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4.【緑】ワット・プラケオ
タイで最も有名で権威のある寺院の一つが、バンコクにある同名のワット・プラケオですね。名前の由来はエメラルドの仏像なのですが、現在バンコクのワット・プラケオに置かれている仏像は、もともと、こちらチェンライのワット・プラケオで見つかったものでした! 現在チェンライにある仏像はレプリカとなっています。写真を撮ることも可能です。
寺の敷地内には、この地方の伝統的なランナー様式で建てられた博物館もあります。英語のガイドブックも貸し出されており、仏教に対する理解を深めることもできます。
- ワット・プラケオ(チェンライ)
- タイ / 社寺・教会 / 寺
- 住所:Wat Phra Kaew, Chiang Rai地図で見る
5.【黒】バーン・ダム博物館
タイ語で「バーン」は家、「ダム」は黒という意味。その名の通り、バーン・ダムは外見が家のような黒い建造物です。敷地内には様々な黒い建造物が40ほどありますが、人が住んでいるわけではありません。この一帯全てが、タイを代表する芸術家、タワン・ダッチャニー氏の世界観を表しています。入場料は80バーツ(280円)です。
バッファローの頭部の骨やワニの皮などがそこかしこに使われており、やや物議を醸しそうな空間が広がっています。怪しげな雰囲気からか、訪れていたヨーロッパ人観光客が儀式の真似事をして楽しんでいました。確かに悪魔の儀式でも始まりそうな空間です。なんらかの死生観を表しているのでしょうか。
建造物の隣にはタワン・ダッチャニー氏のギャラリーも併設されており、彼の世界観に浸ることができます。
- バーン・ダム博物館
- タイ / 博物館・美術館 / 博物館
- 住所:Baandam Museum地図で見る
- Web:http://www.thawan-duchanee.com/
オシャレなカフェ「チウィット・タンマダー」
これだけ観光地が盛りだくさんなら、旅程に美味しいランチも組み込みたいところ! そんなあなたにピッタリなのが、「チウィット・タンマダー」というカフェ。「3.【青】ワット・ロンスアテン」のすぐ近くにあります。
カフェなので、飲み物やデザートメニューが多いですが、食事も充実しています! 北タイ料理から西洋料理までいろいろ選べますよ。筆者は北タイ風ポークカレー(220バーツ=770円)を注文しましたが、とろけるようなポークが美味しく、野菜も摂れて、健康にも良さそうでした!
屋内のお洒落な雰囲気もいいですが、川沿いにある屋外の席がやはり人気。ついついのんびりしたくなります。平日でもお客さんはたくさん来ていましたが、店内は広めなので比較的ゆったりできます。
- チウィット・タンマダー
- タイ / カフェ・喫茶店
- 住所:Chivit Thamma Da地図で見る
- Web:http://www.chivitthammada.com/
チェンライでの移動手段
チェンライには鉄道がなく、バスの本数が多いわけでもないです。今回紹介したような様々な箇所を回るのであれば、タクシーを貸し切るのが便利! 貸し切り料金の相場は、1時間300バーツ(1,050円)でした。何人かでシェアすれば、コストパフォーマンスは悪くないですね!
終わりに
チェンライにはこんなにたくさんの見所があり、バンコクからLCCが毎日何往復も運行しているにも関わらず、まだまだ観光客はあまり多くありません。バックパッカーのヨーロッパ人や、チェンライのメーファールアン空港に直行便がある、いくつかの中国都市からの観光客が目立ちました。その数は、今後も増えていきそうです。
タイに行く日本人は、バンコクやパタヤ、アユタヤやチェンマイに行く人が多いと思います。そちらももちろんいいですが、チェンライは今回紹介した文化的な観光地だけでなく、メコン川沿いのリゾートや国立公園など、北タイの魅力が詰まった場所です。興味があったら、ぜひ行ってみてくださいね!!
※記事内のバーツから日本円への換算は1バーツ=3.5円で計算しています。