プラハといえば、一番の名物はビール!ビールの消費量が世界第1位というのを裏付けるかのように、プラハにはビアレストランがたくさんありますが、今回ご紹介するのは、ちょっとリッチなレストラン「ハナフスキー・パヴィロン」。味が最高なのはもちろんですが、高台にあるので、景色も最高なレストランです。
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建物も素敵なレストラン!
まるでちょっとした「お屋敷」!この素敵な「ハナフスキー・パヴィロン」の建物は、もともと、1891年に行われたプラハ万博のために建てられたものでした。実はこの建物、プラハで初めての「鉄で作られた建物」なのだとか。万博終了後、現在の場所に移され、レストランとして営業を開始しました。
レストランのある場所は、レトナー公園の敷地内。周りはとても緑が豊かで、犬が走り回っているのどかな景色が広がっています…。
- レトナー公園
- チェコ / 公園・動植物園 / 公園
- 住所:Praha 7, Letenske Sady地図で見る
- Web:http://www.prahazelena.cz/letenske-sady.html
天気の良い日はテラス席に行こう!
このレストランは高台にあり、とても景色がいいのでテラス席がオススメです。ヴルタヴァ川やカレル橋、旧市街も一気に見渡せます。
オススメは夕方〜夜。夕日が沈みはじめ、夜になって街や川沿いに明かりが灯り始めた景色はロマンティックです。
どんな料理がいただけるの?
出されるお料理は、インターナショナルキュイジーヌを中心にチェコの伝統料理もあります。
もちろん、チェコビールもあります!
今回はメニューにあったお食事のうち、主なものをご紹介します。
前菜
- スコットランドサーモンのタルタル:260チェココルナ(約1,350円)
- イベリコハム メロン添え:260チェココルナ(約1,350円)
- カプレーゼ:182チェココルナ(約950円)
- エビのマリネ:338チェココルナ(約1,760円)
- カモのパテ:182チェココルナ(約950円)
スープ
- クライダ(チェコの伝統的なジャガイモのスープ) :156チェココルナ(約810円)
メインディッシュ
- ビーフステーキ(250g):650チェココルナ(約3,380円)
- ウィーン風ステーキ(150g):468チェココルナ(約2,430円)
- 鳩肉を焼いたもの(300g) 468チェココルナ(約2,430円)
- 白身魚を焼いたもの(200g) 468チェココルナ(約2,430円)
デザート
- チョコレートフォンデュ:182チェココルナ(約950円)
- バニラブリュレ:182チェココルナ(約950円)
- チーズケーキ:182チェココルナ(約950円)
- プラハクレープ バニラアイス添え:144チェココルナ(約750円)
お味は?
筆者は今回、メインディッシュに白身魚と、デザートにはプラハクレープをオーダーしてみました。
白身魚は、見た目から素敵!とても芸術的です。外側の皮目はパリッと焼かれ、中はふわっとした食感。白身魚自体の味は淡白ですが、周りにかけてあるバジルのソースととてもよくあいます。
デザートのプラハクレープも、盛り付けがとてもきれい。なぜ「プラハクレープ」なのか、謎は解けませんでしたが、しつこくない甘さで、メインディッシュでお腹がなかなかいい感じに膨れいていたのにペロリと完食でした。
最後に
いかがでしたでしょうか。景色もお料理も最高のレストラン。街中にある食堂やビアホールよりはお値段がちょっと高い気がしますが、味と景色は絶品!来て損はありません。
また、周りを見渡してみると、ガッツリとしたお食事、ではなく、ちょっと一杯飲みに来た男性、犬の散歩をしながらコーヒーを飲みに来たご婦人などもいたので、散策の一休みの場所としても使えそうです。
ドラマのロケ地としてもよく使われるそうで、あの『のだめカンタービレ』でも撮影に使われたのだとか。ぜひ、ビアホールとはちょっと違う趣の素敵なレストラン、「ハナフスキー・パヴィロン」で優雅なひと時をすごしてくださいね。
- ハナフスキー パヴィロン
- チェコ / 洋食・西洋料理
- 住所:Letenske sady 173, 170 00 Praha 7地図で見る
- 電話:420-233-323-641
- Web:http://hanavsky-pavilon.cz
※記事中のチェココルナから日本円への換算は2017年10月現在のものです(1チェココルナ=約5.2円)。