベースではあるものの、イタリア人が建築に参加したため他では見られない独特の様式の建物となっています。広場の中でも存在感があり、外観だけでも十分に楽しめる美しさです。
- マルクト広場(アントワープ)
- ベルギー / 公園・動植物園 / 広場
- 住所:Grote Markt, 2000 Antwerpen, ベルギー地図で見る
【10】ルーベンスの家(アントワープ)
ベルギーが誇るバロック絵画の巨匠ルーベンスが、1640年に亡くなるまでの30年間を過ごしたアトリエ兼住居が、現在は美術館として公開されています。
ルーベンス自身がデザイン、改装した内部はとても豪華。絵画だけでなく、調度品や柱なども思わずじっくり鑑賞したくなります。
- ルーベンスの家
- ベルギー / 博物館・美術館
- 住所:Wapper 9-11, Antwerp 2000, Belgium地図で見る
- 電話:03201-1555
- Web:http://www.rubenshuis.be/en
ゲントのおすすめ観光スポット
フランドル地方の古都、ゲント。中世の面影を色濃く残した街で、古めかしくも美しい建物が並びます。首都ブリュッセルから特急とトラムで1時間ほどなので、日帰りで訪れる観光客も多い都市です。
【11】聖バーフ大聖堂(ゲント)
聖バーフ大聖堂は、初期フランドル絵画の最高傑作と言われるファン・エイク兄弟作の「神秘の羊」を観られることで有名です。15世紀に描かれたとは思えないくらい繊細で色鮮やかな祭壇画は、圧倒される素晴らしさです。
【12】グラスレイとコーレンレイ(ゲント)
- 出典:commons.wikimedia.orgphoto By Thomas Kindermans CC BY-SA 3.0 from Wikimedia Commons
中世に港として栄えたレイエ川の東側一帯をグラスレイ(香草河岸)といい、その対岸をコーンレイ(穀物河岸)といいます。この両岸に様々な様式のギルドハウスが並ぶ様子は壮観で、川から遊覧するボートツアーも人気です。夜景も素敵で、昼間とは違ったロマンチックな雰囲気を味わうことができますよ。
- グラスレイとコーレンレイ (香草河岸と穀物河岸)
- ベルギー
- 住所:Graslei, 9000 Gent, ベルギー地図で見る
【13】フランドル伯居城(ゲント)
- 出典:commons.wikimedia.orgphoto By Maros M r a z CC BY-SA 3.0 from Wikimedia Commons
石造りの堅牢な造りで堂々とした佇まいを見せるフランドル伯居城は、9世紀、バイキングの侵入を防ぐためにフランドル伯が建てた城砦。その後、裁判所や造幣局、牢獄などとして利用されたのち、現在は拷問道具などを展示する博物館となっています。
拷問道具と聞くとちょっと怖い気もしますが、ゲントのまた違った歴史の一面をのぞけます。お城の上に上ってみると、ゲントの街を一望できて気持ちいいですよ。
アルデンヌ地方のおすすめ観光スポット
- 出典:commons.wikimedia.orgphoto by Jean-Pol GRANDMONT CC BY-SA 2.5 from Wikimedia Commons
ベルギーの南部は、アルデンヌ地方、またはワロン地方と呼ばれ、緑が鮮やかな美しい自然いっぱいの地域です。中世から18世紀に建てられた古城や、こじんまりとした街が点在し、ゆったりとした空気が流れています。
【14】モダーヴ城やヴェーヴ城などの古城(アルデンヌ地方)
美しいアルデンヌの森の中や、ムーズ川のほとりに、中世から18世紀にかけての美しい古城が現れます。まるで童話に出てきそうな佇まいのトンガリ屋根のお城や、当時の貴族の姿が浮かんでくるような豪華なお城など、それぞれに個性を持ったお城は、見ていてうっとりしてしまいます。
内部を見学できたり、日本語の音声ガイドの用意があるお城もあるので、お城で当時の豪華な生活にゆっくりと思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
【15】デュルビュイ(アルデンヌ地方)
デュルビュイは、まるでおとぎ話の国に迷い込んだかのような小さな街で、石畳の小道沿いには、かわいらしいレストランやお土産屋さんが並びます。小さいながらも美食の街としても有名で、ジビエ料理をお目当てに来る人も多いそう。
ぶらぶらと歩いていると、子供のころに見た絵本の中にいるような、不思議な気分になるかもしれません。
【16】ディナン(アルデンヌ地方)
- 出典:commons.wikimedia.orgphoto by Jean-Pol GRANDMONT
ノートルダム教会の後ろに大きな断崖がそびえ、その上には堅牢な城砦が建つディナンの風景は、まるで絵画のよう。
城砦まで上ってみると、ムーズ川沿いに開けたディナンの街が一望でき、素晴らしい景観を楽しめます。