リガには過度に装飾された建物がたくさんあります。これはアールヌーボー建築といい、19世紀末から20世紀初頭にかけて建てられたものです。美しいものもあれば、ちょっと笑えるシュールなものもありますので、ご紹介します。
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見ていて飽きないアールヌーボー建築
街中にアールヌーボー建築は散りばめられていますが、Elizabetes Street(エリザベテス通り)には特に有名なものが、Albert Street(アルベルタ通り)には特徴ある建築が密集しており、またアールヌーボー建築に関する美術館もあります。
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Elizabetes Street(エリザベテス通り)
リガの歴史地区から歩いて15分。この通りには、観光案内所で無料でもらえる地図にも載っている、大きな「横顔」が有名な建物があります。白と水色の高貴な雰囲気に、人間離れした装飾が面白い建物です。
Albert Street(アルベルタ通り)
約300mのアルベルタ通りに並ぶほとんどの建物がアールヌーボー建築です。ロボットのような顔、叫んでいるような顔、何かを悟ったかのような顔・・・スフィンクスのような石像もあります。
建物の全貌を見ていると、白を基調とした美しい建物のように見えますが、近づいてみるとちょっと笑えるシュールな装飾に気がつきます。下の写真は、通りの西側から東側に向かって並べています。探しながら歩いてみてください。
- アールヌーヴォー建築群
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Riga Art Nouveau Museum(リガアールヌーボー美術館)
20世紀初頭の建築家の家が現在は美術館として使われています。20世紀初頭のインテリアや衣装が展示されており、華やかですが素朴な生活様式を見ることができます。
アルベルタ通りの北西の角の建物がリガアールヌーボー美術館です。入り口は鍵がかかっていますので、インターホンで12番を呼び出し、中に入ります。
建物の中に入るとすぐに見える螺旋階段、あまりの美しさに吸い込まれてしまいそうな感覚を覚えます。
螺旋階段の右手側のドアから美術館に入ります。
美術館の中には、キッチン・ダイニング・寝室等の展示や、当時の衣装を着て写真を撮ることができるフォトブースがあります。壁のペイントや額縁に飾られている絵は、動植物をモチーフにしており、アールヌーボー建築とリンクするところがあります。
- リガアールヌーボー美術館
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おわりに
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