イスラエル在住歴3年の筆者が、エルサレム観光で旅行者が絶対に訪れる3大名所の概要や見どころについて解説します。
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エルサレムはこんなところ
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エルサレムはイスラエルで最も人口の多い都市であり、イスラエルが独自に首都と主張している場所です(国際的にはエルサレムはイスラエルの首都として認められていないので、事実上はテルアビブが首都のように機能しています)。エルサレムは英語で「Jerusalem」と綴り、発音をカタカナにすると「ジュルースラム」のようになります。
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エルサレムの人口は約90万人と言われていますが、どこからどこまでをイスラエルのエルサレムと考えるかによって数が変わります。エルサレムには東エルサレムと西エルサレムがあり、国際法上、東エルサレムはイスラエルの領土として認められていません。しかしながら、東エルサレムにはイスラエル人入植者と呼ばれる約40万人の人口が存在します。
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エルサレムのダウンタウンは西エルサレムに集中し、今回紹介する観光名所が集まる世界遺産のエルサレム旧市街は東エルサレムに位置します。観光名所でありながら、軍事的に占領している状態が続いていると考えられている地域なので、世界的にも注目を浴びています。
エルサレムの観光名所1. エルサレム旧市街/the Old City of Jerusalem
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イスラエル観光に来た旅行客が100%行くと言ってもよいほど、世界的にも有名な場所です。 キリスト教、イスラム教、ユダヤ教に関する世界最高峰の聖地が、すべてこのエリア内にあります。道中には風情のある商店街が展開しています。
内部は五つのエリアに分かれており、「キリスト教徒地区/Christian Quarter」 「ムスリム地区/Muslim Quarter」「ユダヤ人地区/Jewish Quarter」「アルメニア人地区/Armenian Quarter 」「神殿の丘/Temple Mount」があります。
エルサレムの観光名所2. 嘆きの壁/Western Wall
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エルサレム旧市街の中にある、ユダヤ教最大の聖地です。ここで祈るユダヤ教徒たちが嘆いているように見えるため、「嘆きの壁/Wailing Wall」と呼ばれるようになったと言われています。
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嘆きの壁は巨大で、幅が490メートル・高さが19メートルあります。観光客も無料で触れることができます。ちなみに、嘆きの壁の正体は「西暦70年に破壊されたエルサレム神殿の壁の残り」です。
- 嘆きの壁
- イスラエル / 建造物
- 住所:western wall地図で見る
- Web:http://www.thekotel.org
エルサレムの観光名所3. 聖墳墓教会(せいふんぼきょうかい)/Church of the Holy Sepulchre
エルサレム旧市街の中にある、キリスト教にとって最も重要な聖地のひとつです。 イエスキリストが磔刑に処された十字架が立つ「ゴルゴダの丘」の上に建設されたと言われており、内部二階の「磔刑の祭壇」ではゴルゴダの丘に触れることができます。
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余談ですが、漫画『ゴルゴ13』の『ゴルゴ』という名前のモデルがゴルゴダの丘だと言われています。また、聖墳墓教会はイエス・キリストの墓がある場所としても知られており(厳密な場所については諸説ある)、内部1階ではつねに長蛇の列ができています。
聖墳墓教会は嘆きの壁から徒歩すぐなので、ついでに観光するのが一般的。入場無料です。