初秋に出現する一面の真っ白なそば畑。40ヘクタールという広大な敷地に広がる真っ白なそばの花は、まるで雪景色かと錯覚するような世界。初秋にしか見られない期間限定の白い絨毯を見に出かけてみませんか?
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そば畑はどこにあるの?
福島県の南部、栃木県との県境に位置する南会津郡下郷町には、自然豊かな景勝地である「塔のへつり」や、江戸時代の町並みを今に残す「大内宿」など、有名な観光スポットがあることでご存知の方も多いかと思います。
- 塔のへつり
- 福島 / 自然・景勝地 / 観光名所 / 紅葉 / パワースポット / ハイキング
- 住所:福島県南会津郡下郷町弥五島字下タ林地図で見る
- 電話:0241-69-1144(下郷町事業課産業振興班商工観光係)
- Web:https://www.aizu-concierge.com/spot/550/
- 大内宿
- 福島 / 町・ストリート / 観光名所 / 紅葉 / インスタ映え / 重要伝統的建造物群保存地区 / ツーリング
- 住所:福島県南会津郡下郷町大内地図で見る
- 電話:0241-68-2657(大内宿町並み展示館)
- Web:http://ouchi-juku.com/
そば畑があるのは、そんな下郷町の南西部にある猿楽台地。国道121号線から7キロほど山に向かった場所に広がっています。小さな案内板はところどころにありますが、大変わかりづらい場所なので、グーグルマップやナビ等で、よく確認の上向かうようにしてください。
猿楽台地(さるがくだいち)とは?
下郷町の落合地区にある猿楽台地は、昭和40年代に国営農地開発事業により整備された農地です。
約40ヘクタールもの広さを誇るのは、全国でも珍しく、平成10年度農林水産省などが主催した「第7回美しい日本のむらコンテスト」の生産部門で、農林水産大臣省に輝いた場所なのです。
標高が600~700mの高地に位置しており、昼夜の寒暖の差が激しい場所でもあります。その条件が、おいしいそば作りには適しているのですね。
そば畑の見ごろは?
例年、8月下旬から9月上旬にかけての初秋が見ごろとなります。農道を挟んだ両側が白いそばの花で埋め尽くされています。一つ一つは白く小さい可憐な花。その花が一面に広がる光景は、圧倒されるほどの白い絶景。周囲の山並みの濃い緑、晴れていれば青い空とのコントラストが見事です。
どこまでも続く真っ白な世界は、山から吹いてくる風と、遠くから聞こえてくる鳥のさえずりだけの静かな世界です。
道路は整備されていますが、駐車場はありませんので、路肩駐車となります。そばの花の開花中は、ライトアップも行われます。
- 猿楽台地(そば畑)
- 福島 / 自然・景勝地 / 紅葉 / 花畑(8月) / 花畑(9月) / ハイキング / 花畑
- 住所:福島県南会津郡下郷町大字落合地図で見る
- 電話:0241-69-1144(下郷町観光協会)
- Web:http://www.aizu-concierge.com/spot/572/
そばの花を鑑賞した後は?
県道347号線で塔のへつりまでは約20分、大内宿までなら40分弱で到着です。そちらで、会津下郷のそばを頂くのも良いですね。写真は、本家玉屋でいただいた大内宿名物の祝言そばです。
- 本家玉屋
- 福島 / 和食 / そば / ご当地グルメ・名物料理 / ネギそば
- 住所:福島県南会津郡下郷町大内山本3地図で見る
- 電話:0241-68-2946
- Web:http://tamaya-honke.sub.jp/
そば以外のものが食べたい!そこまで空腹がもたない!という方には、こちらのカフェがお勧めです。
猿楽台地から10分ほどの場所にある会津ジイゴ坂学舎。ここは、旧旭田小学校落合分校だった廃校を利用して、2014年の5月にオープンしました。
地域文化発信の拠点として、映画製作のスタジオ、ギャラリー、カフェ、ショップなどを併設した複合施設です。
カフェでは、会津地方でとれるじゅうねん(エゴマ)を使ったじゅうねんワッフルがドリンクセットで¥1,000(税込)、ランチプレート\1,500(税込)なが人気です。
- 会津ジイゴ坂学舎
- 福島 / その他スポット / カフェ・喫茶店
- 住所:福島県南会津郡下郷町落合字ジイゴ坂1604-1地図で見る
- 電話:0241-67-4426
- Web:https://jiigozaka.jimdofree.com/
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