日本と同じように四方を海で囲われた島国ニュージーランドは、世界的に酪農・牧畜大国としても有名な国です。そんな美しい海・山・川、広大な牧場をもつニュージーランドはシーフードや羊、鹿などのお肉類から乳製品まで、おいしい食材の宝庫。ここニューヨークでフレッシュ食材を食べ尽くしましょう!
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ラム料理
ニュージーランドの広大な土地で、のびのびと放牧で育てられた生後1年未満の子羊。いろいろな調理法や味付けがしてあるラム料理を楽しんでみてくださいね。
ラムチョップ(Lamb Chop)
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ラムチョップとは骨付きあばら肉のことで、グリルしてあるものが一般的です。シンプルな料理だからこそ、ラムのおいしさを存分に楽しめます。
ラムシャンク(Lamb Shank)
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こちらも骨付きラムなのですが、骨付きのすね肉になります。さまざまな調理法があり、よく見かけるのは赤ワインなどで煮込んであるもの。柔らかいラム肉が、煮込むことでさらに軟らかくなります。
ローストラム(Roast Lamb)
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ラム肉の塊をまるっと焼き上げる、大胆でシンプルな料理。家庭でもよく作られます。薄くスライスし、グレービーソースなど付け合わせのソースや野菜と一緒にいただきます。
肉料理
ベニソン(Venison)
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日本ではそこまで一般的に多く食されてはいませんが、ベニソンとは鹿肉のことをいいます。ニュージーランドではとってもポピュラーな食材で、高タンパク・低カロリーなことでも知られています。
海鮮料理
サーモン(Salmon)
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サーモンと聞くとカナダなど寒い国を思い浮かべる方も多いと思いますが、ニュージーランドのキングサーモンは世界的にも有名で、脂がのっていてとっても美味。養殖も盛んで、養殖場の隣にレストランを併設しているところも多く、フレッシュなサーモンを食べることができます。
クレイフィッシュ(Crayfish)
ニュージーランド産の伊勢エビの一種です。大きさは伊勢エビより小さいですが、甘くてぷりぷりとした食感がたまりません。高級食材としてレストランやスーパーで売られています。南島のカイコウラが名産地で、夏頃になると移動販売のような車で新鮮なクレイフィッシュを買うことができます。
グリーンマッスル(Green Mussel)
日本でよく食べる紫がかった殻を持つムール貝と同じ仲間です。グリーンマッスルは殻の先端が緑色でムール貝よりも大きく、食べごたえがあります。一年中食べることができるため、旅行の時期を問わずおいしくいただける一品です。
ブラフオイスター(Bluff Oyster)
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ニュージーランド最南端のブラフ(Bluff)という港町で取れる牡蠣・ブラフオイスターは、養殖ではなく、冷たくとてもきれいな海水で育つ天然もの。毎年3月~8月頃までの季節物で取れる量も決まっているため、メニューに書かれていても品切れの場合もあります。小ぶりではありますが、なんといってもミルキーで濃厚。
ホワイトベイト(Whitebait)
シラスの一種で、9月頃~11月頃しか漁をしない季節物。この時期のみに登場する高級食材です。フリッターやオムレツに入れるのが人気の食べ方で、南島西海岸のウェストランド地方が有名。