
工業都市として知られる「四日市」、ついつい四日市コンビナートなどに目が行きがちですが、地元グルメに伝統工芸品、かわいらしいローカル鉄道など様々な魅力を持つ町です。今回は三重県の四日市市のおすすめスポットを紹介します。
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四日市市とは
三重県の北部に位置する都市で、人口約30万人の三重県内最大都市(県庁所在地は「津市」)です。
臨海部には四日市コンビナートが広がる、中京工業地帯の工業都市として栄えてきた町です。名古屋までは電車で30分程でアクセスできる為、名古屋へ通勤する人のベットタウンとしても発展してきた町です。
地元の伝統工芸品を知る・買う「ばんこの里会館」
四日市の伝統工芸品「萬古焼(ばんこやき)」を、展示・販売する資料館です。萬古焼を紹介するギャラリーや、萬古焼を購入できるショップの他、陶芸体験もできる施設です。
四日市港ポートビル展望展示室「うみてらす14」
四日市港の開港100周年を記念して平成11年に建てられた、四日市港ポートビルの最上階(14階)にある展望展示室です。
展示室では、四日市港に関する様々な情報や役割、四日市港の歴史などを紹介しています。
展望室からは、眼下には四日市コンビナート、少し先には四日市や桑名の街並み、遠くには鈴鹿山脈や名古屋までの眺望が楽しめます。土曜・日曜・祝日は21時まで開館しており、四日市コンビナートの工場夜景が観賞できます。
日本を代表する工業地帯「四日市コンビナート」
日本初の大規模石油コンビナートで巨大な石油プラントなどが立ち並ぶ「四日市コンビナート」、夕暮れ時から夜にかけて浮かび上がる幻想的な夜景は「日本夜景遺産」に認定されおり、「工場夜景の聖地」と評されています。
海上から工場夜景を楽しめる「夜景クルーズ(要予約)」は、人気のクルーズです。
まぐろを満喫「まぐろレストラン」
国道23号線沿いにあるまぐろを料理をメインとした海鮮料理を提供しているお店です。平日のランチタイムでも待ち時間ができるほど多くのお客さんで賑わっています。
白だしとみりんをベースとした専用の漬けダレに、モチモチ食感キハダマグロをからめた「上鮪漬け丼(1,180円)」は人気の一品です。
四日市の産土神「諏訪神社」
近鉄四日市駅より徒歩約7分の場所にある神社で、四日市の産土神として地域の歴史と歩んできたお社です。境内には公園や交流会館などが整備されており、地域の癒しの場として多くの四日市市民に親しまれている神社でもあります。
お土産を買うなら「じばさん名品館」
近鉄四日市駅前にある、三重県の北部の伝統工芸品や地場産品を中心に展示・販売している施設で、最初に紹介した萬古焼や鈴鹿墨といった国指定伝統的工芸品のほか、伊勢茶や地酒など三重県代表する地場産品を豊富に取り揃えています。
駅から徒歩圏内にあり、四日市観光の最後にお土産を購入するのに最適です。
四日市のローカル線「四日市あすなろう鉄道」
営業距離7㎞9駅からなる四日市市内を走る第三セクターの鉄道です。
ナローゲージと呼ばれる軌間0.762m(線路幅が762mm)の珍しい路線で、おもわず可愛いと思う小さな列車が運航されています。
名前の「あすなろう」には、未来への希望(明日にむかって)や、将来にわたり四日市市民の皆さんとともに育てていく鉄道という思いが込めてつけられたと言われています。
四日市のソールフード「トンテキ」
厚みのある豚のロース肉を焼いて、ニンニクのきいた味の濃いソースをたっぷりとかけた一品です。お皿に残ったたっぷりのソースに絡める千切りキャベツも絶品です。
白飯にもビールにもあう四日市に訪れたなら絶対に食べたい一品です。