新しい年の初詣は、奈良県の神社、お寺に行きませんか?今回は奈良県の初詣スポットを8か所紹介します。毎年多くの人出がある人気の社寺はもちろん、比較的空いていて参拝しやすい、穴場スポットも取り上げましたので、参考にしてぜひお出かけください。
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1.橿原市 橿原神宮
橿原神宮(かしはらじんぐう)は、橿原市にある神社です。大和三山の一つ「畝傍山(うねびやま)」の麓では、神武天皇が皇居を造営し、即位の礼が行われました。
この神武天皇の徳を敬い続けるため、神宮を創建して欲しいという請願が民間よりおこったため、明治天皇が明治23年4月、この地に官幣大社「橿原神宮」を設けました。
初詣に訪れる人は大変多く、県内では奈良市の春日大社と並び、人気のある神社です。しかし境内が広大なため、拝殿に入るまでに並ぶほどではありません。遊歩道の整備された大きな池「深田池」があり、ここから大阪との府県境にある葛城山、金剛山が眺められます。参拝後の休憩に良いですよ。
- 橿原神宮
- 奈良 / 神社
- 住所:奈良県橿原市久米町934地図で見る
- 電話:0744-22-3271
- Web:http://www.kashiharajingu.or.jp/
2.桜井市 大神神社
大神神社(おおみわじんじゃ)は、桜井市の三輪山(みわやま)の麓にある神社。こちらも奈良県ではとても人気のある初詣スポットです。神社裏山にある標高467.1mの三輪山が御神体となっています。主祭神は大物主大神で、酒造や国造り、医療などの守護神とされています。
拝殿までは、ゆるやかな登り道です。木々が生い茂る参道は、ひんやりとした空気に包まれ、神聖な雰囲気が漂っています。
拝殿に参拝をしたあとは、摂社の狭井(さい)神社にも寄ってみてください。こちらは病気平癒の神様とされています。拝殿横には「薬井戸」という井戸より、万病に効くといわれる水が湧き出ており、用意されているコップで飲むことができます。
大神神社は、正月三が日の人出は大変多いです。その後少し落ち着きますが、週末には再び多くの人が訪れます。周辺道路や駐車場も混雑するので、電車、バスで訪れるのが良いでしょう。
近鉄・JR「桜井駅」北口より奈良交通バス「三輪恵比須神社」行き乗車、終点下車徒歩12分 ※新年は、元日から3日と、15日に運行。
- 大神神社
- 奈良 / 神社 / 縁結びスポット
- 住所:奈良県桜井市三輪1422地図で見る
- 電話:0744-42-6633
- Web:http://oomiwa.or.jp/
3.奈良市 春日大社
春日大社は、奈良市にある神社です。創設は768年と、非常に歴史があり、全国に多数ある春日神社の総本社にもなっています。世界遺産「古都奈良の文化財」の一つにもなっており、知名度は高いため、初詣客は県内でもっとも多くなっています。
12メートルの高さがある南門をくぐれば、幣殿・舞殿があります。こちらは天皇陛下からのお供え物を一時保管したり、雨天時に舞楽を奉納する建物です。その奥に鮮やかな朱色の建物や回廊が見えていますが、こちらは本殿前の中門・御廊です。
本殿前へは特別拝観(初穂料500円)で入れますが、年末年始などは拝観できません。御利益は、開運厄除、家内安全、安産など幅広いです。
または「市内循環」乗車、「春日大社表参道」下車徒歩10分
- 春日大社
- 奈良 / 神社 / インスタ映え / 世界遺産
- 住所:奈良県奈良市春日野町160地図で見る
- 電話:0742-22-7788
- Web:http://www.kasugataisha.or.jp/
4.生駒市 宝山寺(生駒聖天)
宝山寺は、生駒市の生駒山中腹にある、真言律宗大本山の寺院です。
宝山寺のある生駒山は、斉明天皇元年(655年)に、役行者によって開かれ、当時は都史陀山 大聖無動寺(としださん だいしょうむどうじ)と呼ばれていました。その後、江戸時代の延宝6年(1678年)に湛海律師が寺を再興したときに、「宝山寺」と改名されました。
本尊は不動明王で、鎮守神として歓喜天(聖天)が祀られているため、生駒の聖天さんとも呼ばれています。歓喜天は商売繁盛の神様とされているため、商売関係者からの信仰が篤いお寺です。
大阪市内からも比較的近いこともあり、初詣のスポットとしても人気は高く、多くの人で賑わいます。宝山寺へは近鉄生駒駅そばの参道から登れますが、急な階段が続くので、ケーブルカー「生駒ケーブル」の利用をおすすめします。
「宝山寺駅」下車徒歩10分
- 生駒山 宝山寺
- 奈良 / 寺 / 夜景 / 縁結びスポット
- 住所:奈良県生駒市門前町1-1地図で見る
- 電話:0743-73-2006
- Web:http://www.hozanji.com/