オランダ
オランダ観光
運河のある街並や絵本のような風車のある景色

オランダの名画家フェルメールとレンブラントに関する必見スポット特集

取材・写真・文:

オランダ在住
訪問エリア:25ヶ国

2018年10月5日更新

1,170view

お気に入り

写真:Tompouce

フェルメール、レンブラントと言えば、中世オランダの黄金時代を代表する世界的に有名な画家です。どちちらの画家も、ほぼ同年代にオランダで画家として活動していました。その2人に関する作品や資料、そしてゆかりの地などをまとめて紹介していきます。

この記事の目次表示

フェルメールとレンブラント2人の作品を見られるスポット

まずはじめに、フェルメールとレンブラントの作品が展示されている美術館からみていきましょう。

アムステルダム国立美術館【Rijksmuseum Amsterdam】

  • 写真:Tompouceアムステルダム国立美術館

アムステルダム国立美術館(Rijksmuseum)は、オランダ国内において最大規模のミュージアムで、絵画類だけでもおよそ6,000点ものコレクションを所蔵しています。美術館のコレクションには、オランダ絵画の巨匠レンブラントやフェルメールを含め、中世から現代までオランダの芸術に関する様々な作品を観ることができます。

そして、この美術館の看板でもあり最も注目されているのが、世界三大絵画の一つとも言われているレンブラントの作品『夜警』(Nachtwacht) です。

  • 写真:Tompouceレンブラント『夜警』

この作品は1642年に描かれ、その高さは約3.8m、横幅はおよそ4.5mにも及ぶとても大きな絵画で、世界中からこの『夜警』を一目見ようと、たくさんの人が見学に訪れています。

  • 写真:Tompouce『夜景』が展示されている中央ホール

レンブラントは生涯においてとても多くの絵画を描いており、この美術館でもたくさんの作品を見ることができます。

  • 写真:Tompouceレンブラント、若き頃の自画像
  • 写真:Tompouceレンブラント『トビトとアンナと子ヤギ』

一方で、フェルメールが生涯に描いた作品はさほど多くありません。この後にお伝えする「フェルメールセンター」の情報によりますと、彼が描いた絵画は50点だと推定されており、現在37作品が確認されいます。その内の4作品は、このアムステルダム国立美術館が所蔵しています。数少ない作品の中において4点もの絵画を一度に見られることは大変貴重ですね。

  • 写真:Tompouceフェルメール『牛乳を注ぐ女』

フェルメールの作品もこの美術館では大変人気があり、大勢の人が絵画の鑑賞に訪れています。この美術館で展示されているフェルメールの絵画は、『牛乳を注ぐ女』『小路』『青衣の女』『恋文』以上の4点です。

  • 写真:Tompouceフェルメール『小路』
  • 写真:Tompouceレンブラント『恋文』

筆者が訪れた時には、フェルメールの1作品『青衣の女』が、別の美術館での展示会に貸し出し中で観ることはできませんでした。このように、美術館同士で絵画を貸し出すこともあります。2018年10月から上野で開催されるフェルメール展に、絵画『牛乳を注ぐ女』が貸し出されます。

美術館でのアドバイス

参考までに、人気のあるレンブラントとフェルメールの作品を、混雑を避けてじっくりと鑑賞するのでしたら、入場者数が少ない美術館が開館する9時に入場して、これらの絵画が展示してある2階へ真っ先に行くことをオススメします!

またこちらの美術館ではオーディオガイドの端末を、5ユーロ (約660円) で貸し出しをしていますが、スマホをお持ちでしたら美術館専用の無料アプリを使用することができます。このアプリを使用する場合は、美術館内の無料インターネットとブルートゥースを起動させると、日本語による説明を聞くことができます。

美術館内での写真撮影は可能ですが、フラッシュの使用は禁止されていますので、事前にカメラやスマートフォンの設定を確認しておきましょう!

入場料:大人 €17.50ユーロ(約2,310円)、18歳以下 無料
アムステルダム国立美術館
オランダ / 博物館・美術館
住所:Museumstraat 1, 1071 XX Amsterdam地図で見る
電話:+31 (0) 20 6621 440
Web:https://www.rijksmuseum.nl/jp/general-information-...

マウリッツハイス美術館【Mauritshuis】

  • 写真:Tompouceマウリッツハイス美術館

オランダでフェルメールとレンブラントの作品が一緒に観られるもう一つの美術館が、デン・ハーグにある「マウリッツハイス美術館」です。この美術館は、主に17世紀のオランダやフランダース地方(フランドル地方)を代表とする名画家(ブリューゲルやルーベンスなど)のコレクションを展示しています。

  • 写真:Tompouceマウリッツハイス美術館内

アムステルダム国立美術館と比べると小さな美術館ですが、中世オランダ黄金時代の巨匠とも言われる名画家達のコレクションを、200点以上も集ており「宝石箱」とも言われています。

この美術館は、フェルメールの絵画を3点所蔵しており、その中で最も注目する絵画が「北のモナリザ」とも称されている『真珠の耳飾りの少女』です。

  • 写真:Tompouceフェルメール『真珠の耳飾りの少女』

他の2作品については『ディアナとニンフたち』と、フェルメールの作品では数少ない風景画の一つ『デルフトの眺望』が展示されています。

  • 写真:Tompouceフェルメール『ディアナとニンフたち』
  • 写真:Tompouceフェルメール『デルフトの眺望』

レンブラントの作品に関しては、彼の出世作ともいえる有名な絵画『テュルプ博士の解剖学講義』が、この美術館にあるのです!

  • 写真:Tompouceレンブラント『テュルプ博士の解剖学講義』

レンブラントは画家としては珍しく数多くの自画像を描いており、このマウリッツハイス美術館でもいくつかの自画像を見ることができます。

また「光と影の魔術師」とも呼ばれているレンブラントの作品には、明と暗、つまり光と影の表現が特徴的で絵画『シメオンの賛歌』は、その特徴をよく表している作品の一つです。

  • 写真:Tompouceレンブラント晩年の自画像
  • 写真:Tompouceレンブラント『シメオンの賛歌』

美術館でのアドバイス

こちらの美術館でも、先にお伝えしたアムステルダム国立美術館と同様に、スマホで美術館専用の無料アプリを使用することができます。操作方法も同じようにアプリをスマホにダウンロードして、美術館内の無料インターネットを利用します。日本語にも対応していますので是非使ってみましょう!

この美術館でも写真撮影は可能ですが、フラッシュの使用は禁止となっています。

入場料:大人 €15.50ユーロ(約2,045円)、18歳以下 無料
マウリッツハイス美術館
オランダ / 博物館・美術館
住所:Plein 29, 2511 CS Den Haag地図で見る
電話:+31 70 302 3456
Web:https://www.mauritshuis.nl/nl-nl/bezoekinformatie-...

次のページを読む

オランダの旅行予約はこちら

オランダのホテルを探す

オランダの航空券を探す

オランダのパッケージツアーを探す

オランダの現地アクティビティを探す

オランダのWi-Fiレンタルを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※この記事は2018年10月4日に公開した情報です。
 記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事

オランダのおすすめ観光地・名所12選!

世界遺産に登録されている運河地区をもつアムステルダムをはじめ、観光で訪れたい魅力的な都市や街が多いオランダ。風車が並ぶ光景が楽しめる街に、古い街並みが風情を感じ...

【オランダ】GWがチューリップの見頃!キューケンホフ公園の見どころ6選

オランダを代表する花・チューリップが咲き群れる風景で有名な「キューケンホフ公園」。日本のGW期間を利用して訪れれば、時季的にチューリップの見頃にもぴったりなんで...


★オランダ・アムステルダム★フォトスポット7選

水の都として知られる、オランダの首都アムステルダム。運河地区は世界遺産に登録されており、中世の街並みがそのまま残っています。日本からヨーロッパ各国を訪れる際に、...

小さな漁村フォーレンダムで昔ながらのオランダを散策!

オランダの観光地の一つで、かつて漁村として大変栄えていたフォーレンダムは、アムステルダムから北東にあるマルケン湖に面した所に位置してます。今では小さな観光地とし...


オランダ絵画が大集結!激レアなフェルメール作品を4点も収蔵するアムステルダム国立美術館

「フェルメール」という画家をご存じですか?青いターバンが印象的な「真珠の耳飾りの少女」を描いたオランダの画家です。「光の魔術師」との異名を持つフェルメールが画家...

この記事を書いたトラベルライター

オランダより情報発信
仕事でオランダに渡り、日本で見ることのできない風景や建物に出逢い、何気なく住んでる土地でも、ふと気付けばその「素晴らしさ」に気付き、皆さんにお伝えしようと考えるようになりました。
自分では日常的に生活してる場所でも、視点をかえると大変興味深い発見があります。

そんなスポットを、お伝えしていきたいと思ってます。

Traveloco(トラベロコ)を通じて、ガイドもおこなっています。
エリア:オランダ
ロコ名:アルト
https://traveloco.jp/loco/arto_shack

記事で紹介した場所にも、ご案内いたします!

必見!オランダ鉄道の切符の買い方から乗り方まで徹底ガイド

鉄道は、旅行においてとても便利な移動手段の一つです。そしてオランダは、ヨーロッパの中でも鉄道路線が充実しており、たくさんの人に利用されている重要な交通手段です。...

【オランダ】北欧最大のアウトレットも!ショッピングの街・ルールモント

ヨーロッパにおいてもアウトレットショッピングモールは各地に多数ありますが、オランダの南東部に位置しているルールモント (Roermond) の街にあるアウトレッ...


小さな漁村フォーレンダムで昔ながらのオランダを散策!

オランダの観光地の一つで、かつて漁村として大変栄えていたフォーレンダムは、アムステルダムから北東にあるマルケン湖に面した所に位置してます。今では小さな観光地とし...

オランダ最古の美しい都市・マーストリヒトの必見スポット13選!

マーストリヒト(Maastricht)は、オランダ東南部のマース川沿いにあるオランダ国内で最も古い都市で、歴史的にも大変貴重な建物などが多く見られます。ここでは...


【ドイツ】ケルン大聖堂とライン川の絶景スポット!

ケルンは古代ローマ時代から2,000年以上の古い歴史を持つ都市で、街の中心部にあるケルン大聖堂は世界的にも大変有名です。大聖堂やケルンの中心部を流れるライン川を...

トラベルライターアワード受賞結果発表トラベルライターインタビュー Vol.2 bluemoonさん

アプリ「Pokke」でオランダの音声ガイドを聴く

オランダの観光スポットの音声ガイドをアプリ「Pokke」で聴くことができます。

旅行前にダウンロードしておけばオフラインでも使える!
プロのガイドに案内されるように旅を楽しめる!

Pokkeについて

【トラベルライターインタビューVol.2】NY記事50本超え!人気記事を多数生み出しているbluemoonさんの執筆のコツとは?