ニュージーランドの国旗の図柄や意味、ニュージーランドの首都について、またニュージーランドの面積や人口と今後の人口予想、そしてスポーツの試合などでたびたび歌われる国歌の成り立ちまで、ニュージーランドの国の基礎知識をくわしく解説します。
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ニュージーランド国旗とその意味
ニュージーランドの国旗は、オーストラリア同様に、青地の左上にイギリスの国旗であるユニオンジャックを配しています。これは「ブルー・エンサイン」と呼ばれ、英連邦王国やイギリスの植民地だった国の国旗でよく使われています。
白く縁取られた4つの赤い星は南十字星を表し、本来は南十字星は5つありますが、小さい星を省略したものとなっています。
ニュージーランドの首都はウェリントン
ニュージーランドの首都は北島の南端に位置するウェリントンです。ニュージーランド最大の都市であるオークランドに間違われやすく、かつてはオークランドが首都でした。しかし、北島と南島が分裂の危機に陥ったとき、北島の一番南にあるウェリントンを首都にすることで、分裂を阻止しようとしました。そして、1865年より首都がウェリントンになりました。
ウェリントンの面積は119.8km²、ウェリントン市議会によると2018年の人口は約21万人です。「世界一イケてる都市」と呼ばれる街の魅力は、都会でありながら自然が多いことや、世界有数のコーヒー文化が栄えている街であること、地ビール文化が盛り上がっていること、そしてアートが盛んであることなどが挙げられます。
ニュージーランドの面積は270,467km²
ニュージーランドの面積は270,467km²です。日本の面積が377,915km²なので、日本の3/4ほどの大きさです。
ニュージーランドの人口は474万人
2018年時点の人口は474万人です。年々増加しており、今後も人口の増加が予測されています。
ニュージーランドの国歌は「神よニュージーランドを守り給え（God Defend New Zealand）」
ニュージーランドの国歌の曲名は「God Defend New Zealand」です。日本では「神よニュージーランドを守り給え」と訳されます。作詞はトーマス・ブラッケン (Thomas Bracken) 、作曲はジョーン・ジョセフ・ウッズ (John Joseph Woods) です。
ニュージーランドの公用語には英語とマリオ語、ニュージーランド手話の3つ。そのため国歌も2言語あり、スポーツなどの国際試合や公式の場では、マオリ語バージョンのあとに英語バージョンと、両方の歌が斉唱されます。
ちなみにマオリ語では曲名が「Aotearoa」となります。
