高輪ゲートウェイ駅近くにある「おばけトンネル」をご存じでしょうか?こちらの呼び名以外にも「行燈殺しのガード」や「首曲がりトンネル」など、なんだかちょっと怖そうな名前で呼ばれています。一体どんなトンネルのなのか、さっそくご紹介していきます!
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品川の「お化けトンネル」とは?
今回ご紹介する「おばけトンネル」は、品川区・高輪ゲートウェイ駅のすぐ近くにあります。
「おばけトンネル」以外にも「行燈殺しのガード」や「首曲がりトンネル」など、ちょっと変わった名前で呼ばれています。
そんな不思議なトンネルの本当の名称は「高輪橋架道橋」。泉岳寺駅・高輪ゲートウェイ駅方面と、品川駅・田町駅・芝浦運河・千代田スバック方面を結ぶトンネルです。
以前は車も通れたのですが、2022年4月現在は、高輪ゲートウェイ駅周辺の工事の関係で人や自転車(押し歩き)のみ通行可能となっています。
いずれ、新しい道路に生まれ変わるとのことなので、人や自転車が通れるのもあと少しかもしれません。
不思議な名前で呼ばれる「おばけトンネル」の正体は?
「行燈殺し」「首曲がり」など、なんだか怖いことを連想してしまう名前ばかりの「おばけトンネル」。
とっさに「まさか、お化けが出るんじゃ…」と考えてしまう方もいらっしゃることかと思いますが、ご安心を。変な名前の数々で呼ばれる理由は、実は都内で天井が一番低いトンネルという点にあります。
タクシーの行燈(天井に付いてるライト)が擦れて壊れてしまったり、首を曲げないと通れなかったりなど、トンネルの天井があまりに低いことから色々な呼ばれ方がうまれたそうです。
それほどまでに低い天井のトンネルとは一体どんな感じなのか、さっそく実際の様子についてご紹介していきます!
その高さ約170cm!品川の「おばけトンネル」を歩こう
今回は泉岳寺駅・高輪ゲートウェイ駅方面から、おばけトンネルを通って品川駅・田町駅・芝浦運河・千代田スバック方面へと向かって歩いていきます。
高輪駅周辺は大規模な工事中で、周囲をゲートに囲まれた道を歩んでいきます。
道なりにずっと進んでいくと、いよいよおばけトンネルの入り口に到着。写真からですと判りづらいかもしれませんが、おばけトンネルの天井は想像以上に低くてビックリ!
暗くて怖い雰囲気にも思えますが、入口にも出口にも警備員さんが立っていてくれ、人通りもそれなりにあるので安心です。
トンネルの距離もそう長くなく、天井の低さとその独特な雰囲気を堪能しながらじっくりと歩けます。
すぐ真上に天井があるのが感じられ、上からの威圧感みたいなものがあり、地面が盛り上がっているところなんかは首を引っ込めたり、肩をすくめたりしながら通行します。
高さは約170cmとのことで、首を曲げて通られている方も数多くいらっしゃいました。
5分くらいであっという間に出口に到着ですが、なんだか不思議な体験をした気分に!
写真や動画の撮影に訪れる方も多い都内の珍スポットなので、ぜひ1度通ってみて下さいね♪
おわりに
高輪ゲートウェイ駅近くの「おばけトンネル」のご紹介はいかがだったでしょうか?
「行燈殺しのガード」や「首曲がりトンネル」など、ちょっと怖そうな名前で呼ばれているトンネルですが、その正体を知ったら安心です!
高輪ゲートウェイ駅周辺の工事を終える頃にはこのトンネルも無くなり、新しい道路として生まれ変わるとのことなので、ぜひこの機会に歩いてみて下さいね♪