灯台の頂上まで昇ることができる「大王埼灯台」や、歴史感じる街並みが魅力の「蔵の町・河崎」、離島特有の雰囲気を感じられる隠れた名所の「神島」など、知る人ぞ知る伊勢志摩でおすすめの穴場観光スポットをご紹介します。
この記事の目次表示
1. 大王埼灯台
- 出典:tripnote.jpphoto by くんぬんさん
志摩半島の東南端に立つ白亜の灯台で、穴場ながら人気スポットとなっています。階段を昇って灯台の頂上まで行くことができ、眼下には米子浜、麦崎灯台のほか、遠くの島々までを一望できます。館内には大王埼灯台ミュージアムが併設されており、灯台の魅力や地域との関わりについて資料などが展示されています
- 出典:tripnote.jpphoto by ぬーやん(TabbyCat)さん
沖からくる船がマストの先端から現れる様子が見られることから、「地球の丸さがわかる灯台」としても知られているので、ぜひ確かめてみてくださいね。
狭い階段をぐるぐる登って辿り着いたその先には筆舌に尽くし難い壮大な眺めでした。高い空と広い海、開放感!でも正直ちょっと怖い!
港から灯台に着くまでの道のり、壁のあちこちに小さな〝招き猫〟が乗っかっているのが楽しい。途中から灯台で餌を貰っているらしい茶虎猫が道先案内をしてくれました。猫、夕方になると沢山見かけました。
基本情報
- 営業時間:3月~10月 9:00~16:00(平日)、9:00~16:30(土日祝)/11月~2月 9:00~16:00 ※荒天時など変更の場合あり
- 定休日:なし
- 料金:大人(中学生以上)300円、小学生以下 無料
- 駐車場:大王崎観光駐車場 500円、周辺に民間駐車場 300円〜、計80台
- 大王埼灯台
- 志摩 / 展望・景観 / ツーリング / 灯台
- 住所:三重県志摩市大王町波切54地図で見る
- 電話:0599-72-1899
- Web:http://www.daiozaki.com/
2. 蔵の町・河崎
「蔵の町・河崎」は江戸時代ごろに発達した、歴史的な景観が残る地区です。伊勢市の中心部を流れる勢田川(せたがわ)沿いに広がっており、その水運を利用し、伊勢の参拝客に物資を届ける問屋街として栄えてきました。「伊勢の台所」として親しまれ、古い町家や商人の蔵など、当時の面影をのこすレトロな街並みが広がっています。
- 出典:tripnote.jp
河崎の町家は、切妻・妻入(きりつま・つまいり)の造りになっていて、屋根に設えられた立派な瓦も特徴。地元では知られている名所ですが、観光客にはまだ浸透していない穴場感ある観光スポットです。
現在は、古い蔵を再利用したお洒落なカフェやアンティークショップ、和菓子屋などがならんでいるので、勢田川を眺めながらのんびりとレトロな街並みを歩く、街歩きがおすすめですよ。
基本情報
- 営業時間:見学自由
- 駐車場:伊勢河崎商人館(20台) 無料、そのほか周辺に複数あり
- 蔵の町・河崎
- 伊勢・二見 / 町・ストリート / 女子旅
- 住所:伊勢市河崎2-25-32地図で見る
- Web:http://www.isekawasaki.jp/about/
3. 神島
- 出典:tripnote.jp
三重県の伊勢湾に浮かぶ、周囲約4キロの離島、神島。三島由紀夫が1954年に発表した名作『潮騒』の舞台となりました。鳥羽港から定期船で40分ほどの距離ですが、観光地化されていない穴場のスポットとなっており、離島特有の雰囲気を感じることができます。
- 出典:tripnote.jp
神島は小さな島のため、2時間ほどで1周できます。ただ、全体的に高低差が大きく、1周には思った以上に体力が必要です。高低差が大きいのは住宅街も例外ではありません。住宅街は階段が多い上に、道幅はせまく、道は入り組んでおり、さながら迷路のようになっています。
基本情報
- 営業時間:見学自由
- アクセス:「鳥羽マリンターミナル」から市営定期船にて約40分(740円)
- 神島
- 鳥羽 / 島・離島
- 住所:三重県鳥羽市 神島地図で見る
- Web:https://www.city.toba.mie.jp/kikaku/ritoushinkou/k...
4. 朝熊山頂展望台
伊勢神宮の鬼門である北東方向に位置する、朝熊山(あさまやま)の山頂にある展望台。伊勢市街地と鳥羽市街地方面、神宮のほとりを流れる五十鈴川や日本一の清流宮川を、眼下に一望できます。展望台のほか、郵便を投函できる「天空のポスト」や、絶景を見ながらリラックスできる「足湯」が設置されています。
山頂にある上に、有料観光道路「伊勢志摩スカイライン」でのアクセスとなるため、とくに穴場感もあって伊勢志摩観光におすすめ。土日祝日には、近鉄五十鈴川駅より「参宮バス」が出ていますので公共交通機関でアクセスすることもできますよ。
リアス式海岸の英虞湾を一望できるスポット
『伊勢志摩スカイライン』は通行料は少し高め。しかしその分の価値はあると思います‼︎
基本情報
- 営業時間:【伊勢志摩スカイライン】1月~7月・9月~12月 7:00~19:00、8月 7:00~20:00、このほかイベント・年末年始などで変動あり
- 定休日:なし
- 料金:【伊勢志摩スカイライン 通行料】軽・小型・普通自動車 1,270円 【展望足湯】大人 100円、小人 50円
- 駐車場:100台
- 朝熊山頂展望台
- 伊勢・志摩 / 展望・景観 / ツーリング / 展望台
- 住所:三重県伊勢市朝熊町岳地図で見る
- 電話:0596-22-1810
- Web:https://www.iseshimaskyline.com/spot-summit.html
5. 賓日館
明治20年(1887年)に、伊勢神宮に参拝する賓客が休憩・宿泊するために建てられた施設。現在は資料館として一般公開されていて、穴場の観光スポットになっています。2010年には国の重要文化財に指定され、庭園は国指定の名勝です。
とくに御殿の間は、格式ある二重格天井や輪島塗に螺鈿が装飾された床框(とこがまち)のある床の間など、創建当時のままの様子が見学できます。そのほか、文書や看板類を展示している資料室、水琴窟が2ヶ所ある回遊式庭園など、見どころもたっぷりです。
基本情報
- 営業時間:9:00〜16:30(最終入館)
- 定休日:火曜日(祝日の場合は営業、翌日休)
- 料金:大人 310円(おひなさまめぐりの期間中 400円)、小人(小・中・高) 150円(おひなさまめぐりの期間中 200円)
- 駐車場:なし
- 賓日館
- 伊勢・二見 / 歴史的建造物
- 住所:三重県伊勢市二見町茶屋566-2地図で見る
- 電話:0596-43-2003
- Web:http://hinjitsukan.com/
6. 海の博物館
海女さんや漁業、海に関する約60,000点もの資料を所蔵・展示する「海の博物館」。民俗資料が大半を占めており、うち6,879点の国指定重要有形民俗文化財を含んでいます。とくに三重県の漁村に重点をおいて資料を収集しており、普段知ることができない海の情報に出会える、穴場感ある観光スポットです。
- 出典:tripnote.jpphoto by chibimeguさん
資料展示のほか、磯の生きもの観察会をはじめ、鳥羽の海でとれた貝殻や海藻をつかったストラップやしおり、ハガキ作りなど、豊富な体験もできますよ。また内藤廣氏が設計し、日本建築学会賞や公共建築百選にも選ばれた建物も必見!
建築が素敵です。自然の風が入るのでいつまでものんびりしていられます。
基本情報
- 営業時間:3月1日〜11月30日 9:00〜17:00、12月1日〜2月末日 9:00〜16:30
- 休館日:6月26日〜6月30日、12月26日〜12月30日
- 料金:大人(18歳以上) 800円、大学生以下 400円
- 駐車場:無料
- 海の博物館
- 鳥羽 / 博物館
- 住所:三重県鳥羽市浦村町大吉1731-68地図で見る
- 電話:(0599)32-6006
- Web:http://www.umihaku.com/
7. ともやま公園
英虞湾に向かって突きだすような形の「ともやま公園」は、伊勢志摩国立公園の中央部に位置する自然公園。英虞湾に浮かぶ大小いくつもの島々が眺められる絶景スポットで、中でも公園内にある登茂山展望台は、志摩で一番の夕日スポットとして知られています。
公園内には、ともやまビジターセンターやスポーツ施設、アスレチック遊具、海水浴場、1.2kmの散策コースなどがあり、自然の中でレクリエーションも楽しめますよ。
基本情報
- 営業時間:24時間
- 定休日:年末年始(12/29~1/3)
- 料金:入場無料
- 駐車場:無料(海水浴場開設期間中の海水浴場駐車場のみ有料)
8. 天の岩戸
- 出典:tripnote.jpphoto by くぅちゃんさん
「天の岩戸」は、日本書記に登場する天照大神(アマテラス)が弟の素戔嗚尊(スサノオ)の悪事を戒めるために隠れたといわれる伝説の場所。伊勢神宮林のかたわらにあり、神秘的な雰囲気が漂っている穴場の観光スポットです。
この岩穴から出る湧き水は「日本の名水100選」に選ばれていて、五体の悪気を払うと言われていますよ。水を飲む場合は、煮沸してから飲水してくださいね。
基本情報
- 営業時間:見学自由
- 駐車場:20台 無料
9. 太江寺
二見町の住宅街の奥に鎮座する太江寺は、小さいながらも歴史ある古刹です。地元ではペットのお寺とも言われており、ペットのお守りやお札も授与していただけることから、愛犬家、愛猫家がよく訪れています。
また時期になると、梅や桜、紫陽花などさまざまな咲くことから、隠れた花の名所としても知られています。境内には、樹齢150年を数える「昇龍の藤」をはじめとした藤の木も多く植えられており、満開になると、藤棚に花が一面に吊り下がる景色も楽しめますよ。
基本情報
- 営業時間:参拝自由
- 駐車場:10台 無料
- 太江寺
- 伊勢・二見 / 寺 / 藤の名所
- 住所:三重県伊勢市二見町江1659地図で見る
- 電話:0596-42-1952
- Web:https://taikouji.com/