奈良の旧市街「ならまち」のすぐ近くにある「下御門商店街」には、オシャレなカフェがたくさんあります。その中で、「カスタードブリュレの焼氷」というちょっと大人なかき氷が食べられる、ジャズ・レストランバーの「Gentry」というお店を紹介いたします。
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下御門商店街と、Gentryの紹介
まずは下御門(しもみかど)商店街と、商店街内にあるカスタードブリュレの焼氷が食べられるお店「Gentry」について紹介します。
下御門商店街
奈良の旧市街である「ならまち」のすぐ近くにある下御門商店街は、古くは近隣の商店街と一緒に、奈良時代の「興福寺」の境内にあったといわれています。
その後、興福寺、東大寺、春日大社の門前町として、市場の役割を担い、布(奈良晒)や刀、鎧、甲等を扱う店が集まったそうです。そして、江戸中期には現在の商店街の賑わいを見せていた、歴史深い商店街です。
- 下御門商店街
- 奈良 / 商店街
- 住所:奈良市下御門町38地図で見る
- Web:http://www.shimomikado.com/index.html
Jazz&Restaurant Bar「Gentry」
下御門商店街入ってすぐ右手にあるお店です。喫茶店のような外観ですが、Gentryは2018年で34周年を迎える老舗のジャズ・レストランバーです。店外にはたくさんの「氷」マークがあります!
「ちょっと大人なかき氷いかがですか?」というキャッチコピーで売り出されているのは「カスタードブリュレの焼氷」。これに筆者夫婦は心を惹かれ、Gentryに入店しました。
店内は約15名くらい入るような小さなバーで、カウンター席と、テーブル席があります。バーなのでお酒をメインに扱っていますが、ペペロンチーノやピッツァなどのごはんメニューもおいてありますよ(各800円~)。
お酒はだいたい600円~みておくといいでしょう。自分好みの味を伝えると、お勧めのカクテルを作ったりもしてくださります。
そして「Jazz&Restaurant Bar」ということもあり、店内にはオシャレなJazzが流れています!昔懐かしのレコードでかけていることも、趣が抜群です。
また、店内には、びっしりとレコードが詰まっておりました。色褪せた背表紙が、歴史を感じさせる素敵なコレクションです。Gentryでは月に2回、Jazzの生演奏ライブを行っているそうです。全国のJazz好きの方にもたまらないようなバーであること間違いありません。
カスタードブリュレの焼氷
かき氷メニューはこの「カスタードブリュレの焼氷」1品になります(1,000円)。筆者夫婦も入るや否や、「かき氷でよろしいですか?」と聞かれたので、相当人気なことが分かります。
既に入っている若い女性グループもこのかき氷を食べていました。
カスタードブリュレの焼氷の製作工程を紹介
カスタードブリュレの焼氷には、たくさんの素材が使用されています。調理工程を間近で見られるのも楽しみポイントの一つです。
まずは器の半分くらいまでに乗せたかき氷の上に、カスタードクリーム(カスタードプリン)が載せられ、さらにてんこ盛りになるようかき氷をかぶせます。その上には特製のキャラメルソースをトッピング。
その上にさらに、たっぷりのメレンゲでかき氷をコーティング。このメレンゲのふわふわ感もたまりません。そして三温糖をぱらぱらとかけていきます。
バーナーで焦げ目をつけて、ほぼ完成。この時点でもすごくおいしそうですよね。しかし、ここからがラストのメインショーです!
最後にフランベしたコアントロー(フランス産のリキュール)を、かき氷の上からかけていきます!
スタッフの方も、炎が見やすいように、写真が撮りやすいように、と黒いついたてをしてくださりました。間近で見る炎に、筆者夫婦も、ほかのお客さまも釘付けです。
かき氷に燃え移る瞬間も、ぜひ写真で収めてくださいね。5秒くらいで消えてしまうので、1番最初がシャッターチャンスです!
カスタードブリュレの焼氷の味
完成した後は、実際にかき氷を頂きます。クレームブリュレのような、でも中はかき氷で、とても不思議な感覚!炙られたメレンゲも香ばしくて美味しいです。
そして中に入っているカスタードも、これまたかき氷と合わせて食べると最高です。「クレームブリュレ」と「かき氷」をかけ合わせたアイデアはやはりすごいですよね。おしゃれなJazzを聞きながら、ぜひ一度食べてみてくださいね!
- Jazz&Restaurant Bar Gentry
- 奈良 / 居酒屋・バー / かき氷
- 住所:奈良県奈良市下御門町38 御門ビル 1F地図で見る
- Web:https://ameblo.jp/jazz-bar-gentry/