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目の前にダムが広がる絶景混浴露天風呂【岡山・湯原温泉】砂湯の魅力

取材・写真・文:

東京在住
訪問エリア:25都道府県

2020年11月20日更新

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岡山県真庭市にある湯原温泉のシンボル・砂湯は、目の前にダムが広がる珍しい無料の混浴露天風呂です。最高のロケーションの中で楽しめるその露天風呂は、諸国露天風呂番付で「西の横綱」と称されており、地元の方々から観光客の方々まで多くの人々で賑わっています。今回は、目の前にダムが広がる絶景混浴露天風呂・砂湯の魅力についてご紹介します。

この記事の目次表示

砂湯とは?

岡山県真庭市の湯原温泉郷にある砂湯は、温泉街を流れる旭川の川底から湧く温泉を岩で囲った、24時間無料の天然混浴露天風呂です。

  • 写真:SaoRi

川の底から砂を噴き上げながらお湯が湧いていることから「砂噴き湯(砂湯)」の名称で呼ばれています。

  • 写真:SaoRi

塩素添加による消毒や濾過装置などは使われておらず、利用者のマナーと地元の皆さんの管理によって成り立っています。

  • 写真:SaoRi

「旅行作家の会」代表の野口冬人氏により、1977年に日本温泉協会発行の「温泉」誌上にて、この砂湯を諸国露天風呂番付において「西の横綱」と発表し、その規模やロケーションなどが高く評価されていることでも有名です。

川のせせらぎに大迫力のダム!最高のロケーション

砂湯は温泉街を抜けた奥にあり、湯原ダムのすぐ手前にあります。

湯場に到着すると、まず目に飛び込んでくるのは、大迫力の湯原ダムです。

  • 写真:SaoRi

湯原ダムは、高さ74メートル、長さ194メートルの大きさで、貯水量は中国地方一を誇っています。

全国的にもダムを眺めながら入れる露天風呂は珍しく、このロケーションを楽しみに来られる方も多いです。

ダム以外にも、旭川沿いに整えられた湯場では、川のせせらぎや風にそよぐ木々の音、鳥のさえずりなど、豊かな自然を楽しむこともできます。

  • 写真:SaoRi

お肌がすべすべになる低張性アルカリ高温泉の泉質に加え、この最高のロケーションでの入浴は、露天風呂番付で西の横綱と称されていることを実感・納得できる素晴らしさがあります。

入浴前に!入浴指南と心得を読もう

湯原温泉の名所として多くの観光客や地元の方で賑わう砂湯ですが、住民の方によって管理されており、一定のルールの元で広く開放されています。

  • 写真:SaoRi

砂湯保護のため、周辺の多くの場所にルールについて書かれた看板などが立っています。

  • 写真:SaoRi

以前は男女ともに裸で入ることが許されていましたが、平成24年の4月1日より入浴マナーが改正され、男女ともにタオルなどで前を隠し、みだりに裸を露出しないようにと注意が呼びかけられています。

  • 写真:SaoRi

他にも、湯尻より入って身を清めながら上流に移動することや、石鹸の使用禁止、飲食・飲酒の禁止など多々書かれています。

  • 写真:SaoRi

一見当たり前のことのように思えますが、ついうっかりしてしまいそうなことも多々書かれているので、入浴前には一度目を通してみるようにしましょう。

砂湯までのアクセス

砂湯がある湯原温泉郷は、米子自動車道湯原ICを降りて3kmほどの距離にあります。

砂湯より下流に約100m地点(湯原国際観光ホテル前)と、約300m地点(プチホテルゆばらリゾート前)に無料で駐車できる河川敷の駐車場があるので、そちらに車をとめましょう。

  • 写真:SaoRi

露天風呂がある上流側へと向かう歩道が整備されており、案内板も数多く立っているので、看板を頼りに進むと迷うことはありません。

  • 写真:SaoRi

露天風呂のすぐ近くにある寄りそい橋までは車で行くこともできますが、そこから先は車両進入禁止なので歩いて向かいましょう。

  • 写真:SaoRi

寄りそい橋を通り過ぎて奥へと進むと、ほどなくして砂湯に到着します。

おわりに

大迫力のダムと豊かな自然に囲まれた湯原温泉郷のシンボル・砂湯はいかがだったでしょうか?

  • 写真:SaoRi

砂湯のすぐ近くにある温泉街には、自由に楽しむことができる足湯や湯原温泉ミュージアムなどがあり、観光スポットも豊富にあります。

  • 写真:SaoRi

ぜひ、露天風呂番付で「西の横綱」を誇る砂湯の素晴らしさを体感されてみて下さいね。

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ダムのほとりに広がる温泉郷【岡山】湯原温泉の見どころ6選

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