ベトナム中部の都市ダナンは、近年ビーチリゾートの開発が盛んです。世界でも有数のリゾートエリアとして人気が高まっていますが、とっても沢山のホテルがあるので、一体どこに泊まっていいの?と迷う方も多いはず。今回は、筆者が実際に泊まってみて太鼓判を押せる、コスパ抜群のリゾートホテル「プルクラリゾート」をご紹介します。
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ダナンって?
日本人のベトナムの観光先といえば、ホーチミンやハノイがダントツ人気。そのため、ガイドブックではこの2拠点を中心に紹介されることが多く、ダナンはたった見開き2ページのみの紹介という扱いも多いんです。
このことからも、日本ではまだまだその知名度が低いのがおわかりでしょうか。2018年時点では、紙面での情報よりも個人や旅行サイトなどのWeb媒体のほうが情報が充実しているかなといった状況です。
ダナンはここ近年リゾートホテルの開発が進み、どこに滞在するか迷うほどのホテルがあるのですが、日本国内でダナンの情報を探そうとするとまだまだ不足していて、どこに泊まったらいいのかと迷ってしまいます。ということで、今回は泊まって最高によかった「プルクラリゾート・ダナン」をご紹介します。
ダナンに沢山あるホテルの中で、他のホテルには無い特徴がこのホテルにはあります。広い敷地には南国の植物が植えられ(その広さ、なんと10ヘクタール!)、大きな池があり、そして日本では見られない野鳥が放たれているんです。まるで広大な植物園の中に滞在するかのようです。
筆者は自然が多めの所が好きで、植物園のど真ん中に家があったら素敵だな~と長いこと思っていたのですが、それをリアルに実現した夢のようなホテルです。
そして完全独立ヴィラタイプ、かつ必ず1部屋にプライベートプールがついていて、まるで自分の家かのようにのんびりとした滞在を楽しむことができます。
それでは早速、ホテルについてご紹介していきましょう。
ロケーション
かつてダナンに行くためには、日本から一旦ホーチミンのタンソンニャット国際空港に下り、そこで国内線に乗り換えてダナンというルートが一般的でした。
ところが2017年5月にダナン国際空港がオープンし、日本から直行便でダナンにアクセスできるようなったのです。成田空港からだと大体6時間で到着します。ダナン国際空港からプルクラリゾート・ダナンまでは、車で30分ほどです。
- ダナン国際空港
- ダナン / 駅・空港・ターミナル
- 住所:Duy Tân, Hòa Thuận Tây, Quận Hải Châu, Đà Nẵng, ベトナム地図で見る
- Web:https://www.danangairportonline.com/
ホテルでの言語とチップは?
言語
基本的にホテルのスタッフは現地ベトナム人で、英語でのコミュニケーションとなります。ところが、日本人観光客がまだまだ少ないダナンにおいて、ここは珍しく日系ホテル。日本人スタッフも常時2名ほど控えているそうです(ですが、基本的にはベトナム人スタッフに対応いただくことがほとんどですので、英語でのコミュニケーションと思ってください)。
チップ
ダナンは欧米系の観光客が多いため、もともとベトナムにはなかったチップ文化も浸透しつつあるようです。が、我々日本にもチップ文化ってないですから、もともとお互い無かった文化のやりとりって、結局どうしていいか悩みますよね。
ここは日系ホテルということで、最初から「チップは結構です」というスタンスです。宿泊料金にサービス料も含まれているから、という日本と同じスタンスなので、チップを支払う必要はありません。最初からそう言ってくれるとすっごく楽ですよね。
チェックイン
基本情報をご理解いただいたあとは、早速ホテルにチェックイン。車から下りると、ベトナムの民族衣装アオザイを着た女性スタッフが笑顔でお出迎えしてくれます。そこで早速、花の首飾りを掛けてくれます。
フロントデスクに向かおうとすると、その前に置かれたソファ席への着席を勧められました。まずはウエルカムドリンクでのおもてなしです。ジンジャーテイストのドリンクで、ストローがプラスチックではなく、植物の茎!南国的な雰囲気を生かしたおもてなしでとっても素敵です。
さて、ドリンクを頂いている間に、男性スタッフが荷物を客室に運んでくれます。その間に、パスポート、クレジットカードの情報を照会し、本人確認。それが終わると、女性スタッフが部屋まで案内してくれました。
レセプションを出ると、ダナン近郊の遺跡を再現したオブジェがどーんとお出迎え。これには結構びっくります。
お部屋の種類
さて、プルクラリゾート・ダナンには31室の客室があり、全てが完全独立のヴィラタイプですが、部屋のサイズや敷地内のどこに位置する部屋かに応じて、以下のような種類があります。
- シーフロントツーベットルームヴィラ:2 ベットルーム4名用の部屋です。
- シーフロント・プールヴィラ:その名の通り、海に面した部屋。2名用です。
- プールガーデンヴィラ:プライベートのお庭とプールが付いています。2名用。
- プールラグーンヴィラ:大きな池に面したお部屋。2名用。
さて、筆者も予約するときに結局どこにしたらいいのか悩みましたが、敷地内の立地情報を見て、かつ実際に泊まってみてここだ!と思ったのはプールラグーンヴィラ。
何がいいかと言うと、海+ラグーン(人工池)+プライベートプール全てを視界におさめることができるんです。
どうです。素敵じゃないですかー。プールラグーンヴィラはラグーンのまわりにいくつか建てられていますが、
真正面で海+ラグーン+プライベートプールが見えるお部屋に泊まりたいですよね。部屋番号で言えば28号室~30号室です。繁忙期でなければリクエストできるので、ぜひこのお部屋をねらって宿泊されてはいかがでしょうか。