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リムジンで行く!ロングアイランドのワイナリーツアー(ニューヨーク)

取材・写真・文:

兵庫在住
訪問エリア:18ヶ国

2019年6月19日更新

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ニューヨーク州のマンハッタンに隣接するロングアイランドは自然豊かな土地で、その「ノース・フォーク」はワイナリーの宝庫!広大なエリアに葡萄畑が広がり、ワイナリーツアーも豊富です。中でもリムジンで至れり尽くせりランチ付きのツアーが大人気!リムジンって…一体どんな内容なの?!と、気になるこのツアーをご紹介いたします。

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【 Long Island ロングアイランド】はニューヨーク州のどこにある?

ニューヨーク州といえば マンハッタン ですが、ニューヨーク州全体からすると、マンハッタンは「点」ほどの面積。

その面積とは比べ物ならないくらい大きな島が、マンハッタンのすぐ東にある東西に長〜い 【 Long Island ロングアイランド】です。

マンハッタンの東を流れるイースト川を渡った、 Brooklyn ブルックリン からのマンハッタンの光景は有名ですし、NYの空の玄関口、ジョン・F・ケネディ国際空港ラガーディア空港 もあります。

一概には言えませんが、ロングアイランドは、マンハッタンで働く人たちの自宅や別荘があるなど、裕福な方達が住んでいる島とも言われています。確かにマンハッタンへの交通網も整備されており、列車でも車でもマンハッタンへはアクセス便利!

また、ロングアイランドは土地が豊か。広々とした邸宅や公園、ハーバーもたくさんあり、とてものびのびとした雰囲気なんです。

ロングアイランドの「ノース・フォーク」はワイン造りが盛ん

さて、そんなロングアイランド、地形を見るとちょっと面白い形をしています。東に向かって伸びるカニのハサミのような感じ。

アメリカでは「フォークみたいな形」ということで、その東先にあるハサミの北側を「 North Fork ノース・フォーク」、南側を「 South Fork サウス・フォーク」と言います。今回ご紹介するワイナリーがいっぱいあるエリアは「ノース・フォーク」

ここには50近くのワイナリーがあり「ニューヨークのボルドー」とも言われています。

ニューヨークというと、真夏はジメジメ蒸し蒸し暑い!なのに、真冬は氷点下10℃で極寒!というイメージがありますが、ノース・フォークは海風のおかげで、緯度のわりに温暖。11月頃まで暖かいそうで、フランスのボルドー地方に似た気候です。

だから、メルロー、カルベネ・ゾーヴィニヨン、シャルドネ などのヨーロッパ伝統品種を多く栽培できるのですね。

また、ただワイナリーが多いだけではありません。マンハッタンから近いということもあり、ワイナリーツアーも豊富!

「リムジン」でワイナリーツアーを楽しもう!

日本で「リムジン」と聞くと、“高そう!” とか “セレブだなー!” というイメージが強いですよね。でも、ロングライランドではリムジンツアーは気軽に利用されています。

ワイナリーの駐車場でも、ご覧の通り!何台もリムジンが停まっています。

ほとんどのワイナリーは車でしかいけないような場所にあり、自分たちで車で行こうとすると必ず誰か一人が犠牲者(運転手)に…。バスツアーでは集団行動になるので場所も時間も縛られる…。

でもリムジンツアーを頼めば、すべて運転手さんがお望み通りのワイナリーに連れて行ってくれて、自由に回れますし、1日コースであればランチ付き。

それに、リムジンの中は「お部屋」のようなものなので、移動する間もワイワイ楽しめます。車内にデフォルトで置いてあるウィスキーなどのお酒も飲み放題!…ですが、ワインを飲む前に酔っ払ってしまわないようご注意ください(笑)。

【LI VINEYARD TOURS®】での1日の流れ

リムジンツアーを行なっている会社は多々ありますが、筆者は2004年の創業以来、人気のある【LI VINEYARD TOURS®】を利用しました。他のリムジンツアー会社もほぼ同じスケジュールだと思うので、【LI VINEYARD TOURS®】を参考に1日の流れをご紹介します。(ホームページはこちら

いざ出発!

タクシーのようにどこにでも迎えにきてくれます。ちなみに、マンハッタンから行く場合、ノース・フォークまではおよそ2時間半とちょっと長いですし、door to door なので距離によって料金が変わります。

しかも、マンハッタンに隣接するブルックリンやクイーンズのハイウェイはいつも混んでいるので、LIRR(ロングアイランド鉄道)で「Mineola」駅のような特急が停まる駅まで行ってからピックアップしてもらう方が、時短にもなるし割安になると思います。

1日8時間で3〜4ワイナリー

ワイナリーではテイスティングやワイン選びをゆっくりしたいですよね。グラスを片手に葡萄畑を散策するのも気持ちが良いです。

そんな過ごし方を考慮すると、1日で訪問するのは3〜4ワイナリーがオススメです。10時くらいに最初のワイナリーに到着し、夕方ごろには終了…という流れがベストかと思います。

ランチ付きOK!持ち込みもOK!

1日かけてのツアーになるので「ランチはどうなるの?」と心配になるかもしれませんが、これもちゃんとリムジンツアー会社がランチボックス(サンドイッチなどの軽食)を用意してくれます。もちろん、自分が行きたいワイナリーのレストランで食べるのもよし、フードの持ち込みもOK、いろいろアレンジしてくれます。

どのワイナリーにする?

ノース・フォークにはとてもたくさんのワイナリーがあり、よっぽど道が狭いワイナリーでない限り(=リムジンが通れない道)、リクエストすれば連れて行ってくれます。人気の高いワイナリーについては ホームページ にもありますのでご参照ください。

また「初めてだからどこに行ったら良いか分からない」という場合は、お任せにしちゃえばOKです!ロングアイランドで人気のワイナリーツアーをアレンジしてくれるはず。

テイスティング料金も含まれています

ツアー料金にはテイスティング料金も含まれるので、いちいちお財布を出す手間はありません。ただし距離、どこに行くか、時間…などによってアレンジできる = 皆様がやりたいことによって料金が変わります。

参考になると良いのですが、筆者の場合、ロングアイランドの真ん中あたりのホテルでピックアップしてもらい、4つのワイナリー巡り、ランチボックス付きで$300(約40,000円)でした。

車内はちょっと窮屈でしたが(笑)、友達や家族で9人でしたので、みんなでワリカン…と考えると、とっても安いですネ。もちろん人数によって車種も変えてくれます。

ちなみに、ワイナリーは【LI VINEYARD TOURS®】のお任せチョイス。どのようなところに行ったのか、ご紹介いたします。

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この記事を書いたトラベルライター

じっとしているのは耐えられない旅行好き&飲兵衛です
日本在住ですがアメリカで生活したこともあり、その時にすっかりアメリカ大陸の自然に魅了されました。それ以来、帰国しても日本の自然の素晴らしい場所をあちこち旅行するのが好きです。1児の母でもありますので、“子連れで行くとどんな旅になる?!”という視点も織り交ぜていろんな場所をご紹介できればと思っています。
http://blog.goo.ne.jp/makiko0213ha

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